アナルフリーダム-第15話 3120文字 優香

アナルフリーダム-第15話

夫の不倫を知った私は茫然自失のまま万引きしてしまうが、ある男性に救われる。
人生に絶望した私は、沖縄の彼の住まいに招待され美しい女性と出会い、生まれ変わる。

作家名:優香
文字数:約3120文字(第15話)
管理番号:k133

「楓さんは、私とはしても、彼とセックスしてないわね?」
「何時もはしてるわよ。夜眠る前も、朝眼醒めた時も、昼間だって。どっちからでも、欲しくなった時にするのよ。だから何時も裸でいるの」
「じゃあ、私に遠慮してるの?」
「それは秘密よ」

楓は秘密だと言ったが、私の想像は当たってるはずだ。
彼と楓がセックスして、それを視ている私が興奮して、その勢いだけで彼にセックスを望む。
それは、自然に湧き起こる私の欲望ではないからだと、いう事なのだろう。
彼の片付けが終わるのを待ってから、浴室に行って浣腸を施し合い、排泄を済ませてから、愛撫し合うように互いの裸身を洗い合い、シャワーを浴びて二階に上がる。

ずっとしているように、腕枕をしてくれる彼を真ん中に三人で横たわり、彼の裸身の上で楓とキスを貪り合い、乳房を愛撫し合う。
乳房が彼の胸に擦れ、私の女性器が太腿で挟んだ彼の太腿に触れる。
先刻から媚肉の奥底が疼き続けている。
無意識に尻肉が蠢き、女性器を彼の太腿に擦り付ける。
興奮した楓も、反対側で同様にしていた。

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彼の両方の太腿が私と楓の膣孔から溢れる愛液で濡れ光っていた。
その付け根で彼の男根が勃起した。
私と楓の痴戯を視て興奮したのだ。
私と楓の愛液を滴らせている女性器が太腿に触れているのを感じて勃起してくれた。
嬉しい。

素直にそう感じた。
彼とセックスしたい。
この彼の勃起で、膣粘膜を擦り立てて欲しい。
肛門でも彼の勃起を受け容れて、気が狂うほどエクスタシーを貪りたい。
そう想うだけで媚肉の奥底の疼きが激しくなる。

しかしやはり、それを言葉にするのが恥ずかしかった。
かつて欲望を言葉にした事は一度もなかった。
楓に対しては出来た。
一昨日も昨日も性欲が極限まで昂まっていたからだ。

彼の視線の先で、愛する楓に浣腸を望む事も素直に出来た。
浣腸でも快感を味わいたいと、言葉に出来た。
浣腸されている時の快感も言葉に出来た。

言おう。
もう過去の私とは違う。
ここで生まれ変わったのだ。
彼もそれを望んでいるはずだ。
楓も認めてくれているのだ。

彼に、楓に浣腸される恥態を晒し、人間として最低の排泄を晒し、肛門でエクスタシーを極める痴態さえ晒したのだ。
その最低の痴戯を、彼はずっと微笑みを浮かべて視詰めていてくれた。
彼に対して、これ以上何を拘る必要があるだろうか。
そして、真に、その為に彼は私をここに招いたのだ。

「わ、私を、だ、抱いて、お、おま〇こ、し、して」
私は裸身を起こし、彼の眼を視詰めて喘ぎ、彼の勃起を掌で包んだ。
「やっと言えたね」
彼が私の髪を撫でながら囁いた。
やはりそうだった。

彼の下腹部に貌を埋め、勃起の付け根で指を添え、先端から口に咥える。
生まれて初めて自分の意志でフェラチオをする。
彼の勃起が私の口の中でさらに硬さを増した。
嬉しい。
私は夢中で舌と唇を遣った。

彼が愛しい。
この勃起が愛しい。
夫の勃起を愛おしいと感じた事はなかった。
元恋人の勃起でさえ、これほどまでに愛おしいと感じられなかった。
これ程までに、勃起を自ら愛撫したいと感じたのは生まれて初めてだった。

「良かったわね。亜由美さん」
楓が横から私の乳房を愛撫する。
「楓さん?」
「彼がね、亜由美さんの前で私達がセックスすると、亜由美さんが成り行きの勢いで“私もして”って言葉にするだろうからって。だからしなかったのよ。それと、今までみたいに私に言わされるのじゃなくて、あくまでも亜由美さんが自分の欲望を言葉にするまでね」

やはりそうだった。
楓も知っていたのだ。
あの日、彼に全てを打ち明けた時、彼が感じたのだ。
私の不幸は私が自分の欲望を曝け出していないからだという事を。
そして彼と楓が協力して、私を変えようとしたのだ。

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いや、私が自分自身で変わるように、変われるように仕向けたのだ。
私が二人にどんな愛撫を望んでも、また、二人に対して、私自身からどんな形でセックスを仕掛けても、二人は受け容れてくれるのだ。
「あ、貴方の、ち、ち○ぽ、欲しい。お、おま○こに。お、お尻にも、ほ、欲しい」
生まれて初めて口にする、男性器の俗称も、女性器の俗称も、欲望のままに口を衝いて出た。
彼の腰に跨がり、唾液塗れの勃起を膣孔に宛がい、尻肉を沈めた。

欲望を言葉にするのも、行動に移すのも、勿論、冷や汗が噴き出る程恥ずかしかった。
しかし、今は、彼と楓に対しては出来る。
かつては一度も、自らの意志で、自らの欲望のままに男性に跨って、勃起を自ら膣粘膜に導いた事はなかった。
今は、自然にそれが出来た。
「ああ、ち、ち○ぽ、挿って来る。お、お〇この奥っ、い、良い。感じる」

彼の勃起の先端が子宮孔をこじ開けた感触があった。
自分の膣粘膜の快感を探るように前後左右上下に振り立てる。
一気に滴り溢れた愛液の淫猥な濁音が、私の喘ぎと共鳴するように響く。
「ああ、す、すごいっ。い、良いっ。ねえ、あ、貴方っ、か、楓さんっ、わ、私っ、も、もう、イ、イクわっ。イクイクイクーッ」
私は一気にエクスタシーの絶頂を極めていた。

火が点き、激しく燃え盛る性欲の炎は、さらに激しく燃え上がる。
「ああ、ま、未だっ、イ、イキたいっ。も、もっと、ち、ち〇ぽっ、お、奥までっ、ほ、欲しいっ、も、もっとっ、イ、イキたいっ」
私は痙攣が収まるのを待たず、今度は膝を立ててしゃがみ、再び尻肉を振り立てた。
さっきより、はるかに自由に激しく動ける。
「ああ、い、良い、お、おま〇こっ。す、すごいのっ。ち、ち〇ぽっ、い、一杯っ。

イ、イクわっ。ま、またっ、イッちゃうっ。イ、イクイクイクーッ」
さっきよりも大きなエクスタシーの波が私を飲み込み、裸身を痙攣させる。
今度は肛門に彼の勃起を咥えたい。
彼の勃起で、お尻でもイキたい。
「ああ、お、お尻も、し、したいの。お尻の孔に、あ、貴方の、ち、ち〇ぽ、欲しい。あ、貴方の、ち、ち〇ぽで、お、お尻でも、イ、イキたいの」

私は、彼から、楓から促されるまでもなく、今度も自ら自然に言葉にした。
それ処か、自然に、愛液に塗れた勃起を膣粘膜から抜き出し、その先端を肛孔に宛がい、ゆっくり尻肉を沈めていた。
生まれて初めてのアナルセックス。
楓の指ではない、彼の勃起。
それも自ら進んで求めて。

「ああ、お、お尻の孔っ、き、きついわ」
楓と一緒に浣腸排泄して解れたはずの肛孔が、わずかの間にきつく閉じたのだろうか。
強い拡張感が肛孔を襲う。
それを堪えて、何度か出し挿れしながら、少しずつ勃起の先端を咥え込んで行く。
勃起の最も太い部分が肛孔を圧し拡げて、一気に根元まで潜り込んで来た。

「す、すごいっ、い、良いの、お、お尻の孔っ、ひ、拡がっちゃうっ」
私は夢中で尻肉を蠢かし、少しずつ彼の勃起を肛門粘膜で咥え込んで行く。
やがて彼の恥毛の叢が私の尻肉に密着したのを感じた。
「ああ、あ、貴方のっ、ち、ち〇ぽっ、わ、私のお尻の孔にっ、い、一杯っ」
彼が私の動きを促すように、軽く下から突き上げた。

私は、ゆっくりと尻肉を上下に蠢かし始めた。
膣孔から溢れ滴る夥しい愛液が私の肛孔と彼の勃起に塗れ、また、肛孔も柔らかく解れて来て、動きが滑らかになるのを感じる。
私は、生まれて初めての男性の勃起を肛門粘膜で咥え込み、肛門の快感の在り処を探るように、前後に、左右に、そしてまた上下に、尻肉を振り立てる。
「ああ、良いのっ。お、お尻の孔っ、た、堪んないっ。す、すごいのっ」

媚肉の奥底で渦巻いていたエクスタシーの嵐が堰を切った。
「わ、私っ、お、お尻っ、ち、ち〇ぽでっ、イ、イクわっ、イクイクイクーッ」
生まれて初めてのアナルセックスでの、エクスタシーを極めた。
ここに来てから少しずつ弾けていた心の中の枷が完全に壊れた。
貪欲な肛門が更に激しいエクスタシーを求めていた。

(続く)

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