アナルリベンジ-第10話 2930文字 優香

アナルリベンジ-第10話

愛する娘が残虐非道の扱いを受け、自殺する。復讐を誓ったおれは、娘の担任の妻を襲う。

作家名:優香
文字数:約2930文字(第10話)
管理番号:k137

「き、来てっ、一杯出してっ、お、お尻に下さいっ」
美奈子がさらに激しく尻肉を躍動させながら、乳房を揉み立てるおれの両腕を痛い程わし掴みにして、火を吐く様に熱く喘いで美貌を快感に歪め、眉を顰めて官能に潤んだ瞳でおれを視詰める。
その表情の何と妖艶で美しい事か。
おれは痛い程の射精感に心身を委ねた。

「せ、精液っ、お、お尻の奥にっ、い、一杯出てるっ、イ、イクッ、イクッ、イクーッ」
美奈子が裸身を仰け反らせて宙に静止させた。
おれの精液の噴出を肛門奥底で味わっているのか。
「す、すごいのっ、お、お尻っ。い、良いっ、す、すごいのっ」
美奈子が爪を立てる程おれの腕を握り締め、譫言のように快感を言葉にして、何度も襲い来るエクスタシーの波に裸身を痙攣させた。

その度に美奈子の肛孔が収縮弛緩を繰り返して、おれの勃起を締め付ける。
やがて美奈子がおれに覆い被さり、漲りを失った男根が美奈子の肛門から圧し出された。
「あーん。だ、だめだわ。く、癖になりそうよ」
“貴方のち〇ぽを、一日中私のおま〇この中に挿れておきたい”と昨日言った美奈子が、肛孔から抜け出た男根を追い掛けるように尻肉をくねらせ、妖艶な色を残した美貌に恥じらいを浮かべた。
「そんなに良かったのか?」

テディプレイスーツ一覧02

美奈子の髪を撫でてやる。
「は、初めてだったけど、すごいの。お、おま〇こで、イ、イクのと少し違うの。女の奥の感じる部分をわし掴みにして揉みくちゃにされるみたいだったわ。貴方はどうだった?貴方も、お、お尻でするの、初めてだったんでしょう?」
美奈子がおれの顔を覗き込んだ。
普段は上品で清楚なのに、一旦官能に火が点くと貪欲な性の虜になって、肛門でさえ快楽を貪る美奈子を、心から愛してしまっていた。

「ああ、初めてだ。肉体的な刺激はおま〇こほどじゃないな。お前があんまりいやらしいから興奮したんだ」
「嬉しいっ、やっぱり私を愛してくれてるのね!」
おれは図星を突かれて戸惑った。
「何で?どういう方程式でそんな結論が出て来るんだ?」
「だって、普通の男は相手がどんな女でも、肉体的な刺激があれば射精するけど、貴方は愛していない女から肉体的な刺激を受けても、ぼ、勃起しないし、射精しないんでしょう?」

確かに、おれは生涯最高の女と思えた妻を亡くして数年経って、少しずつではあるがショックから立ち直った頃から、職場の女や仕事上で知り合った女と深い仲になる契機がなかった訳ではないが、生来の引っ込み思案のうえ、妻と同じレベルの女でなければ、交際いたいとも抱きたいとも想えなかったし、風俗でもだめだった。
おれは返答に窮していた。

「だけど、おれも結局、あいつらと同類なんだ。男なんて皆同じだな」
おれはふと想い着いたままを言葉にした。
「何が?」
美奈子が真貌になった。
「お前に浣腸してウンチさせて悦んで、けつの孔でセックスして、興奮して射精して」

「違うわっ。貴方は違うっ。貴方が最初に、私に浣腸したのは、ウンチするのを写真に撮ったのは復讐の為でしょう?実際ち〇ぽがおっきくならなくて私のおま〇こに挿れられなかったじゃない。さっきは私がお願いしたから浣腸してくれたのでしょう?昨日だって、私の恥ずかしい写真も、私のいやらしい格好も、あいつに視せたくないって言ってくれたわ」
今まで「浣腸」「ウンチ」「ち〇ぽ」「おま〇こ」という言葉を口にする度に恥じらい、口籠っていた美奈子が、一度も躊躇する事無く、訴えた。

美奈子が必死でおれを説得しようとする、その真剣さが嬉しかった。
「そ、そうだな」
事実、その通りだったが、美奈子はおれを信じ切っているようだ。
勿論、おれも完全に美奈子を愛してしまっていた。
「ねえ」

美奈子が急に悪戯っぽい眼をして微笑んだ。
「何だ?」
「美奈子、愛してるって、言って」
「ばかっ、そ、そんな事」
「だめよ。ごまかしても。私、もう判っちゃってるんだから」

「だ、だったら良いだろ」
「だめ、ちゃんと言って欲しいの」
女は言葉を求めるものなのだろうか。
想えば、妻にはセックスしている時以外でも良く言っていた。
「はいはい。愛してますよ」

おれは照れ臭さをごまかした。
「だめ、ちゃんと、真剣に」
美奈子が眼を閉じて鼻を鳴らし、美しい唇をおれの唇に軽く重ねた。
「美奈子、愛してる」
言い終わったとたん、美奈子が甘い鼻息を洩らしながら、おれの唇を貪って来た。

コーヒーを飲み、昼食を採り、夕方までベッドで抱き合い、何処をどうするでもなく、互いに愛撫し合う。
美奈子はおれを完全に信頼し切って自分を曝け出しているし、おれも知り合ってわずか二日目だというのに、もう美奈子の虜になっていた。
夜の帳が降りる頃、おれは美奈子を誘った。
「餌を獲りに行くぞ」
「餌?って?」

「呑みながら説明する。岡井に、今夜は遅くなるから帰らないって伝えとけ」
「良いの?帰らないで一緒にいても良いの?嬉しい」
一緒にダイニングに入り、下着を身に着けた美奈子がおれに抱き着いて来た。
「餌を釣るのは、多分、お前の方が良いからな」
「何でも良いわ。貴方と一緒なら」

美奈子が嬉しそうに携帯をバッグから取り出し、番号を押して、真貌になった。
「美奈子です。結婚する前のお友達からお誘いがあって、これから二人でお酒呑むの。その人の処にお泊りして、明日のお昼頃帰るわ」
言うだけ言うとすぐに電話を切り、無邪気に舌を出して笑った。
やはり、美奈子は機転が利く。
言葉だけ聴くと、酒を飲む相手が昔交際っていた男性かと想わせる。

ストッキング01

「返答は聞かないのか?」
「良いの。あんなやつ、だめなんて言わせない。それに、その方が私をもっと疑うでしょう?ああ、嬉しいわ。貴方と朝まで一緒なんて」
美奈子がキスをねだり、応じてやると、ジーンズの上からおれの男根を掌で弄って、ファスナーを下ろそうとした。
「出掛けられないじゃないか」
「だって」

「ほら、行くぞ」
膨れっ面になった美奈子を急かし、洋服を身に付けて出掛ける。
今日は、濃いベージュのニットのスーツだ。
陽が落ちると肌寒くなる季節になった。
娘が使っていたコートを羽織らせ、渋谷に向かう。
駅に着き、公園通りを歩く。

電車の中でも、駅でも、雑踏の中でも、学校帰りだろう、女子高生達が屈託なくはしゃいでいるのを観て、日記に書かれてあった娘の悲痛な想いが脳裏を過ぎる。
彼女達は、普通の高校生活と普通の恋愛を楽しんでいるのだろう。
そうであって欲しい。
由紀子のような犠牲者はもう出て欲しくない。

「ねえ」
美奈子が斜め後ろからおれの袖を引っ張って声を潜めた。
「何だ?」
振り返ると、美奈子が伏し目がちになって唇を尖らせていた。
「腕、組んで良い?」

「断りもなしにち○ぽしゃぶるやつが、何を遠慮してるんだ」
「だって、外だから」
美奈子の意外な言葉に呆れて言うと、美奈子が嬉しそうに美貌を綻ばせて両腕を絡めて来た。
本当に、おれとセックスする際は淫乱を極める美奈子が、普段の言動は控え目で慎ましやかだ。

計画に必要なプリペイド携帯をおれと美奈子の分購入してから、以前行った事のあるショットバーに入る。
おれはワイルドターキーをロックで、美奈子は水割りでオーダーした。
「辛いぞ。呑めるか?」
「貴方と同じのを呑みたいの」
「少しは良いが、酔っ払うなよ」
「大丈夫。割りと強いわよ」

(続く)

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