アナルフリーダム-第8話
夫の不倫を知った私は茫然自失のまま万引きしてしまうが、ある男性に救われる。
人生に絶望した私は、沖縄の彼の住まいに招待され美しい女性と出会い、生まれ変わる。
作家名:優香
文字数:約3060文字(第8話)
管理番号:k133
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そんな事って!
信じられない。
二人が、前以て?
相談して?
この別荘に私を誘ったのは?
まさか!?
思考が停止した。
背後の彼の視線が酷く気になる。
楓が繋いでいた手を離すと、シャワーを手にしてノズルを外し、私を抱き締めた。
何を、どうするのだろう?
楓が私を抱き締め、唇を重ねて貪る。
それに応じて楓の唇と舌を貪る私の尻肉を掌で割った。
先程の楓の愛撫で柔らかく解れ切って、拡がった肛孔。
私の女陰に溢れた愛液を、何度も指先に塗して、肛孔に塗り付けるようにして、肛孔をさらに柔らかく解す。
気持ち良い。
心が混乱して動揺しているのに、再び快感が込み上げて来る。
熱い喘ぎが唇を閉ざす事が出来なくなる程噴き出る。
彼の視線の先で、楓に肛門を愛撫されて快感を覚える。
肛孔への楓の指の愛撫で、尻肉が無意識に蠢く。
彼が背後で視ている。
肛門で快感を貪り、裸身を悶えさせている私を彼に視られている。
楓の指を咥えて洞を開き、蠢いている私の肛孔を視られている。
彼も、私が肛門で快感を覚える事にとっくに気付いたはずだ。
妖しい官能が媚肉を一気に疼かせる。
楓の指が肛孔から抜け、その代わりに硬い何かの感触を感じた瞬間、それが肛門内部に潜り込んで来た。
何?
まさか?!
シャワーのホース?
シャワーのお湯を肛門の中に入れるの?!
私のお腹はどうなる?!
腸内が一杯になったら、お尻の孔からお湯が噴き出す!
中に溜まっているウンチも一緒に!
今?!
ここで?!
彼が視ている前で?!
何て事!
やはり、彼は知っていた?
私と楓が浴室に来て?
私が浣腸され、排泄するのを視るために?!
出来ない!
楓に浣腸される事だけでも身が縮む想いだ。
それを背後で彼が視ている。
信じられない!
眼の前に便器があるのに気付いた。
ここはユニットタイプで、私のマンションのようなセパレートトイレではない。
浣腸され、ここで便器にしゃがんで、二人が視ている前で、排泄を晒す?
頭の中がさらに混乱状態になった。
逃げ出したい。
「ああ、こ、こんなっ、い、いやっ、ねえっ、か、楓さんっ、い、いやよっ」
腰を引いて裸身をくねらせる私を、楓がさらにきつく抱き締める。
私の肛門粘膜が、恥ずかしいほど簡単にホースを奥まで飲み込んで行く。
どれだけ奥まで入るのだろう?
どこまでホースを入れるのだろう?
私はどうなるのだろう?
「入れるわよ」
楓が耳元で囁いた瞬間、肛門の奥に温かい感触が起こった。
「い、いやーっ」
下腹部が一気に膨らむ。
その膨らみの感覚と膨張感が一気に下腹部に降りて来る。
「い、いやーっ、ゆ、許してっ」
無意識に尻肉を引くが、楓が私を強く抱いたままわし掴みにして離さない。
下腹部に膨張感が起こり、すぐに腸内に伝わった。
お湯が腸内で渦巻くのが判った。
「ああ、ト、トイレにっ!」
傍にある便器にしゃがもうとしたが、楓が私を強く抱き締めていて動けない。
まさか?!
このままで?!
立ったまま?!
ホースをお尻の孔で咥えたまま?!
ウンチが出るの?!
彼が私の背後で視ている!
「い、いやっ、いやーっ」
せめて、便器に掛けてさせて!
言葉にするには遅過ぎた。
肛孔が一気に弾けた。
淫猥な破裂音を立てて肛孔を圧し拡げ、ホースの隙間からお湯が激しく噴き出した。
溜まっていた小便も噴き出し、飛沫いた。
「いやーっ、視ないでーっ。いやーっ」
腸内に溜まっていた大便の塊が肛孔とホースの隙間をこじ開けて出て来る感触が、何度も起こる。
何という事。
生まれて初めて浣腸された。
自分でした事さえなかった。
そして、楓が、彼が視ている前で、排泄を曝した。
およそ、この世で最も恥ずべき行為を。
私はただ楓にしがみ付いて震え、嗚咽を洩らし、立ちすくんでいた。
腸内の湯が少なくなると肛孔が閉じ、またお湯が腸内を満たす。
「いやーっ、ま、未だっ、み、視ないでっ」
一杯になると、肛孔とホースの隙間をこじ開けて排泄液が噴き出す。
どれだけ時間が経っただろう、ホースが肛門を抜け出した。
楓が私を片手で抱いたまま、排水溝の蓋を開け、床に溜まり、散らばった排泄物をホースのお湯で流して行く。
自分の排泄物を他人に始末される。
「ああ、い、いやよっ。は、恥ずかしい」
浴室内に、排泄臭が充ちていた。
排泄物を楓にも彼にも視られた事が恥ずかしかったが、排泄臭を嗅がれたのも恥ずかしかった。
「い、いやっ」
時折、腸内に残っていたお湯が淫猥な破裂音を立てて噴き出す。
彼と楓に、私の最も恥ずべき姿を曝した。
また私の心の何処かで何かが大きく弾けた。
後処理を終えた楓が、茫然と立ちすくんでいる私を抱き締めた。
「お尻の中、きれいになったわ」
両手で尻肉を割り、女陰を指で愛撫する。
私、なんて事。
驚いた事に、楓の指が滑るほど、私の女陰は滴った愛液に塗れていた。
それはさらっとしているはずの尿液ではなく、肛孔から噴き出したお湯でもなく、明らかに粘り気を帯びていた。
私は、浣腸され、排泄を晒したのに、それで官能を覚えていた。
人間として最も恥ずべき排泄という行為を晒してさえ、やはり快感を覚えるのか?
愛液を塗した楓の指が、浣腸排泄で完全に柔らかく解れ切った肛孔に潜り込んで来た。
「ああ」
気持ち良い。
お尻の孔が感じる。
さらに、肛孔に挿入された指が増えて来て、両手の人差し指と中指が第二関節までめり込んでいる。
媚肉の奥底の疼きが激しくなった。
「い、いやっ」
腸内に残っていたお湯が、楓の指の刺激を受けて洞を開いた肛孔から、淫猥な破裂音を立てて噴き出す。
私は恥ずかしさの余り、楓の首に抱き着き、唇を貪り吸った。
「さっきベッドで私に言ったみたいに、私に弄られてお尻の孔が感じるって、彼に教えてあげなさいな」
楓が私のキスに応じながら、私の唇に熱い喘ぎを噴き掛けた。
彼は?
恥ずかしくて彼の貌を振り向いて視る事が出来ない。
しかし、先刻からずっと動かず、私の真後ろの湯船に浸かって、視ているはずだ。
私が楓に抱かれたまま、肛孔を指で愛撫され、快感を覚えて裸身を悶えさせているのを。
私の蕩け切って開いた肛孔が、楓の四本の指を咥えて蠢いているのを。
時折、楓の4本の指が肛孔を拡げるように蠢き、肛孔が洞を開いて空気が腸内に入り込んで来るのさえ感じる。
「ああ、あ、亜由美は、か、楓さんに弄られてっ、お、お尻の孔がっ、か、感じるの」
背後にいる彼に向かって、また、恥ずべき言葉を口にした。
心の中の壁がどんどん壊れて崩れ落ち、眩い光に照らされて行く。
私は、さらに、自分の快感を自ら言葉にして曝け出してしまった。
「す、すごいのっ。お、お尻の孔っ、楓さんの指でっ。ひ、拡げられて。弄られてっ、か、感じてるのっ」
“ああ、私が、自分で、こんな事言うなんて”
そう感じた瞬間、媚肉の奥底で揺らいでいたエクスタシーの波が一気に立ち上がった。
裸身が小刻みに漣のような痙攣を起こし始める。
「亜由美さん、お尻の孔で、イクのね?」
「ああ、い、言わないでっ。わ、私っ、こ、こんなっ。お、お尻でっ。イ、イキそうっ」
それに気付いた楓の四本の指が、さらに激しく蠢き、或いは別に蠢き、腸壁をしゃくり、肛孔を拡げて出挿りする。
私の快感の喘ぎに、楓の指の蠢きに反応して蠢く肛孔の淫猥な濁音が重なる。
裸身の痙攣が一層大きく小刻みになる。
私が?
こんなになるの?
お尻の孔を、4本の指で激しく愛撫されて、エクスタシーの絶頂を極めるの?
もう良い。
どんなに恥ずかしくても、今私を衝き動かしている性欲と快感に心身を委ねよう。
尻肉が楓の指の動きに併せて蠢き、裸身全体が一気に痙攣を起こした。
「ああ、だ、だめっ。も、もうっ、イ、イッちゃうっ。イ、イクわっ」
膝が痙攣して折れそうになる。
(続く)
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