アナルリベンジ-第21話
愛する娘が残虐非道の扱いを受け、自殺する。復讐を誓ったおれは、娘の担任の妻を襲う。
作家名:優香
文字数:約3150文字(第21話)
管理番号:k137
「ああっ、み、美奈子さんっ。イ、イクわっ、イ、イクイクイクーッ」
愛子が痙攣する裸身をのけ反らせて宙に静止させ、エクスタシーを貪って喘ぎながら、膣孔から抜き出した勃起を肛孔に宛がい、尻肉を沈めて行く。
「お、お尻でも、イ、イカせてね。ああ、きついわっ、すごいっ」
根元まで咥え込んだ勃起の感触を確かめてから、美奈子がしたように膝を立てて脚を拡げ、尻肉を前後左右上下に振り立てる。
「や、やっぱりっ、お、お尻も良いっ」
美奈子、愛子、佳美、そして朋子。
女は誰でも、肛門でも快感を貪るのか。
考えてみると、肛門粘膜は膣粘膜と背中併せだ。
肛門粘膜を刺激されたら、同時に膣粘膜も刺激されるからではないか?
それとも、肛門粘膜自体に性感があるのだろうか?
「ああっ、み、美奈子さんっ、すごいっ、」
何時の間にか、意識を取り戻した美奈子が先程のお返しではないだろうが、バイブを手にして、愛子の膣粘膜をしゃくり上げた。
「ああ、良いのっ、すごいっ、おま○こもお尻もっ、一杯っ」
美奈子はさらに愛子の乳首を吸い立てながら、おれの肉包を掌で愛撫し始めた。
「美奈子っ、それっ、だめだっ、出すぞっ」
再び、強烈な射精感に襲われたおれは、愛子の肛門を激しく突き上げた。
「おじ様っ、せ、精液出てるっ。イクーッ、イ、イクイクイクーッ」
愛子が美奈子と同様、しなやかな裸身を激しく痙攣させ、夥しい愛液を飛沫かせて、エクスタシーの大波に飲まれ、仰向けにもんどりうった。
エクスタシーの名残の痙攣が襲う度に、愛子の開いた女陰の尿孔から愛液が飛沫き、開いたままの肛孔から、おれの精液が滴った。
さっき愛子がしたように、それを美奈子が舐め取り、啜り立て、愛子に口移しで飲ませる。
愛子も美奈子も、かつて見た事がない程の狂乱な痴態を晒した。
上品で清楚で美しい二人が、おれに対してあからさまに愛情を表現し、セックスする度に深い快楽を貪欲に求め、より大きなエクスタシーを貪る。
二人を相手に、続けて射精した。
想い起こせば、亡くした妻とのセックスでは、二度射精するのは珍しい事ではなかった。
美奈子も愛子も、離したくない。
贅沢な想いだが、二人が許すのなら、死ぬまで二人を独占したい、そんな想いが過ぎる。
「愛子って、本当に可愛い。ねえ、貴方も愛してるでしょう?」
美奈子が熱く喘ぎながら、おれの唇に唇を触れさせたまま呟く。
「そうだな」
おれも素直な気持ちになっていた。
「今朝、愛子が言ったように、貴方と私が結婚して、愛子を養子にして三人で暮らせたら、どんなに良いかしらね」
美奈子が甘えるように、おれの肩に美貌を寄せた。
「そうなれば良いな。落ち着いたら考えよう」
とは言うものの、それは夢物語であって、おれは無職、美奈子は専業主婦、愛子は学生だ。
復讐が上手く行ったとして、その後、おれ自身どうやって生活すれば良いのか。
幸せな未来を空想すればするほど、不安が過ぎる。
ふと、最近妻の事を想い出さなくなっているのに、気付いた。
やはり二人を愛したからだろうか?
「すごかったわ、死ぬかと想った」
愛子が意識を戻し、おれに抱き着いて来た。
「もう寝よう。明日は芦ノ湖だ」
おれは二人に腕枕をしてやり、髪を撫でながら眼を閉じた。
翌日、少し肌寒かったが、絶好の旅行日和だった。
朝の二人の恒例の儀式を途中で中断させ、旅行の支度をする。
レンタカーを借りて高速に乗ったとたん、二人の甘い喘ぎが背中に振り掛かる。
バックミラーをずらして後部座席を窺う。
二人はキスを交わしながら、上半身を露わにして乳房を愛撫し合っていた。
「全く、お前達は呆れるよ。昨晩の今朝だぞ」
ミラーに向かって溜息を付く。
「だって美奈子さんが」
「だって愛子が」
二人の声が重なる。
「はいはい。ご自由に。だけど、事故ったら、みっともない格好で死ぬぞ」
「あら、貴方と一緒なら、良いわ。死んだ後で誰におま〇こ視られても平気よ」
「私も。二人と一緒なら、何時死んでも、どんな格好で死んでも良いわ」
おれは絶句して、再び響く二人の喘ぎを聴き、時折ミラーで覗きながら運転を続けた。
二人は高速を走る車の中だというのに全裸になり、美奈子が逆向きに上になり、互いに秘部を指と口で愛撫し始めた。
「ああっ、愛子っ、そこっ、もっとっ」
「美奈子さんっ、それっ、良いっ」
《おれもおれだ》
おれは勃起していた。
最近は、二人が愛撫し合うのを視るとすぐに我慢出来なくなる。
「漏らして染みを着けるなよ」
興奮して声が掠れる。
「貴方こそ、私達に興奮して事故しないでね」
「おじ様、車停めて一緒にしたいでしょう?」
やっぱりばれている。
平日の午前中で交通量も少ない。
おれは避難帯に車を停めて、後部座席に移り、二人の間に割って入る。
二人が待ち構えていたように、おれの下半身を露わにし、両側から勃起を交互にしゃぶり立てる。
おれは二人の尻に回した手で女陰を擦り上げ、クリトリスを揉み込み、膣孔に挿入した指をしゃくり立てた。
二人の愛液の淫靡な濁音と、熱い喘ぎが車内に響く。
昼間の外部で痴戯に耽る。
まして車の中でなど初めての経験だった。
おれは二人の膣粘膜を激しくしゃくり立てながら、込み上げる射精感を開放して勃起を突き上げた。
二人が裸身を痙攣させ、勃起をしゃぶり、噴出する精液を飲み下し、エクスタシーの甲高い呻きを上げた。
車をホテルの正面玄関に入れて停めると、制服姿の従業員が丁寧に出迎える。
こんな大層な、高級ホテルは亡くなった妻との結婚式以来、初めてだった。
由紀子を、もっとおれが構ってやれば良かった。
休みの度に、旅行に連れて行ってやれば良かった。
後悔が心を覆う。
それを二人の笑顔が晴らす。
「素敵な処でしょう?」
「本当に。緑が一杯。芦ノ湖が眼下に観えて」
愛子と美奈子が大きく伸びをした。
おれは従業員にキーを預け、荷物持ちをする。
一度来た事があると言った愛子が、慣れているように先に立ってフロントに向かう。
フロントでの手続きはおれがしたが、ログハウスに向かうのも愛子が先導する。
おれは先刻から、従業員達があちらこちらで、おれ達、いや、愛子を視て、何かひそひそ話をしているのが、気になっていた。
「愛子、皆、お前を視て、何か話してるぞ」
愛子が立ち止まって振り返った。
「私が、あんまり可愛いからじゃない?」
愛子がモデルのようにポーズを取った。
真実味があるから怖い。
「それは嘘よっ」
美奈子が笑った。
「へへへ。白状するね。前に来た時、酔っ払って、そこの泉に飛び込んで、噴水を壊しちゃったの。それで、私は多分、このホテルで有名人になっちゃったんだ」
愛子が、エントランスの前にある大きな泉を指差し、無邪気に笑った。
「何だ。そんな事しでかしたのか」
三人で再び歩き出す。
敷地の一番奥のログハウスは、手前の多くのそれと比べて一際豪華だった。
「素敵だわ。こんなログハウスで、三人で暮らせたら良いわね?」
鍵を開け、中に入るなり、美奈子が溜息混じりに呟いた。
「そうでしょう?ねえ、おじ様?」
愛子も大袈裟に手を拡げた。
「ああ、毎週宝くじ買う事にするか」
おれは荷物を置き、パーティーのレイアウトを考える。
20畳程のリビングの端にカウンターキッチン、横手にトイレ、その奥に浴室がある、何処ででも見掛けるマンション風の間取りだが、そこらのマンションと素材が違うのは、素人のおれでも判る。
フローリングも本物の木材だし、ドアも合成板ではなく、一枚板で、丁寧な飾りが彫ってある。
反対の壁側には豪華な牛革の応接セット、その横に腰高の窓、玄関の向かいの壁にも腰高の窓があり、その下に暖炉がある。
絵は描き易い。
フロアー全体にビニールを敷いて、浣腸、排泄に遣う為のビニールプールを置く。
応接セットのソファーも使うだろうから、汚れないようにビニールシートを被せる。
暖炉の横にドアがある。
(続く)
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