セックスセミナー-第10話 3060文字 城山アダムス

セックスセミナー-第10話

女性経験が乏しく、セックスで彼女を満足させられないひろし。ある日サイトで見つけたセックスセミナーを受講する。美人講師の実技指導を受けながらセックステクニックを磨いていくひろし。セミナーで磨いたテクニックでひろしは彼女を満足させられるのか。

作家名:城山アダムス
文字数:約3060文字(第10話)
管理番号:k128

「これから3Pの仕方について説明します。3Pには男2:女1の場合と、男1:女2の場合があります。今日のレッスンでは、男1:女2でプレイします。
男一人で女の子2人を満足させるにはかなり体力がいります。男性の体力に自信のない場合は、男性はあまり動かないほうがいいです。男性は攻められる側になり、女性にリードしてもらう方がうまくいくことが多いです。ではこれから実技に入ります。コンドームを着用してください。ひろしさんはⅬサイズでしたね。」

野崎真緒は僕にコンドームを渡した。僕は急いでコンドームを装着した。
「必ずコンドームを着用しましょう。これは3Pセックスを行う上での基本です。妊娠だけでなく、性病やHIVのことを考える必要があります。病気や妊娠に対するリスク管理をしなければいけません!では、プレイのいくつかを説明します。」

野崎真緒は立ち上がるとスカートの後ろに手をまわし、ホックをはずし、ファスナーを下ろした。スカートは、するすると床に滑り落ちた。ブラジャーとショーツを脱ぐと全裸になった。
同時にドアが開いて、佐藤遥香が部屋に入ってきた。佐藤遥香はすでに全裸になっていた。目の前に全裸の二人の女性が立っている。

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「これからプレイについて説明します。まず、ダブルフェラです。男性のペニスを女性2人で舐めるプレイです。では、ダブルフェラを始めましょう。ベッドに横になってください。」
僕がベッドに仰向けに寝ると、僕の右側に野崎真緒、左側に佐藤遥香が僕を挟むように横になった。

野崎真緒がペニスを持って、佐藤遥香がフェラを始めた。しばらくすると佐藤遥香が口を外し、野崎真緒がフェラを始めた。二人の女性が交互に僕のペニスをフェラしている。あまりの快感に僕は射精しそうになった。
「いいい・・・イキそうです。」
二人はフェラをやめた。

「これくらいでイってしまっては3Pは楽しめませんよ。」
佐藤遥香は再びフェラを始めた。同時に野崎真緒もペニスを舐め始めた。同時に二人の女性が僕のペニスをペロペロ舐めている。僕は再びイキそうになった。
「いいい・・・イキそう・・・。」
「イキそうになったら肛門にギュッと力を入れて!」

佐藤遥香の厳しい声が響いた。僕は肛門にギュッと力を入れた。すると射精衝動がどうにかおさまった。
「次はフェラとクンニリングスです。一人の女性が顔面騎乗位の姿勢をとり、男性はその女性のクリトリスを舐めます。もう一人の女性は男性のペニスをフェラします。男性はフェラしてもらっている女性の性器を手で愛撫します。男性1対女性2のシックスナインです。」

野崎真緒は僕の顔面に性器を押し付けて座った。佐藤遥香は僕のペニスを握り、フェラを始めた。
僕は野崎真緒のクリトリスを舌で舐めた。僕はフェラしてくれている佐藤遥香の性器に手を伸ばし愛撫した。佐藤遥香の膣から愛液がたらたら流れ出した。
野崎真緒をクンニリングスしながら、佐藤遥香の性器を愛撫している。僕の顔と手は二人の愛液でびしょびしょに濡れていた。野崎真緒の愛液が目に流れてきて、目が痛かった。

「最後は挿入しながらのクンニリングスです。男性は寝た状態で一人の女性が騎乗位で挿入します。もう一人の女性は顔面騎乗位の姿勢をとり、男性はクリトリスを舐めます。では始めましょう。」

野崎真緒は騎乗位で僕にまたがり、ペニスを挿入した。佐藤遥香は僕の顔面に座った。佐藤遥香の性器で僕の口は塞がれた。野崎真緒は腰を振り始めた。僕は佐藤遥香の性器を舐めた。野崎真緒の温かく柔らかい膣の感触がペニスに伝わってくる。佐藤遥香の膣からは愛液が流れ出し、僕の口の中は愛液で溢れていた。

僕はあまりの気持ちよさに、再び射精しそうになった。
「で・・・出そうです。」
野崎真緒は腰を上げ、騎乗位をやめた。同時に佐藤遥香も腰を上げた。

「実技はこれで終了します。これが3Pの基本的なプレイです。
最後に3Pをする場合の大切な心得について説明します。
3Pを行う時はどの女性とも平等にプレイしてください。片方の女性がお気に入りだからと、その女性とばかりプレイすると3Pになりません。そうならないように十分気を遣ってプレイしてくださいね。」

野崎真緒と佐藤遥香はベッドから下りると、下着と服を身に着けた。
「ではこれで、レッスン2を終了します。次のレッスン3は2階のスナックはるかで行います。2階へ移動してください。」
僕は服を着るとベッドルームを出て、2階のスナックはるかへ向かった。はるかとは佐藤遥香の名前から付けたのだろう。

スナックの入り口には鈴木綾香が立っていた。
「レッスン3は講習生同志のプレイになりますので、全裸になって仮面とマントを身に着けてください。」
鈴木綾香から仮装用の目だけを隠す赤い仮面と黒いマントを渡された。足元には籠が置いてあった。
「服を脱いで、そこの籠に入れてください。」

僕は服を脱ぎ全裸になると、マントを羽織り、仮面を着けた。
「中に入ってください。参加者が待っています。」
スナックの中に案内された。スナックは広く、赤いカーペットが敷かれていた。カーペットの上でプレイするのだろうか?
部屋の両側に椅子が置かれ、右側に全裸の身体にマントを羽織り仮面を着けた女性が3名、左側に男性が2名座っていた。僕は左側の空いている椅子に座った。

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仮面を着けているので表情はわからないが、6名の講習生はみな緊張しているのだろう。部屋の中にはピンと張りつめた空気が漲っていた。
「これからレッスン3を始めます。レッスン3は講習生同志による乱交プレイです。レッスンに入る前にルールがあるので説明します。」
鈴木綾香が部屋の真ん中に立って説明を始めた。

「プレイの時間は40分です。必ず時間内に男性は女性全員、女性は男性全員とプレイしてください。プレイの内容は3P、乱交、1対1の形は問いません。プレイの途中で笛が鳴ります。笛が鳴ったらすぐに相手を代えてください。交わり方に偏りがあると指導が入り、強制的に相手を代えることがあります。
 合図があるまでは挿入してはいけません。私がコンドームを渡したら挿入してもいいという合図になります。挿入する時は必ずコンドームを着用してください。相手の嫌がる行為、乱暴な行為、危険な行為が見られたら、その人は即、退場となります。では、皆さんお立ちください。」

参加者が全員椅子から立ち上がった。
「前に進んでください。」
部屋の左右から、男女が3人ずつ中央に歩み寄ってきた。
女性の参加者は若い女性が1名、中年の女性が2名だ。マントを羽織っているが、体型と大まかな年齢は推測できる。

若い女性は肌が白くスレンダーで足がすらりと伸びている。仮面を着けているがフェイスラインからルックスのいい女性であると推測できる。
中年の二人の女性は、一人は色黒でがりがりに痩せている。もう一人の女性は色白だが、ぽちゃぽちゃに太っている。中年の二人とのプレイにはあまり気が乗らない。若いスレンダーな女性に人気が集中しそうだ。

私以外の男性は、一人は中年で腹が出て、ぽちゃぽちゃに太っている。もう一人は若く、高身長で筋肉質だ。
「この講習がきっかけで、たくさんのカップルが誕生しています。カップルになられた方々にはお祝いにセミナーからホテル宿泊券を差し上げます。これからのプレイでカップルになられた場合は、講習が終わった後カップル宣言してください。では、マントを脱いでください。」
いよいよプレイ開始だ。仮面をした全裸の男女が3名ずつ向かい合って立っている。僕はスレンダーな若い女性を見た。

(続く)

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