『風俗』、お世話になりました-最終話 4560文字 バロン椿

『風俗』、お世話になりました-第5話

本記事の読者の多くは女性と推測致しますが、男という物は本当に馬鹿な生き物です。

小学校高学年になると、インターネットなどで女性のヌードを探し、中学、高校生になると、ありもしない体験談などを読みあさり、大学生になると、「俺も」と初体験を求める、本当に馬鹿な生き物です。

直木賞作家の水上勉氏も著書の中で「(旧制中学の)卒業間近くなると、はしかのように襲った『女郎買い』がある」と書いていました。

2.ピンサロでの体験
本番なし、抜いてくれる場所としては比較的安価なピンサロも通えば、いいこともあります。そこでめでたく童貞を卒業したお話。

作家名:バロン椿
文字数:約4560文字(第5話)
管理番号:k124

2.ピンサロでの体験

でも、ごまかせない

しかし、秘密を知ってしまった以上、それを体験したいものです。
小遣いをかき集めると何とかなる。もう我慢できません。
「あの、カオルさんの予約をしたいんですが」と店に電話をすると、「お名前は?」と聞かれ、「あの下元です」と答えると、「あ、いや、いつも御贔屓にありがとうございます」と言うではありませんか。

間違えているんじゃないかと思い、「下元ですが」と言い直すと、「分かってますよ」などというのです。
えっ、大丈夫かな?と思っていると、「カオルさんから『下元様は大切なお客様なので、会員証を発行して下さい』と言われてますから」と声が返ってきました。

まさか、まさかです。「会員証のあるお客さんが、『この子と』と指名した時よ」の条件が整っているのです。でも、適用出来るのか?
「それで」と言いかけた時、「カオルさんも楽しみにしています」と向こうから言ってきました。
ど、どういうことだと、頭の中で妄想が渦巻き、私は電話を切ってもスマホを持つ手が震え、チンポの硬さはしばらく取れませんでした。

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絶倫ドリンク

当日、朝飯を食べると、午前10時が待ちきれずお金を握った僕は、家を飛び出し街をウロウロ、途中でドラッグストアに立ち寄り、「絶倫」なんて表示のあるドリンクを飲み干しても、まだ午前9時を少し過ぎたばかり。

しかし、公園のベンチに腰を掛けると、「おい、相手は母親と同じくらいのオバサンだぞ、そんな女とセックスしてもいいのか?それはダメだ、絶対にダメだぞ」という、変な道徳心が頭をもたげ、ピンサロに行くべき、行かざるべきか、大いに迷いが出てくる。

だけど、やっぱり性欲には勝てない。午前10時少し前、「いいですか?」とピンサロ店に飛び込むと、受付カウンターを掃除していた例の中年男性が「いらっしゃい!」といやらしい笑いで迎えてくれました。

常連の証、会員証

「あの、カオルさんと予約していますが」
「はい、下元さん、お待ちしておりました」
ここまでは普通のことだが、彼は「いつもありがとうございます。これ、会員カードです」と常連客の証であるカードを渡してくれました。

これだ……とニヤニヤしていると、男性スタッフから「これからも当店をよろしくお願いします」と言われ、「ありがとうございます」と口は自然と動いてしまいます。

「それでは、待合室でお待ち下さい」と、待合室でカオルさんの準備が整うのを待つことになりましたが、雑誌を見ても上の空、心は緊張感と今日はやれる、やるぞというスケベな気持ちでいっぱいでした。
そうして待つこと5分、「お客様、本日は一番奥のブースをご用意いたしました。ごゆっくりお楽しみください」と男性スタッフが呼びに来ました。

心酔してしまったカオルとの再会

店内に入ると大音量のBGMが流れていましたが、その音量とは裏腹に、お客さんは誰もいません。やはり、朝からこんなところに来る奴なんかいない。「予約するなら平日の午前中。空いてるから」とカオルさんが言っていたのは当たり前……そんなことを思いながら案内された店内で一番奥のブースに腰掛けると、他とは全く違うことに気が付きました。

広さは少し広いくらいですが、長椅子ではなく幅の広いソファーが置いてあり、仕切りの衝立が高い上にカーテンまである。これじゃあ、覗き見されることもない、「馴染みのお客さんと本番をするための部屋」と分かりました。

3分ほどして、「お兄さん、久しぶり!」と明るい声のカオルさんが現れました。僕は我慢できずに抱きついてしまいましが、「ああん、たっぷり時間があるんだから」と軽く躱され、その代わりに「やっぱりオンナ知らないのかな?」と今度はツンツンとチンポを突かれてしまいました。

図星。僕が返事もできず顔を赤くしていると、「フフ、フフフフフ、そうよね、18だもんね。かわいい。じゃあ、今日はたっぷり教えちゃおうかな、あははは」とまたも大きな声で笑いますが、その、なんとも言えない雰囲気に緊張が一段と高まってしまいます。

店内に流れるBGMはシットリとしたものに。「さあ、始めましょうか」と微笑むカオルさんの表情をそれまでのハイテンションなものから、トロ~ンとした瞳の妖艶で色っぽいものに変え、唇をゆっくりと近づけてきました。
抗う気持ちなどどこにもありません。僕が目を閉じ、それを受入れると、彼女の柔らかい唇が重なり、ねっとりとした舌が伸びて、互いの舌と舌が静かに絡み合いました。

緊張でまさかのハプニング

僕の気持ちはこれ以上ないくらいに高まっていましたが、チンポが少しも硬くならない。唇を離したカオルさんに押し倒され、ブチューと言うように吸い付かれ、舌を絡められる。していることはいつもと同じですが、チンポは柔らかいまま。どうしてなのか、訳が分からない。

それを知らないカオルさんは「はぁ……」と吐息を漏らすと、「服が邪魔」と言います。でも、僕はズボンを脱げても、パンツは脱げません。もじもじしていると、「ああん、何しているのよ」とカオルさんが手を掛け、引き下ろされました。その瞬間、僕を見て「あらら、どうしちゃったの?緊張してるの?」と笑い出しました。

恥ずかしくて、指でつまんで扱いてもどうにもなりません。焦る僕に、「大丈夫よ」と肌を寄せてきたカオルさんは「私が大きくしてあげる」とチンポを指で掴むと、体を屈めて股間に顔を埋めそれを咥え、ジュポッジュポッと扱き始めました。

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生温かくて、亀頭がビンビン擦れ、「あっ、あ、あああ……」と悶える僕のチンポは彼女の口には入りきらないくらい大きくなりましたが、うまくいかないものです。一気に沸点に到達してしまったものですから、「あ、あ、カ、カオルさん……で、出る……」と堪えることができません。

止めて欲しいとカオルさんにしがみつきましたが、彼女は止めるどころか、ジュポッ! ジュポッ、ジュポッ、ジュポッ……首の動きを速め、我慢できない僕は腰が突き上がり、「うっ!」と息を吐くと同時に、亀頭の先から大量の精液を噴き出してしまいました。

今度は私を楽しませて

せっかくの機会なのに……僕はぐったりしていましたが、零れ落ちないようにと、手のひらを上に向けて、「うん、うん」と精液を飲み込んでいたカオルさんは、僕と目が合うとニヤッと微笑みました。

そして、口元に残った滓をティッシュで拭い取ると、まだ硬い僕のチンポをピンと指で弾くと「今度は私のを舐めて」と、僕を追い出すようにソファーに横たえると両脚を大きく開いたのです。
そう、今日はいつもより長く、60分。まだ終わりではない。
僕はパッと起き上がると、カオルさんの股間に飛び込み、性器にむしゃぶりつきました。

「あん、優しく……」
そんな声が聞こえたかも知れないが、僕は止まらない。舐めて、舐めて、舐めて……「あ、あ、あああ……」と腰が揺れるカオルさんは、小陰唇が愛液でヌレヌレ。さらに、舌をつぼめて、中に差し込み掻き回すと、 「あっ、あっ、あっ、あ、あああーーー」と喘ぎはどんどん大きくなる。最後に、指でクリトリスを挟んで舌先で刺激すると、「あっ、イヤ、イヤー」と鋭く反応し、しゃぶってしゃぶって転がすと、僕の頭を掻きむしりながら身を捩り、「あっ!あっ!いや、いや、い、逝っちゃ、逝っちゃ、逝っちゃうーーー」と、これまで聞いたことがない程の大きな叫び声を上げました。

逝っちゃったのか、本当に逝っちゃったのか……僕が顔を上げると、カオルさんの肌は首筋から胸までピンク色に染まっており、目が合うと「みっちゃん、ひどい、逝っちゃったじゃない……」と恥ずかしそうに笑いました。

ゴムなんかしなくていい

これで一勝一敗という訳ではないが、弄ばれ、逝かされるだけだった僕がカオルさんを逝かせた……何となく自信が湧いてきた僕は、ぐったりと横たわる彼女に寄り添うように体を横たえると、カオルさんは「みっちゃん」と甘えるように唇を求めて腕の中に入ってきました。

可愛い、オバサンなのに、なんでこんなに可愛いのか……僕はそれを迎える様にチュッと唇を合わせ、カオルさんも吸い付き、再びキスを始めましたが、もはや、僕たちはピンサロ嬢とお客の関係ではなく、恋人も同然です。僕は硬くなったチンポがカオルさんの下腹部に触れるたび、行き着く先、カオルさんと本番、セックスをしたいとの気持ちが強くなっていました。

だから、カオルさんの手がチンポに触れると、僕もオッパイを揉んでいた手を彼女の下腹部に伸ばしました。性器はヌルヌル。逝ったばかりだから、指を入れただけでも「あん!」と声を出し、掻き回したら「あっ、あっ、あ、あああ……」と喘ぎます。こうなら、もう一回逝かせてしまおうと、クリトリスを指で弄ったら、「いっ、いっ、逝っちゃうぅぅ」と身を捩りましたが、もう一息というところで「ダメ、ダメーー」と手を掴まれてしまいました。

あっ、何かいけないことをしてしまったかな……僕は恐る恐るカオルさんを見ると、「はあ、はあ、はあ……」と上気した彼女が「みっちゃん、みっちゃん、このまま入れて」と目を潤ませている。
コンドームはまだ着けていない。いいのかな?と僅かな躊躇いに、「怖いの?」と、カオルさんが切ない顔で迫ってきます。
禁断の実は目の前。

「ち、違うよ」と僕は声が震えていましたが、カオルさんは「だったら、ゴムなんかいらないわよ」と僕のチンポを掴むと、亀頭の先をヌルヌルした膣口に宛がい、「私もみっちゃんが大好きなの」と腰を持ち上げるようにして突き上げたのです。その瞬間、「あっ」と声の出た僕のチンポがヌルヌルとした管の中を進み、抱き締めるカオルさんの膣の奥深くまで入ってしまいました。

精魂尽き果てるまで

入れちゃったんだ……僕はそれだけで十分でしたが、カオルさんが腰をうねらせてくると、亀頭が擦られ、気持ちの良さは比べものにならない。真似て腰を振ると、腰と腰がパンッ! パンッ! パンッ!とぶつかり、「あっ、あっ、あぁぁぁ……い、い、い、いぃぃ……」とカオルさんが悦ぶ。もう止まりません。スピードを上げたら、「あっ、あっ、あ、あああ、逝く、逝く……逝く、逝くぅぅ……」としがみついてきましたが、僕も腰の奥の方に溜まっていた精液が尿道に迫り、体が小刻みにブルブルと震えてきました。

体を突っ張らせ、精液の流れを何とか堪えようとしましたが、「うっ」と息を吐いた瞬間です。精液が尿道を駆け上り、亀頭の先からカオルさんの膣の中にビュッ!と噴き出したのです。 ピュッ! ピュッ! ピュッ!……噴き出し続ける精液は僕も信じられないくらい大量で、ようやく止まった時は、精根尽き果てたというか、カオルさんの上でぐったりして動けませんでした。

暫くしてカオルさんが、「私も久しぶりだったけど、凄い、みっちゃん、凄かった」と褒めてくれました。
「時間ですよ」
外からそんな声が聞こえてきましたが、余韻に浸るカオルさんは「いいのよ」とそのまま横たわり、外に出た時は10分ほど時間オーバー。
店長は「ダメだよ」なんて渋い顔をしていましたが、「ゴメンネ」とカオルさんが言うと、「しょうがねえな」と苦笑い。
「またね」とカオルさんに送られた僕は、「生」で体験した初セックスに大満足でした。

(終わり)

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