相手をその気にさせ、貴方の気持ちを伝える言動とは-第3話
出遭ってからセックスに至るまで~続き
⚪︎デート、夜の飲食
1.人混みは大チャンス
服装については述べたが、会ってから一緒に歩く時のテクニックがある。
人が少なく、広いところだと、理由が成り立たないのでやりにくいが、繁華街の人混みでは絶好のチャンスである。
人混みを二人一緒に歩くのはなかなか難しい。
ともすれば、気が付いたら4、5mも離れてしまっていたり、下手すると離れ離れになってしまっていたりする。
相手もそれを心配するはず(気にしない相手であれば、迷子になった振りをして帰りなさい)なので、相手が肩を抱いたり手を握ったりする前に(それはそれで良い感触なのだが)、貴方の方から仕掛ける。
いきなり相手の腕を抱えるのは大胆過ぎるので、“つかまって良いですか?”と言って相手の上着の背中の一部をつかむ。
そして、少ししたら、相手の腕を貴方の掌で軽く握る。
また少ししたら、今度は相手の腕に貴方の片腕を絡める。
そして、ついには両腕で相手の腕を抱える。
どうなるか?わかりますよね?
相手は完全に貴方の乳房を意識し、性的な刺激を受けるはず。
ただし、乳房をずっと押し付けっ放しでいるのではなく、わざとではない事を知らせるために、時折、“ごめんなさい”、“恥ずかしい”と、あえて呟いて離れる事を忘れない。
それはまた、貴方の乳房が相手に触れている事を貴方がわかっていてそうしている、という事を相手に意識させるのだ。
2.最初の食事はビュッフェが無難
食事は、“お里が知れる”と言い、箸の上げ下げ、グラスやお皿の持ち方、食べ方、飲み込み方で、貴方の育ちや貴方の親のしつけがわかる、という格言だ。
立ち振る舞いでもそれはわかるが、食事の場合は特に顕著になる。
和洋中華があってマナーも千差万別だから、どんなところに何を食べに行くのかがわかって自信がなければネットで調べて練習しておこう。
もちろん、相手のお里も知れるので、貴方の方が感心したり幻滅したりもする事もある。
最も無難なのは、ビュッフェ形式のレストランである。
これの利用方法とマナーももちろんあるので練習しておこう。
ビュッフェ形式では料理が小振りな一口サイズである事がほとんどで、また自由に取って使えるように、箸、ナイフ、フォーク、スプーンが用意してあるし、コックや店員がいれば“小さく切って下さい”と頼めるから小分けして食べられるのだ。
また、料理のバリエーションがあって、相手の食事の好みもわかるので、貴方が作れそうな料理であれば、“私、これ得意だから、今度作るから食べて”と、相手の部屋に行くきっかけを作る事ができる。
相手、そして貴方と相手との関係にもよるが、相手から“⚪︎⚪︎食べよう”と誘わないかぎり、焼肉、丼物などのガッツリ系は控えた方が良い。
なぜなら、口の周りが汚れ、口紅が落ちるからである。
また、無意識に食べ物を唇、または歯で噛み切った後、唇の周りに食べ物の残り汁が付いていて飲み物を口にした際に、これがグラスに付着してしまう。
これも、大きな範囲ではマナーに反する。
付け加えておくが、飲み物を飲んだ後、グラスに付着した貴方の口紅を指先で摘んで拭い去るくらいの嗜みはほしい。
仮に焼き肉やカツ丼、天丼などのガッツリ系の食事になってしまった場合、口を大きく開かずに食べられる大きさに切って食べる。
箸で切れなければ、店員にナイフをもらって切って食べるのは、決して恥ずかしい事ではないし、マナー違反ではない。
3.飲み過ぎに注意
さあ、問題はお酒だ。
貴方はお酒飲めない?
アルコール分解人間?
相手も同様だが酔った勢いでセックスになだれ込めたら良いが、酔っ払い過ぎてムードが台無しになったり、肝心のセックスさえできなくなるという事は少なくない。
したがって、あらかじめ、相手がどのくらい飲むのかを聞いておき(特に男性の場合は話8割で評価する)、貴方の許容量は少なめに伝えておこう。
間違って、“私、お酒、強いんです”などと言うと、どんどん飲まされてしまう。
さらに貴方がお酒に強くても、酒に酔う度合いはもちろん個人差があるが、その時々の体調で随分違いがある事を自覚しておこう。
いつもは500mmの缶ビールを3本程飲んでも酔わないはずが、2本で酔ったりする事もある。
これは異常でもなくて、前夜の睡眠程度や当日の仕事量による疲労度、さらには飲むペース、飲むドリンクのアルコール度数(最重要!)、貴方の心身の緊張度などで酔い方が変わってくる事も知っておこう。
日頃から酔う機会が少ない貴方にアドバイスを3点。
一つは、飲み慣れていないお酒は飲まず、いつも飲んでいる物を頼む。
普段から飲み慣れているお酒は貴方の体質に合っているので消化しやすいはずだし、飲める分量も飲むペースも貴方自身がわかっているからだ。
もう一つは、飲み慣れている酒でも、あるいは貴方が好きであっても注ぎ足しできる日本酒やビールは遠慮する。
最近は普通の居酒屋などでも、枡酒やワンショットグラスの日本酒が飲めるようになっているので、それを注文しよう。
ただし、アルコール度に注意する事と、お燗にして飲むと酔いやすい事に注意する事。
地酒専門の居酒屋などでは、お酒のメニューもあって扱っているそれぞれのお酒の紹介に度数も書いてあるはずだ。
お銚子で頼んでお猪口で飲むと、どんどん注ぎ足しされ飲んだ量とペースがわからなくなって、気付いた時には足腰がフラフラ、セックスどころではないという事態になりかねない。
同じ理由で、ビールやワインも瓶から継ぎ足ししながら飲むのではなく、ワンショットで飲むものにしよう。
三つめ、初めて飲むようなカクテルは、美味しさを楽しむ風を装ってゆっくり飲む事。
カクテルは大抵口当たりが良いが、ほとんどが複数のリキュールの混合なので、美味しいからとついついハイペースで飲んでしまいがちになる。
そんな、女性が好みそうな口当たりが良くてアルコールの度数が高いカクテルを、酒を飲み慣れていない女性にわざと飲ませ、酔い潰して弄ぶ悪意のある男がいる事を覚えておこう。
貴方の目的は酒を飲む事ではなく、その後にある。
4.酔った振りでチラ見せ、チョイ触れ
相手と飲食する際のシチュエーションは、テーブルに向かい合わせか隣り合わせ、またはカウンターで隣り合わせである。
向かい合わせの場合は至ってシンプル。
個室座席がある所では、彼がそれを選ばなければ貴方の方からそこを選ぼう。
二人だけの空間を他人に邪魔されたくない、という相手に対する意思表示でもある。
そして、周囲から見えないから、何かのタイミングで上着を脱ぎブラジャーに覆われた乳房を何気なく見せる。
周囲から窺われそうなシチュエーションであれば、上着は脱がず、わざとらしくなく、無意識を装って、少し酔って暑いようにボタンを1つ2つ外すのも良い。
また、あらかじめシャツやセーターなら胸元が広い、緩い物を着て行き、何かを脚元に落とし、拾う振りをしたり、靴の履き具合を直す振りをしたりして前屈みになり、じっくり見せ付ける。
横並びの隣り合わせの場合は、向かい合わせで座る場合より使えるテクニックが豊富になる。
向かい合わせの際と同様に、ボタンを外す、胸元を開く、緩めておき、相手に対して身体を向けて前屈みの姿勢になるのはもちろんだが、角度次第で片方の乳房全体が覗ける。
また途中で少しずつ距離を縮めておき、酔った振りをして話の流れで相手の腕や背中に乳房を押し付けたり、肩に頬を充てたり、顔を近付けたりできる。
そして、話題が盛り上がった際に相手の太腿に掌を置いたり、貴方の太腿を密着させたりでき、何時か、無意識を装ってそのままの状態でいよう。
また、どちらの場合でも、貴方がタイトスカート、ミニスカートの場合、さらに効果倍増である事は言うまでもない。
5.デートが終わった時
別れ際に大切なのは、貴方が相手との関係を続け深めたいなら、必ず感謝を伝える。
“ありがとう”だけでなく、“凄く楽しかった”、“お料理美味しかった”という言葉は、相手に貴方がまた会いたいと思っている事を感じさせるのである。
さらに、“また一緒に行きたい”と気持ちを伝え、あるいは、“また会ってもらえますか?”と尋ね、相手がOKしたら、その場で具体的な日時と場所を約束しても良いだろう。
GoodLuck!
健闘を祈る。
(終わり)
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