相手をその気にさせ､貴方の気持ちを伝える言動とは-第2話
出遭ってからセックスに至るまで～続き
⚪︎普通に会う
欧米の映画でよく出てくる話をしておく。
あちらでは、夜に二人で食事(ファーストフードではなく、また、飲酒あり)するのは、その後セックスするのを承知の上であるというのが常識のようだ。
“ディナーする”、“デートする”も同義語になっている。
日本ではそんな感覚を抱いている人はほとんどいないが、相手が思春期以降、欧米圏での生活経験のある人なら考慮しておいた方が良い。
1.彼から連絡があった
さて、どうしようか。
貴方の方から“デートしよう”、“食事しよう”とはっきり誘うと、相手とそれほど親しくなっていない場合、貴方が主導権を握るようで相手が気後れしてしまう事もあるのであまり正解とは言えない。
事を急いて、あえてそうしたいなら、遠回しに例えば、“以前行ってすごく美味しかったお店に行きたくなったんだけど、ひとりで行くのは･･･”と、相手に決定権を渡そう。
また、いきなり貴方の方から〇〇したいから一緒に、と誘うのではなく、相手の趣味や好みを知っているなら、“この前、〇〇の事話してたよね?私も行ってみたいんだけど迷惑じゃなければ連れて行って”とお願いしてみる。
2.相手に負担を感じさせないお誘い
過去に出会った女性からのスマートな誘い方は“バッグを買いたいんですが、一緒に行って選んでもらえませんか?”だった。
相手に何かを要求するのではない。
ただ一緒に行って、彼女がバッグを選ぶのに付き合えば良いので、時間以外の束縛はなく、精神的にも負担はない。
そしてバッグを買ってから一緒に食事をした後、“今夜は帰らせないで下さい”と言われてセックスに至った。
彼女の計画通りだった。
ほかにも上手な誘い方をした女性がいた。
“ワンルームをベッドスペースとダイニングに分ける間仕切りを買いたいから、一緒に行って選んでもらえませんか?”と男性を誘った。
彼女はパーティションを買い、“組み立て方がわからないから、私の部屋に来てやってもらえませんか?”と頼まれたので、着いて行って組み立て始めたらベッドに押し倒された。
これも彼女の罠だった。
両方とも会う理由はセックスとはまるで縁遠いものだった。
参考までにやってみたらいかが?
ただし、貴方の部屋に誘う場合は注意と覚悟が必要である。
なぜなら、相手を貴方の部屋に招いてセックスに至るまでは計画通りだが、その後、貴方が相手に対して気持ちが醒めたり相手が貴方の希望するタイプではなかったりした場合、貴方が相手との付き合いを止めたいと思っても、相手に貴方の住まいの所在を知られてしまっている事は不都合になるからである。
時には相手にストーカー行為をされたり、そこまで行かなくても、いきなり、あるいはしつこく訪ねて来られたりというケースも想定しておかなければならない。
誘う口実に、友達、家族の誕生日プレゼントを買いに行くから一緒に選んでほしいとお願いしてみるのも良いだろう。
実際に一緒に買いに行っても、品物を選ぶのに悩む振りをして、写メ撮って“選んでもらってから買う”と言い訳すれば良い。
3.貴方だけに見せるのよ
さて、待ち合わせに出掛ける際に注意するのは、普段相手と接しているのと違う雰囲気にすると意外に効果があるという事だ。
美容院にまで行かなくても、いつもアップしてまとめている髪を垂らしたままにする。
いつもブラウスにスカート姿ならTシャツにジーンズにする。
違うイメージを与える事で新鮮な魅力を持たせられるのだ。
そしてブラジャー!
ショーツは基本的にはセックスする際にしか見せないが、ブラジャーは大抵ブラウスやTシャツの下に透けて見える。
いや､相手に見せるのだ。
ブラジャーは相手にその存在が簡単にわかるのだが、相手を視覚的に刺激するための存在でもある。
型は千差万別だし、相手の好みもわからないので、“私はこんなのが好きなの”と自己主張しても良いが、気を付けてほしい。
まず、派手な色、派手な刺繍で飾り立てたブラジャーは貴方の性格の派手さや自我の強さを現すので、セックスして以降親しくなって相手の好みがわかってから、またはベッドの中だけにした方が良い。
むしろシンプルなデザインではあるが、乳房の谷間を強調したり乳房の輪郭や、極端な場合には乳首が見えるのではないかと感じるくらい透け感のあるものが良い。
したがって、ホワイトなら地味に見えないような光沢のあるものか、オーソドックスなパステルカラーが無難だろう｡
外を歩く時はもちろん上に何かしら羽織って隠しておくのだが、何かのタイミングで相手の視線に曝す｡
当然あからさまにではなく、そっと控えめにである。
「誰にでも見られる“魅せ下着”じゃない｡貴方だけに見てほしい」という思いを伝え、わかってもらうのが大切である。
4.セックスする時点から時間と場所を逆算する
ここで大切な事がある。
貴方がその後の流れで食事、飲酒、そしてセックスに辿ろうとするなら、最初の待ち合わせの時間と場所を計算する必要がある。
セックスするのは必ずしも夜でなければならないという決まりはないが、貴方がセックスしたいと想定する時間と場所をまず決めておいてから大まかに逆算し､どこで、いつに会って、何をして、その後もどこで、何時頃に何をして、そしてセックスに至るのかのプランニングが必要だろう。
でないと、会ってからセックスに至るまでに何もする事がなくなってしまったり、間が空き過ぎて気分が下がったりして、場合によっては相手が退屈して帰ってしまったり、という結果になりかねない。
したがって、会う約束を取り付ける際に、相手に何時頃まで付き合ってもらえるのか、あらかじめ尋ねておくのも重要である。
または、相手が指定した時間に対して所用を作り、何時なら大丈夫と、時間をずらす。
逆に時間が空き過ぎる場合には、事前に、“それが終わったら、〇〇に行ってみたいんだけど、時間大丈夫?”という風に相手の都合を確認しておく。
（続く）
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