鹿児島浪漫紀行-第6話 3140文字 城山アダムス

鹿児島浪漫紀行-第6話

ひろしは、最愛の妻と離婚した心の傷を癒すため、鹿児島の旅に出る。旅先で出会った3人の女性と逢瀬を重ねたひろしは、女性たちの尽きない淫欲の餌食となっていく。50歳を過ぎたひろしは、体力の限界を感じながらも、懸命に女性たちに自分の体を捧げるのだが・・・

作家名:城山アダムス
文字数:約3140文字(第6話)
管理番号:k123

僕はあえて楓の職業を聞かなかった。これ以上個人的な話題は避けたかった。楓もそれを察したのだろう。それ以上個人的なことを聞くことはなかった。楓は急に神妙な表情になった。
「あのう、ひろしさんにお願いがあるんですが。」

「お願いって何ですか?」
「今夜の夕食、ご一緒させていただけますか?」
こんな綺麗な女性から食事を一緒にと誘われて断るわけがない。
「嬉しいです。ぜひご一緒に。」
「良かった。私、一人で食事するの苦手なんです。一緒にお食事できる相手が見つかって嬉しいです。」

楓はにっこり微笑んだ。
マイクロバスがホテルに到着した。僕は楓とチェックインを済ませると、食事の時間を予約した。僕はその日全く何も食べていなかったので早く食事にしたかったが、楓は温泉にゆっくり浸かった後食事をしたいということだったので、午後7時に予約を入れた。

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僕は楓と一緒にエレベーターに乗った。僕の部屋は5階で楓は7階だった。エレベーターは5階に泊まった。
「では、午後7時にレストランでお会いしましょう。」
楓と約束して、エレベーターを降りた。
部屋に入ると不思議なことに空腹感は消えていた。綺麗な女性と一緒に夕食出来ることへの期待感が空腹を忘れさせてくれたのか?

空腹感はなかったが、疲労感が身体を襲っていた。昨夜から渚と何回セックスしただろう。ひょっとすると今夜もあの楓と・・・そう思うと、この疲労感をどうにか解消しなければと思った。
ホテルの案内を見ると、アロママッサージサービスが目に入った。60分5000円と料金は安い。

「よし、マッサージして疲れを取ろう。」
僕はフロントに電話を入れた。
「アロママッサージをお願いします・・」
「了解いたしました。5分ほどで部屋に向かわせます。」
僕はソファーに座って、マッサージ師が部屋に来るのを待っていた。

フロントの電話通り、5分後にマッサージ師が部屋に来た。年齢は40前後だろうか?とても色気のある綺麗な女性だった。
「遥香です、よろしくお願いします。」
「お客さんのお名前伺っていいですか?」
「ひろしです。」
「ひろしさんですね。お時間は60分でよろしいでしょうか?」

「はい。60分でお願いします。」
「では、料金5000円いただきます。前払いになっております。カードでもお支払いできますよ。」
僕がカードで支払いを済ませた。
「服を脱いで、ベッドにうつ伏せに寝てください。」
僕は服を脱ぎ、ブリーフだけになるとベッドにうつ伏せに寝た。

「あのう、ブリーフも脱いでくださいますか。」
全裸になれということだろうか?僕は少し動揺した。
「全部脱ぐんですか?」
「ブリーフにオイルが付くと変色するので、全部脱いでください。下半身はバスタオルで覆うので大丈夫ですよ。」
僕はしぶしぶブリーフを脱ぎ全裸になった。遥香は僕の下半身にバスタオルをかけた。

マッサージが始まった。手のひらで擦ったり揉んだり、圧をかけたり、遥香の手さばきが絶妙で体中に心地よい快感が広がっていく。アロマの香りが心を落ち着かせる。僕はうっとりした気持ちで遥香の施術を楽しんでいた。

遥香ははじめ肩や背中を中心にマッサージしていたが、徐々に腰、臀部と下半身に施術が移ってきた。足の付け根を手のひらでバイブし始めた。バイブの快感が下半身に伝わってくる。性器を直接触っているわけではないのに、バイブレーションの振動が幸丸からペニスに響いて来る。
「仰向けに寝てください。」

仰向けになると、ペニスが勃起しバスタオルを押し上げている。遥香は鼠径部へのバイブを始めた。心地よい振動がペニスを刺激し、ペニスはより硬く勃起してくる。気が付くとバスタオルは外れ、硬く勃起したペニスが剥き出しになっていた。
「ひろしさんのこれ、とっても太くて硬そうですね。」

遥香は僕のペニスをじっと見つめていた。
遥香の手がペニスの根元をバイブし始めた。ペニスの奥に電流が流れるような心地よい痺れを感じた。その直後激しい射精衝動に襲われた。僕は射精しないように必死に耐えた。

遥香はバイブに圧を加えてくる。ペニスの快感が頂点に達した。しかし、射精は必死で止めた。
昨夜から渚の身体に何回も射精している。だからこの刺激に耐えられるのだろう。普通ならとっくに射精しているはずだ。
「ひろしさん。強いですね。」
遥香は呆れたような表情だ。

「ここまで我慢できる人は珍しいですよ。」
僕は必死に耐えながらも、射精したい衝動に襲われていた。
「これから先の射精介助はオプションになります。」
遥香の言う射精介助とは何だろう?
「射精介助って何ですか?」

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「手は5000円、口は10000円。膣への挿入は20000円です。」
射精介助とは、手こき、フェラ、性器への挿入のことだった。僕は、射精衝動を抑えられなかった。遥香の色気と誘惑に完全に翻弄されていた。できればこの綺麗な遥香とセックスで射精したかった。

「膣への挿入でお願いします。」
「では20000円追加になります。カードでお支払いください。このことはホテルには内緒にしてくださいね。」
僕はカードで20000円支払った。オプションはホテルには内緒の遥香の副業なのだろう。遥香はズボンとショーツを脱ぐと下半身裸になった。上半身は施術服を着たままだ。僕は遥香の全裸が見たかった。

「上は脱がないんですか?」
「上半身脱ぐと、さらに5000円追加になります。」
僕はカードで5000円支払った。遥香は上も脱いで全裸になった。Eカップの胸は形が整い、腰はくびれ、アラフォーの大人の女性の色気に満ちた身体つきだった。僕のペニスは天井に突き刺さるくらい硬くいきり立っている。

遥香は、腰を上げると足を開いて僕の下半身にまたがり、割れ目をペニスにあてがった。遥香の温かく柔らかい割れ目の感触をペニスの先端で感じている。ペニスはさらに硬さを増した。
「入れますよ。」

遥香は少し腰を上げながら、片方の手で遥香の陰毛をかき分け、もう一つの手で僕のペニスを陰毛の中に導いていく。
ペニスは温かい膣口に触れた。遥香は腰を上げ、ペニスに膣口をあてがうと、腰を下ろしながらペニスを挿入していった。
「ああ、太い、硬くて気持ちいい・・・痺れそう。」
遥香は体をのけ反らせたり前かがみになったりしながら、ゆっくり腰を下ろしていく。ペニスは膣の奥に包み込まれていく。

ペニスが膣の一番奥に達した。柔らかく温かい膣壁がペニスに絡みついている。ペニスはさらに硬さを増す。
遥香は腰を前後に振りペニスに膣壁をこすりつけてくる。柔らかく温かい膣壁は吸着度が増し、しっかりとペニスをとらえている。ペニスを包んでいる襞が大きく波うち、小刻みに痙攣している。

「あああ。」
遥香の顔は引きつり、髪が乱れ、腰を激しく振っている。膣壁がペニスに絡みつき、きつく締め付ける。膣壁は激しく痙攣を始めた。
「あっ。」
遥香は大きな叫び声とともに、身体を大きくのけぞらせた。果ててしまったようだ。
ペニスも限界に達し、ピクンピクンと脈打ちながら白い液体を膣の中に飛び散らせた。

遥香は腰を上げペニスを抜いた。ティッシュを手に取りペニスに着いた精液を丁寧に拭き取った。騎乗位で挿入している時は喘ぎ、乱れていた遥香が、事が終わると急に事務的な態度になった。
遥香は自分の性器もティッシュで拭くと、急いで下着と衣服を身に着けた。最後に濡れたタオルで僕の身体のオイルを拭き取ってくれた。

「これで終わりです。ありがとうございました。」
遥香は軽くお辞儀して部屋を出て行った。僕は射精した後の虚脱感に襲われていた。時計を見ると午後6時半だ。あと30分で楓との食事の約束の時間になる。
先ほど遥香がタオルで体を拭いてくれたが、まだオイルの匂いが微かに残っていた。
「シャワーでも浴びよう。」

(続く)

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