愛した人はいつも人妻でした-最終話 2740文字 美里田 摩夜

愛した人はいつも人妻でした-第14話

大学職員として働く典政は、なぜか人妻ばかり好きになってしまう。
次々と現れる3人の人妻との恋の結末は。

作家名:美里田 摩夜(みさとだ まよ)
文字数:約2740文字(第14話)
管理番号:k145

「イッちゃう」
希世子はこれだけでイキそうになる。
 そのまま希世子の両足の膝の下に腕を入れ、持ち上げた。
駅弁ファックの体勢でベッドに移動し、素早く希世子のズボンを脱がしパンツを剥ぎ取った。
そして現れた花びらを舐めた。
希世子は舐められながらTシャツを脱ぎ、ブラジャーを外した。
俺は花びらを舐めながら自分の服を脱ぎ捨てた。
 すぐにでも挿入したかった。
希世子の上になると、いきり立つペニスを生のまま希世子の花びらに挿入した。
俺が腰を動かすと、希世子も合わせて腰を動かしてくる。
希世子の顔を見ると、目に涙が浮かんでいた。
ふたりは激しく腰を動かした。
「きよちゃん、イキそうだ」
「お願い、中に出して」
「いいの?」
「大丈夫だから。中にのりくんの精子頂戴」

 俺は初めて希世子の中に射精した。
 今日で最後だ。
ふたりはかみしめるように何度もSEXした。
そして全て中出しした。
希世子の膣内は俺の精子で満たされていたので、ペニスを抜くたびに花びらから精子があふれ出てきた。
そんな時間も終わりの時がやってきてしまった。
「もう時間だ。最後にひとつだけお願いがあるんだけど」
希世子にきいてもらいたい一世一代のお願いだ。
「なあに?」
「なんでも言うこときいてくれる?」
「うん、いいよ。なんでもきいてあげる」
希世子は笑顔でそう言ってくれた。
「きよちゃんのおしっこを飲ませて欲しいんだ」
「わかった。いいよ。じゃあ、お風呂場かな」
「えっ、いいの」
「なんでもきいてあげるって言ったじゃん」
 拒否されるとばかり思っていたので、二つ返事でOKしてもらって、びっくりした。
こんなの変態的だと、もちろん分かってはいる。
でも、何か特別な想い出が欲しくて考え抜いた末の飲尿プレーだ。
 お風呂場に移動すると、俺は腰掛けに座った。
希世子は俺の顔のすぐ前に立つと股を開いた。
「顔に掛ければいいの?うまく掛けられるかな?」
「片足をお風呂の縁に掛けたらどうだろう」
「こう?」

希世子は右足をあげて、お風呂の縁に掛けた。
目の前に希世子の花びらが広がる。
「ところで出る?」
俺がそう聞くと。
「どうだろう。ちょっと舐めてみて」
俺は目の前の花びらを舐めた。
「この体勢、へんな気持ち。でもやっぱり恥ずかしいな」
希世子はそう言うと顔を赤くした。
「はは。そうだよね。やっぱりダメ?」
「ううん。もっとして」
俺はさらに花びらを刺激した。
「ああっ。出そう。ホントに掛けていいの?」
「いいよ。顔にかけて!」
俺が叫ぶと次の瞬間、希世子の花びらから尿のシャワーが放出される。
俺はそれを顔で受け止め、できる限り飲み込んだ。

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二十二

「のりくんごめん。今日はホテルに行けない」
「そうなんだ、じゃあまた今度ね」
「もうこれからずっと行けない・・・」
「えっ。それって・・・。別れて欲しいってこと?何があったの?」
「ごめんね。主人がリストラにあって、会社を辞めることになったの。それで、転職先が京都になったんだ」
とある土曜日の午後、私は別れの決断をして、典政に事情を話した。
「旦那について行くってこと?別れる訳にはいかないの?」
「一生懸命考えたんだよ。いろいろ考えた。離婚してのりくんと一緒になることも、もちろん真剣に考えた。でもね、やっぱり私は今の生活を捨てられない。あの人を見捨てることはできない」
 典政の顔をまともに見られなかった。
絞り出される声から泣いているのが分かる。
 典政は、いきなりの展開で動揺していた。
時間をあげた方がいいと思い、一週間後にもう一度会うことにした。
 一週間後のその日は、最後の日だとお互い覚悟していた。
だから真っ先にホテルに向かった。
 部屋に入ると典政は私を抱きしめなかった。

典政はソファーに座った。
私は抱きしめて欲しかった。
気がつくと、私は典政に跨がりキスをしていた。
そして股間を典政のペニスの位置に擦り付けた。
「イッちゃう」
気分が高揚していた私は、これだけでイキそうになった。
 典政は、私を抱きかかえるとベッドに移動し、ズボンを脱がすと花びらを舐め始めた。
 私は自分で服をすべて脱ぎ捨てた。
 典政は裸になると、生のままのペニスを挿入してきた。
私も生のまま挿入して欲しいと思っていた。
 私は典政の腰の動きに合わせて自分の腰をくねらせた。
「きよちゃん、イキそうだ」
「お願い、中に出して」
「いいの?」
「大丈夫だから、中にのりくんの精子頂戴」
 今日だけは、どうしても中出ししてもらいたかった。
私の膣を典政の精子でいっぱいにしたかった。
典政の精子が初めて私の中に放出された。
 今日で最後だ。

ふたりはかみしめるように何度もSEXした。
そして全ての中出しを受け入れた。
私の膣内は典政の精子で満たされた。
私の中に典政の分身がいるようで嬉しかった。
そんな時間も終わりの時がやってきてしまった。
「もう時間だ。最後にひとつだけお願いがあるんだけど」
典政はお願いごとがあると言う。
なんだろう?
「なあに?」
「なんでも言うこときいてくれる?」
「うん、いいよ。なんでもきいてあげる」
「きよちゃんのおしっこを飲ませて欲しいんだ」
「わかった。いいよ。じゃあ、お風呂場かな」
「えっ、いいの?」
「なんでもきいてあげるって言ったじゃん」
 私のおしっこを典政が飲んでくれる。
なんて感動的なんだろう。
 お風呂場に移動して、座っている典政の前で股を開いた。
「顔に掛ければいいの?うまく掛けられるかな?」
「片足をお風呂の縁に掛けたらどうだろう」
「こう?」
私は右足をあげてお風呂の縁に掛けた。
「ところで出る?」
「どうだろう。ちょっと舐めてみて」
 典政が花びらを吸うように舐めた。
「この体勢、へんな気持ち。でもやっぱり恥ずかしいな」
いざおしっこを掛けるとなるとやっぱり恥ずかしい。
「はは。そうだよね。やっぱりダメ?」
「ううん。もっとして」
花びらを更に刺激してもらうと、尿意がわいてきた。
「ああっ。出そう。ホントに掛けていいの?」
「いいよ。顔にかけて!」
 おしっこは勢いよく典政の顔を汚していった。
典政は私の最後の愛を受け止めていた。
 愛してるよ、典政。
永遠にあなたと過ごした日々を忘れることはない。

二十三

ホテルを出て、希世子を駅まで送った。
「じゃあ。さようなら」
そう俺が言うと。
「さよならだね。今日までありがとう。あなたのことは一生忘れない」
希世子はそう言ってクルマを降りた。
去って行く希世子を俺はいつまでも見ていた。
その姿が見えなくなるまで。
希世子は一度も振り返りはしなかった。

終章

結局、俺の不倫の恋は成就しなかった。
しかし、この時代に出会った3人の彼女はいろいろなことを学ばせてくれた。
この3人との出会いと経験があったから、今の自分は成功して幸せな人生を歩んでいるのだと思っている。
こんな俺を一瞬でも愛してくれた彼女たちに感謝したい。
ありがとう邦子、澄子、希世子。

(終わり)

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