理沙先生のご褒美セックス-第3話
ひろしの憧れの先生シリーズ第7弾。高校の吹奏楽部に所属し、トランペットを担当しているひろしは、顧問の理沙先生に恋心を抱いていた。吹奏楽コンクールに向けて理沙先生とひろしの二人だけの特訓が始まる。「いい音出せたらご褒美にセックスしてあげる」という理沙先生との約束を果たすため、懸命に練習に取り組むひろし。果たしてその約束は果たされるのか・・・
作家名:.城山アダムス
文字数:約3000文字(第3話)
管理番号:k116
「まどか、気持ちよかったよ。」
「私もとっても気持ちよかった。」
まどかもティッシュを手に取り、僕のペニスとその周りについた精液を拭き取ってくれた。
「先輩。これから毎日エッチしようね。」
まどかは上目遣いに甘えるようにそう言った。
「うん。」
僕は黙ってうなずいた。
それから僕とまどかは毎日放課後、誰もいなくなった音楽室でセックスするようになった。
まどかとセックスをするようになって、ひと月ほど過ぎた。吹奏楽コンクールが5日後に控えていた。
コンクールの直前だというのに、僕とまどかは相変わらず音楽室に残り、全体練習が終わって他の部員が帰るのを待っていた。僕とまどかはセックスが楽しくて仕方なかった。
最後の部員が音楽室を出て行くのを見届けると、まどかは急いで窓のカーテンを閉めた。そして、音楽室の入り口の内鍵をかけた。
僕は、音楽室のスイッチを押して電気を消した。まどかは僕の前に立ち、制服を脱ぎ始めた。僕もワイシャツとズボンを脱ぎ、ブリーフ一枚になった。まどかもブラジャーとショーツだけを身に着けて僕の前に立っていた。
まどかはホックに手を回しブラジャーを外した。そして、ショーツのゴムに手をかけ、ゆっくり脱いだ。
僕もブリーフを脱いだ。僕とまどかは、全裸で向き合って立っていた。まどかは歩きながら僕に近づいて来た。僕はまどかの肩を優しく抱き、そっとキスした。
その時だ。
トントントン・・
音楽室の入り口のドアをノックする音が聞こえた。
びっくりしたまどかは、思わず僕に抱きついてきた。僕は裸のまどかを抱きしめながら、入り口のドアを凝視した。
トントントン・・・
ドアのノックの音が止まない。
「誰だろう?」
僕が小声でまどかに聞いた。まどかは不安そうな表情で首を傾げた。
「わかんない。」
ドンドンドン・・・
ドアをノックする音がどんどん大きくなる。まどかは僕から離れ、下着を急いで身に着け、制服を着た。僕も急いで服を着た。
ドンドンドン・・・ドアのノックの音がさらに強くなる。
「中に誰かいるんでしょう?早く開けて。」
理沙先生の声だ。まどかは急いでドアの鍵を外した。
「あなたたち、ここで何してたの?」
先生は呆れた表情で僕たちを見ていた。僕とまどかはバツが悪そうに俯いている。
「ひろし君。ちょっとお話があるんだけど。」
先生は真剣な表情で僕を見ている。
「話って何ですか?」
僕が聞くと、
「あとで話すから、しばらく音楽室に残っててね。まどかさんは、もう帰っていいよ。」
僕は、何の話かとても気になった。まどかとのことを聞かれるのだろうか?どうして、まどかだけ先に帰すのだろうか?
まどかは不安そうな顔で僕を見ていた。先生は、まどかに向かって
「まどかさん。早く帰りなさい。」
少し厳しい口調で指示した。まどかは、しぶしぶ音楽室を出て行った。
まどかがいなくなると、先生は、
「ひろし君。まどかさんと付き合ってたの?」
そう言うと、にっこり微笑んだ。僕は、まどかとの関係を厳しく問い詰められるのではないかとビクビクしていたので、少し拍子抜けした感じだった。
「デートするんだったら、次から音楽室以外の場所でお願いね。」
先生はすべてお見通しのようだ。僕の頬が少し赤くなった。
「そんなことより、もっと大事な話があるの。」
先生の表情が急に真剣になった。
「大事な話って、何ですか?」
僕が聞くと、
「今度のコンクールで、あなたにトランペットのソロを担当してもらうことになったの。」
僕はびっくりした。トランペットのソロは3年生が担当することになっている。それに、コンクールまであと5日だ。今の僕の技術でソロを演奏するなんてとても無理だと思った。
「僕がソロを演奏するって、どうしてですか?」
「3年生の久保君が吹奏楽部をやめることになったの。」
僕はコンクールの5日前でやめるなんて、とても無責任だと思った。
「久保先輩が吹奏楽部をやめるって、どうしてですか?コンクールが終わってからやめればいいんじゃないですか?」
僕は少しむきになっていた。
「久保君、病気で入院することになったの。」
先生は悲しげな表情だった。
「久保先輩、病気なんですか?」
「コンクールまでは頑張るって言ってたんだけど、病気の進行が早くて、今日入院したの。 来週手術して、退院するまで2か月かかるらしいの。」
病気と聞いて仕方ないと思った。しかし、僕がソロのパートを演奏するなんてとても無理だ。
「病気なら仕方ないですね。でも、コンクールまで5日間しかありません。僕、自信ありません。」
「大丈夫よ。明日から、私と一緒に特訓しましょう。」
理沙先生は真剣な表情で僕をじっと見つめている。先生と一緒に特訓できると思うとちょっと嬉しかった。僕はもうトランペットソロを断れないと覚悟した。
「ひろし君。ソロを担当してくれる?」
先生は今にも泣きだしそうな必死な表情で僕を見つめている。
「わかりました。ソロを担当します。」
僕がそう言うと、先生は満面の笑顔を浮かべて、
「ありがとう。良かった。うれしい。」
そう言うと、僕を抱きしめてくれた。僕は一瞬あっけにとられたが、気が付いたら僕も先生を抱きしめていた。
先生の身体は温かく、そして柔らかだった。香水の香りが心地よかった。僕はずっとこうして先生を抱きしめていたかった。
「そうだ!楽譜を渡すね。」
先生は、そう言うなり僕の身体から離れて、音楽室の隣にある教官室に入って行った。そして、楽譜を手に取り教官室から出てきた。その時、先生は教師の表情に戻っていた。
「ひろし君。今日、家に帰ったらこの楽譜にしっかり目を通しておいてね。」
そう言いながら僕に楽譜を渡した。僕は楽譜にさっと目を通した。難しそうな音符が並んでいた。
コンクールの課題曲の山場でトランペットソロの演奏がある。曲を盛り上げる最も大切なパートだ。審査員の採点の大きなポイントになる部分だ。僕に演奏できるのだろうか?僕は不安になった。
先生は、僕の心中を察したのか、
「大丈夫よ。明日から練習したら、コンクールまで十分間に合うよ。私と一緒に頑張りましょう。」
僕は先生の、
「私と一緒に頑張りましょう。」
という言葉が嬉しかった。
まどかと付き合うようになって、理沙先生への想いはやや薄れていたかもしれない。しかし、理沙先生は僕にとって、憧れの先生であることに変わりなかった。明日から、先生と二人っきりで練習するのだと思うと、少し胸が熱くなった。
「よろしくお願いします。」
僕がそう言うと、先生はにっこり微笑んだ。
「一緒に音楽室を出ましょう。」
僕と先生は一緒に音楽室を出た。先生と並んで廊下を歩いた。先生から微かに香水の香りが漂ってくる。僕は、さっき先生と抱き合ったことを思い出した。先生は、どんな気持ちで僕を抱きしめたのだろう?そう思いながら、先生の横顔をじっと見つめた。
「ひろし君。どうしたの?私の顔に何かついてる?」
先生はおどけた表情で僕にそう言った。先生はもう僕との抱擁のことなんか忘れてしまったのだろうか?
いつの間にか、校舎の出口に来ていた。まどかが立っていた。不安そうな目で、僕と理沙先生を見つめている。
「あら!まどかさん。ひろし君を待ってたの?」
先生はあっけらかんとしている
「二人ともさっさと帰るのよ。」
先生はそう言うと、駐車場に止めてある車に乗り込んだ。僕とまどかは先生の車にお辞儀すると、一緒に歩いて校門を出た。
「先生の話って、何だったの?」
(続く)
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