声でイカせて-第4話 2930文字 ステファニー

声でイカせて-第4話

今をときめく声優たちの性遊生活を描く。

作家名:ステファニー
文字数:約2930文字(第4話)
管理番号:k105

148センチのリラは、まだ少女でしかない。犯罪になってはしまわないだろうか、とも思ってしまうが、年齢は19と聞いている。身体の方はとっくにオトナになっているに違いない。
「こちらこそ、どうぞよろしくね」

相庭は誘うように腕を拡げた。さすがに五人目ともなれば、相庭も性交のイロハが身についた。だが、どこか様子がおかしい。リラは俯いたまま、その場から微動だにしなかった。見れば、リラの小さな身体は小刻みに震えている。

「どっ、どうしたの?」
「ごっ、ごめんなさいっ、私っ…」
リラは顔をわぁっと覆った。
「はっ、初めてなんです!」

テディプレイスーツ一覧01

なんと!処女とは!
芸能人は早熟な印象があっただけに、これは驚きだった。
「そっ、それと、びっくりしないでください」
リラは恐る恐るタオルの前を外した。ハラリとバスタオルが床に落ちた時、相庭は目を疑った。

リラの身体は玩具そのものだった。本当に気持ちふっくらとしているに過ぎない乳房と、ツルリと綺麗な半島がそこにはあった。
「そうっ、私、毛がないんですっ」
毛穴も見当たらない。つまりリラは一度もそこに毛が出てきた試しがないのだろう。

「でっ、でも、生理は来てます。毎月。だから妊娠はします、恐らく。だから避妊はきちんとしてくださいっ」
なんと!
この二日間は本当になんということの連続だろうか。

「だっ、大丈夫だよ。さあ、こっちにおいで」
リラは相庭の手招きに応じた。ストンと相庭の前に腰を下ろしたが、依然として震えは止まらない。
「やっ、優しくお願いしますっ」
「うん、わかったよ」

相庭はリラを包んだ。ほのかにベリーの香りがする。背中に回していた手の力が気持ち強くなった。再びリラは震動した。
「大丈夫、大丈夫」
リラの背を相庭はさすった。落ち着いたところで相庭はリラの唇を塞いだ。合わせる直前でリラは両目をギュッと閉じた。

軽く優しく静かなキスだった。唇同士が握手をしているだけのライトな口付けを、二人は1分ほど続けた。それとともにリラの震えは止まった。
二人はリラを下にして横になった。
「大丈夫?重くない?」

小柄なリラを相庭は気遣った。平気、とリラは答えた。
わずかに膨らんだリラの乳房に相庭は触れた。くすぐったい、とリラは笑った。相庭も一緒に笑ってしまった。
目線を下げると、明るい岬が目に入る。まだ種を撒く前の、整地された花壇のようにも思える。しかし、よく目を凝らせば、大きく膨らんだ肉の蕾がその奥に盛り上がっている。

なるほど、生理になっているというリラの申告は嘘ではないのだろう。幼女のような身体つきのままではあるが、その実、性器はとっくに成熟しているのだ。
リラのクリトリスを相庭はそっと舌先でつついた。

「イヤっ……」
リラの身体がビクッと動いた。相庭はリラと手をつないだ。
相庭はそのまま舌を滑らせ、女陰へと移動した。すでに第二の涙は溢れていた。
やはりオンナなのだ。立派に。

むしろ、熟し切っている果実よりも妖しい魅力を感じる。それが相庭をそそった。
「ああああああああぁぁぁ…」
挿入とともにリラは叫んだ。これまでの四人のような官能から来る吐息ではない。単なる恐怖と痛みから漏れた悲鳴に違いなかった。

「大丈夫、大丈夫、大丈夫だよ」
そんな励ましが正しいのかどうかはわからない。でも相庭はそんなことぐらいしか言えなかった。
ゆっくりと静かに、相庭はリラの中で抽送を始めた。リラは膣を締めては来ないが、そこもまた可愛かった。

「あったかい。気持ちいいよ」
「…うん、……よかった……」
女性の初体験は痛いと聞く。きっとリラも今、すごく痛いのだろう。その証拠に目尻がキラリと光っている。

「ちょっと痛いかもしれないけど、少しだけだから我慢してね」
長引かせない方がいいだろうと判断した相庭は、スパートをかけた。
「あぁぁっ、あうぅっ、ああああああああぁぁぁ………」

リラが絶叫した時、相庭は絶頂を迎えた。ハアハアと肩で息をしながら、相庭は動きを止めた。リラは嗚咽していた。
「終わり、終わりだから」
相庭はイチモツを抜いて、リラの肩を撫でた。リラは腹が痛むのだろう、起き上がって来ない。

床に敷いたマットに鮮血が散っている。
「拭いとくね」
相庭は箱ティッシュから数枚を抜いて血を拭った。
「ごめんなさい、ありがとうございます」

リラは泣きながら謝った。
「いいんだよ。無理しないで大丈夫だから」
その瞬間、リラは顔を覆ってわぁーっと泣き出した。相庭は背中をさすってリラを宥めた。それと同時に二日間の疲れをどっと背後に感じた。

————

ランジェリーブランドのモンシェリ一覧01

『バージンラブ』から二年後、相庭は声優として着々とキャリアを積んでいた。あの直後に出演した『配球部』という作品で当たり役を演じたことがきっかけだった。相庭は主演ではなく、作品内一のイケメンキャラで主人公のライバルを演じた。これがいわゆる腐女子に大ウケした。イケボ(イケメンボイス)と呼ばれ、カリスマ的な人気にまで発展した。

実際には、相庭はお世辞にもカッコイイと言えるような容姿の持ち主ではない。至って並大抵の、一般庶民の域を出ないとしか言いようのない容貌だ。もちろん、女性からモテた経験などない。『バージンラブ』が初めての女性経験の場であり、その後はご無沙汰であることが何よりの証拠だと言えた。

だが、その証拠のように論は進まなかった。その後も相庭に舞い込む話はイケメン役ばかりであった。それに伴い、相庭の人気はぐんぐん上昇していき、アニメだけでなく、歌手活動やイベントなどに引っ張りだこの売れっ子声優となった。

もはや『バージンラブ』への出演は過去のものとなり、すっかり相庭の記憶の隅に追いやられたかと思われた時期に、またしても転機が訪れた。邂逅を果たしてしまったのだ。

それは中国の戦乱時代を描いた青年漫画原作のアニメ『王朝』に出演した際に起きた。主人公の仕える主君を相庭は演じたのだが、その出演者の中に藤田瞳がいたのだ。
「久しぶり」

出演者顔合わせの日、瞳は早速、相庭に近づいてきた。
「どっ、どうも…」
『バージンラブ』の出演者とは最終日であったセックスシーンの日以来、会っていない。あれ以来、相庭は数々の作品に出演していたが、誰一人として現場をともにはしていなかった。

なんとなく感じる気まずさを隠すために、相庭は素っ気なく挨拶をするに留めたかった。だが、瞳はそうはいかなかった。
「話があるの。今晩八時、この下にあるバーで」
相庭の脇を通り過ぎる際、瞳はこう囁いた。瞳から話がある心当たりのない相庭は、背筋が凍る思いがした。

別に何か瞳に貸しがあるわけではない。現在のステータスは相庭の方がずっと上だ。シカトをしてしまっても構わないものだ。
だが、やはり無視できなかった。
『バージンラブ』で起きた事実を、相庭は誰にも知られたくない。あれは相庭の黒歴史なのだ。ここで無下な態度を取り、『王朝』の誰かに瞳があそこであったことを触れ回ったりでもしたら、それこそ相庭にとって死活問題になりかねない。

午後八時。指定された場所へ相庭は仕方なく赴いた。
薄暗く狭い店だ。酒を嗜まない相庭が滅多に足を踏み入れない類の所だ。
「こっち、こっち」
カウンター席の奥で瞳は手を振った。かき氷にかけるブルーハワイのような色味をしたドリンクを片手にしている。

(続く)

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