最強セールスレディーとオクラホマミキサー-第3話 2950文字 カール井上

最強セールスレディーとオクラホマミキサー-第3話

私たちは最強の美女セールスフォース。どんな難しい相手でも自慢のテクニックで落としてみせる。今日も会社のために頑張るわ。セクシー下着とパッツンパッツンのスーツも準備OKよ。

作家名:カール井上
文字数:約2950文字(第3話)
管理番号:k104

4.陽子と陽菜

会合場所は気取ったフレンチレストランだった。商談には向かないわね。向こうとしては話の内容なんてどうだっていいのよ。強制配荷なんてえらそうに言っているけど実際はそれほどのことではないのよ。もったいぶってありがたみを感じさせようとしているだけよ。

さすがに一流フレンチの料理は美味しいのだけれど話は進まない。おそらくここでは結論は出さないつもりなのね。デザートまで終わってしまったときに野村さんが言ったわ。

「それではこのあとは部長の決断はリーダーとの直接交渉次第ということで、いかがですか部長?」
「私はそれで構わないよ」
「リーダーも大丈夫ですよね?」

思った通り、そういうことね。強制配荷はこちらの出方次第ってことね。
「かしこまりました。ご一緒いたしますので、どうかよろしくお願いいたします」
「では、自分は陽菜さんとそうなった場合の具体策を検討しておきますので」
ということで、二組のカップル?となって店をでた。

ストッキング01

部長の顔を見つめて微笑んで、さっさとホテルに入った。部屋に入ると、しなだれかかるふりをしてベッドに押し倒す。上着も脱がせずに、ズボンのベルトを外すとパンツごとずり下げてやった。

「おいおい、そんなに慌てなくてもいいだろう」
部長は嬉しそうな顔をして言った。
「もう我慢できないんです。部長さんの太いの早くください」

私はそう言って、よく見もせずに部長のイチモツをくわえこんだ。フニャフニャだ。刺激を加えた。口の中で舌でペチャペチャとなめあげる。あまり反応してこない。唇でグッと挟んでしごきあげる。少し固くなってきた。

「ああ上手いね、気持ちいいよ」
部長さんはそういっている。
なんとか半勃ちより大きくなったかなあというところで、私もストッキングとパンティを下ろして、部長さんにのしかかりそしてナニにオマン○を擦り付けた。柔らかいオマン○の刺激に部長さんのはなんとか入れられるまで固くなった。

一気にオマン○を沈め、上下する。3回目に沈みこんだときに、部長さんの口から、うっという声がして、オマン○の中のモノがピクッとなった。
出ちゃったんだ。あれーどうしよう、でも、もうどうしようもないわね。
でも部長さんはなんだか満足そうな顔をしている。

「気持ちよかったよ、君はどうだった?」
「とてもよかったです」
そんなわけないが。

「じゃあ、例の件は強制配荷ということで野村にやらせておくから、心配しないで」
「ありがとうございます。よろしくお願いいたします」
予想以上にあっけない延長戦だったわ。

翌朝、陽菜に聞いた。
「夕べはどうだった。大丈夫だった?変なことされなかった?」
「大丈夫ですよ。でもね、実はね・・・・」
そう言って、陽菜は笑い出した。

「何よ?どうしたのよ?」
「それがね、ちっちゃいの」
「えっ?」
「これから大きくなるのかなあ、と思って触ってみたら、カチカチなんですよ。それ以上大きくならないの」
「へぇー」

「で、入れられたんですけど、んん?って感じで」
「で、どうしたの?」
「こっちはどうしていいかわからなかったんですけど、3回くらい腰を動かして勝手にうって言っていっちゃってました」
楽勝だったってことね。

「陽子さんはどうでした」
「同じような感じね。この上司にしてこの部下ありってことかしら」
ふたりで大声で笑ってしまった。

5.免税店

日本のサプリメントは海外からの旅行客にも人気がある。だから免税店でも大きく扱ってほしいのだが、日本の国際空港の免税店をしきっているNATCO社には洋酒メーカー系や有名プロ野球チーム監督がCMに出ていたところが入り込んでいて、わがEID社は苦戦しているのだ。

今日はやっとアポイントの取れた先方のバイヤーとの商談だ。そのバイヤーは吉村さん、30代後半、背が高くてイケメン、妻子あり、という情報は得ている。こちらも勝負をかけるので、メンバーにはスカートの裾を1センチ上げるように指示した。

免税店のバイヤーは高級ブランド品のセールス担当などを相手にしているので、どんな美人でも露出の高い服装でも見飽きているだろう。それでもこちらも全力を尽くして戦うわ。できることはなんでもするのよ。

さあ、4人並んで挨拶し、先方の視線をチェックすると、えっ、なんと私。いいわよ、その代わり食らいついたら離れないわよ、と意気込んで隣に座った。もちろんブラウスのボタンは2つまで外し、背筋を伸ばして膝を前に出している。1センチ上げただけなのに5センチは余計に太ももが露出している。もうほとんど下着が覗けそう。

テディプレイスーツ一覧01

そして話を進めていったが、吉村さんの視線はほとんど私の胸元や下半身に来ることはない。そこでさらに注意深く観察すると、彼の視線は向かって左端にいる千佳に注がれていたのだ。

なるほど、本当の趣味はそっちなのね。
私は千佳にサインを出した。右手で胸元を触る。これはボタンを外せ、というサインだ。サインは他にもあって、左肩に触れたら、スカートの裾をちょっと上げろ、右肩に触れたら、わざとペンを落としてそれを拾え。そのときしゃがんだ脚をずらしてスカートの奥が見えるようにしろ、あるいは、胸元を覗けるようにしろ。こんなところかしら。

千佳は資料を覗き込むふりをしながら何気なく胸元のボタンを外した。吉村さんの顔を見ると明らかに目を細めて、そこに焦点を当てている。ここは押すところね。千佳に続けてサインを出した。右肩だ。

千佳は上手くペンを落とし、スミマセン、と言いながらしゃがみこんだ。膝を曲げた脚が僅かに上下にずれる。なんとそれだけじゃなくて膝と膝の間が開いた。10センチも。そしてその開いている中心は吉村さんを向いているのだ。

私のところからは確認できないが、吉村さんの目にはその中心が捉えられているはずだ。千佳は、今日は何色のどんな下着を着けているのだろう。さすがにそこまでは指示していないわ。

さて、本日はこれで失礼します、というときに、差し上げる資料を千佳に渡した。千佳は裏側に携帯番号を手書きした名刺を、さりげなくその資料に載せて吉村さんに渡す。そのとき右手の人差し指ですっと吉村さんの手の甲を撫でた。吉村さんはもう他の3人は眼中にないかのように千佳を見つめていた。

社に戻る車の中で千佳に聞いた。
「千佳、今日はどんな下着なの?」
千佳は笑いながら言った。
「答えられません」

「ええ、いいじゃない。教えてよ」
「ですから答えられないんです」
「ええ、どういうことなの?」

陽菜が大声で言った。
「それって、ひょっとして履いてないってこと?」
千佳は「さあ、どうでしょう?」と笑って答えなかった。
「千佳ちゃんさすがね、私はTバック止まりよ。ノーパンは無理だわ」夏実があきれたように言った。

さあ、千佳のノーパンで上手くつれるかなあ?4人で大笑いした。
ノーパン効果は絶大だった。大笑いしているまさにそのときに、千佳のスマホが鳴り出した。みんな静かに!千佳が息を整えて、すました声を出す。

「ハイ、△△千佳でございます、まあ、吉村様、お電話ありがとうございます。ハイ、もう少し詳しいご説明を、ハイ、今夜にでも、もちろん結構でございます。では7時に渋谷で、かしこまりました。間違いなく、ハイ、ありがとうございます」
ノーパンは最強ね。電話を切った瞬間にまた四人で大笑いした。

(続く)

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