ビーストハンター-第6話
ビーストと呼ばれる、人に害を成す存在がいる。そんなビーストを狩り、金を稼ぐ者たちもいる。ビーストハンター……彼ら彼女らはそう呼ばれていた。
藤堂タカシと鷹山セシルは、そんなビーストハンターであった。2人は金を得るため、今日もビーストを狩る。
作家名:護堂アオイ
文字数:約2790文字(第6話)
管理番号:k100
筋骨隆々の、立ち上がれば身長が190センチはあるであろう男。
男の名前はドウマ。ユキが仕(つか)えている男だ。
ユキはドウマの目の前でビスチェを外し、Gカップの乳房を露わにさせた。
膨らみの頂(いただき)を飾る乳首の色は濃いピンク色。
彼女は続いてタイトミニのスカートを脱ぐ。タイトミニのスカートの下に穿いているのは、ハイレグでTバックのショーツ。色は薄いグレー。
ショーツも脱ぐと、残るのはガーターベルトと、それに吊されている黒いストッキングだけとなる。
股間を飾る柔毛は薄め、尻は女らしく豊かだ。
ユキは、ベッドに腰を下ろしているドウマに歩み寄った。そして、彼の前で膝をつく。
手は使わずに、歯だけを使ってズボンのファスナーを使い、口と舌を使って彼の男の証しを抜き出した。
まだ力が入っていないドウマのモノ。ユキはソレに、まるで血でも吸ったかのように真っ赤な舌を這わせる。
ユキの舌が這うと、ドウマのモノはすぐにそそり立った。
かなりの太さと長さがある、ドウマの肉棒。
ユキはソレを、うっとりとした視線で見つめ、再び舌を這わせる。
先端から根元へ、根元から先端へと這う真っ赤な舌。
何度か舌を往復させた後、ユキは怒張の先端だけにチロチロと舌を這わせた。
かと思うと、今度は根元に舌をチロチロと這わせるユキ。
ユキの舌で怒張を愛撫され、ドウマは満足そうな吐息をこぼす。そして、彼女の頭を軽く撫でた。
彼のモノを舌で愛撫し続けるユキの美貌に、嬉しそうな表情が浮かんだ。
何度か先端と根元にチロチロと舌を這わせた後、ユキは口を大きく開け、怒張を含んだ。
彼女の口には、太すぎるモノ。それでも懸命に頬ばり、唇を密着させる。
「んっ……ふ……ふう……」
ユキは頭を前後に動かし、怒張を唇でしごいた。
声と一緒になって、唇の端から唾液がダラダラとこぼれて形のいい顎を濡らしていく。
頭を前後させて唇で怒張をしごきながら、ユキは舌も動かし、ソレを愛撫する。
何度も何度も唇でしごき、舌で愛撫しているうちに、ドウマの肉棒は脈動を始めていた。
「んっ、ふっ……ふぅ……んむっ……」
ユキは頭を前後させる動きを速くさせ、舌の動きを強くさせる。
肉棒の脈動が大きくなっていく。
根元まで怒張をくわえ込んだ瞬間だった。ユキの口の中で、ソレは弾けた。
弾け、白濁した体液を放つ。
ユキはドウマが放ったものを、すべて口の中で受け止めた。
そして、喉を鳴らして飲み込んでいく。
口の中が空になると、彼女は肉棒を口から抜いた。
ドウマのモノは、まだいきり立ったままである。
ユキは立ち上がり、両脚を大きく広げた。ドウマは彼女の腰を抱き、引き寄せた。ユキの脚の間に、彼の怒張が来る形となる。
ドウマが放ったものを飲み込んで酔ったような表情を浮かべているユキは、腰を下げていった。
股間に怒張の先端が触れる。
ユキは酔ったような表情を強め、一気に腰を下げた。
怒張がスリットを左右に割り広げ、秘洞へと埋没(まいぼつ)する。
「んくぅっ!」
快感が股間から走ってきて、ユキは甘い声をドウマに聞かせながら首を反らした。
ギチギチと野太いドウマのモノを締めつける秘洞。
ユキは彼の肩に手を置き、腰を上下に動かした。怒張で秘洞がえぐられる音が、部屋の中に響く。
ユキの好きなようにさせながら、ドウマは彼女に問う。
「計画は順調なのか?」
腰を上下させる動きを止めずに、ユキは「はい」と頷(うなず)く。
「順調です……ドウマ様」
熱くなった吐息と共に答えるユキ。
腰を動かすたびに、彼女の吐息は熱くなっていく。
「人間を私たちの同類にさせる計画……順調です」
ユキの言葉を聞きながら、ドウマは右手を彼女の豊かな尻へと伸ばしていった。
尻を撫で回すドウマの大きな手のひら。
と、唐突に彼の手はユキの尻の割れ目に差し込まれた。人差し指の先が、尻の谷間の奧で息づいている小さな穴……キュッとシワが寄っている穴に触れた。
ユキの尻がビクッと震える。
それでも、彼女は腰を上下させる動きを止めることはなかった。
ドウマの人差し指が、尻穴をくすぐる。ユキの顔には、期待するような表情が浮かんだ。
彼女の期待に応えるかのように、ドウマは太い人差し指を小さな尻穴へと押し入れた。
「んくううっ!」
逆流の感覚と共に、快感が尻穴から走ってくる。ユキは顔を赤く染め、甘く喘いだ。
腰を動かし続けるユキ。彼女の腰の動きに合わせるように、ドウマは人差し指を出し入れさせる。
秘洞と尻穴からの快感で、ユキの呼吸が荒くなっていった。
顔だけではなく、全身の肌が真っ赤に染まる。真っ赤に染まった肌は快楽の汗で濡れていく。
自分で腰を動かしてドウマのモノで秘洞をえぐり、ドウマの人差し指で尻穴をえぐられているうちに、ユキの背筋をゾクゾクとした寒気にも似た感覚が走るようになっていた。
ユキが抱いたその感覚は、徐々に大きくなっていく。
そして秘洞をえぐるドウマのモノは、再び脈動を開始していた。
ユキは荒くなっている呼吸をさらに荒くさせ、腰を上下させる動きを速く激しくさせる。
背筋を走るゾクゾクとした感覚は、今にも爆発を起こしそうであった。
ユキは肉棒が抜けるギリギリまで腰を上げたかと思うと、勢いを付けて一気に腰を落とした。
根元まで秘洞に埋まる野太い怒張。
「んくううっ!」
凄まじい衝撃がユキの内側を疾走する。
快感混じりの衝撃……それが、背筋を走っているゾクゾクとした感覚を爆発させた。
「ああ……ふぅあっ! ああああっ!」
ドウマの股間を上で、背中を弓なりに反らすユキ。汗まみれの裸身が、ビクビクと震える。
性の高みに達したユキ。彼女の秘洞の中で、ドウマの肉棒が弾けた。
白濁した体液が、秘洞をかき回す。
「ああ……」
ユキは余韻の吐息をこぼしながら、仕えている主であるドウマにしなだれかかった。
ドウマはそんな彼女を抱きしめる。
ユキの顔には、満たされたような表情が浮かんでいた……。
◇◇◇
人々で賑わっている昼の街。
さまざまな商店が並んでいる通りを、ビスチェにタイトミニのスカートという服装のユキが歩いていた。
前から1人の青年が歩いてくる。ユキは右手の指輪を確認する。指輪には、短い針が付いていた。
青年とすれ違う瞬間、さりげなく肩に触れる。
指輪に付いている短い針が、青年の肩に刺さった。
青年は肩に軽い痛みを感じる。だが肩に異常はない。
気のせいかと思い歩き続けていると、その青年は突然、苦しみだした。
苦しみ、倒れ、そのまま動かなくなる。
周囲にいた人々は、何事かと青年に顔を向ける。
と、倒れたときと同じように突然、青年は立ち上がった。
立ち上がったとき、青年は人間ではなくなっていた。
サルのような姿のビーストと化していた。
通りにいる人々は、ビーストの姿を見て悲鳴を上げる。そして、我先にと逃げだす。
人々に襲いかかるサルのような姿のビースト。
通りはすぐにパニックと化す。
パニックとなっている通りを見て、ユキはニヤリと笑った。
(続く)
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