鹿児島浪漫紀行-第8話
ひろしは、最愛の妻と離婚した心の傷を癒すため、鹿児島の旅に出る。旅先で出会った3人の女性と逢瀬を重ねたひろしは、女性たちの尽きない淫欲の餌食となっていく。50歳を過ぎたひろしは、体力の限界を感じながらも、懸命に女性たちに自分の体を捧げるのだが・・・
作家名:城山アダムス
文字数:約3030文字(第8話)
管理番号:k123
指先が膣口に触れた。そこはすでに熱く火照り、奥から愛液が泉のように溢れていた。指先が動くと、ピチャピチャと音を立てる。膣口からゆっくり指先を割れ目にそって這わし、クリトリスの先端に軽く触れた。
「アッ。」
楓は甲高い声をあげ、身体をバウンドさせた。そして、円を描くように腰を浮かしながらクリトリスを指にこすりつけてきた。
指先でクリトリスをツンツンと突いた。
「あーっ。」
楓は大きな声をあげ、腰から崩れ落ちた。仰向けになり、足を大きく広げている。
楓の体は火だるまのように燃え、額も首も胸元も汗ばみ、陰毛の奥の割れ目は十分すぎるほど潤っている。眼を大きく見開き、足を広げたまま僕に鋭い視線を飛ばしている。その視線は僕の下半身に向けられた。
「おねがい・・・」
「どうしたの?」
「ください。」
楓は切ない声で哀願した。
「何を?」
「いじわる。」
楓は今にも泣きだしそうな表情をしている。
「ねえ。お願い。」
楓の鋭い視線が僕のペニスを凝視している。
「もういや。早くください。」
僕はゆっくりペニスを楓の膣口に当てた。ペニスの先を膣口に当てたまま、じっとして動かない。
「いやーん、入れてえ。」
それでも僕のペニスは動かない。残酷なまでに楓を焦らす。楓は我慢できず、腰をペニスに押しつけてくる。ペニスが少しずつ膣に吸い込まれていく。膣はペニスに絡みつきながら、奥に奥にと飲み込もうとする。膣の中ほどまでペニスが吸い込まれた時、ペニスを抜こうとスーっと腰を引いた。
「だめえ・・・」
ペニスを離さないように、膣がギュッと締め付けてきた。
「抜いちゃダメ・・・」
楓は鬼のような形相で必死に訴えてくる。
「抜かないで・・・奥に入れてえ・・・」
僕はゆっくりと楓の求める膣の奥深くにペニスを挿入していった。膣の一番奥にペニスが到達した。
「あああーん・・・・入ってる、ひろしさんのペニスが入ってる。太くて、硬くて・・・あそこが痺れちゃう。」
楓は微笑みを浮かべながら快楽に酔いしれている。膣はペニスに吸い付き、絡みつき、ペニスを抜こうとすると、ギュッと締め付け離そうとしない。
僕はゆっくりと腰を前後に動かした。楓の下半身も前後に動く。膣の締め付けが強まる。
腰の動きが大きくなり、速さを増し、ペニスが膣の奥の子宮をリズミカルに突き出した。
「あん あん あん あん・・・・」
楓はペニスの動きに合わせるように声をあげ、快楽の坂道を昇りつめていく。膣の締め付けが強まり、小刻みに痙攣しだした。
「イ・イキ・・ソウ・・・」
楓の身体は絶頂に向けて走り出している。
「イ・グ・・イグ・イグー」
膣壁が大きく波打ちながら激しく痙攣している。楓は絶頂に達したようだ。
僕のペニスも膣の激しい痙攣に刺激され、爆発し、膣の中に白い精液をまき散らした。
激しく痙攣している膣の中で、ペニスも律動している。僕と楓の性器は激しく絡み合い、強烈な快感と共に溶け合い一体化している。僕と楓の心と身体が一つになっていく。
・・・・やがて二人の性器の痙攣が静まった。僕はペニスを抜かず、楓の膣の中の柔らかく温かな感触を味わい続けた。楓の膣は行き果てた後もペニスを優しく包んでいる。時々、楓の膣がピクッと動く。それに刺激され僕のペニスもピクピク反応する。楓の膣と僕のペニスが会話しているようだ。
「楓さん、とても良かったです。」
「私も、こんなの初めて。」
楓の
「こんなの初めて。」
という一言が嬉しかった。挿入したまま楓にキスをした。楓もそれに応じた。
徐々にペニスは太さと硬さを失っていき、楓の膣から自然に抜けた。同時にドロッとした精液が膣口からこぼれてきた。僕たちはそれを拭こうともせず抱き合っていた。
楓が僕の胸に頭を乗せてきた。僕は楓の髪を優しく撫でた。
「ねえ、ひろしさん。」
「どうしたの?」
「ひろしさんとのセックス、最高。」
「僕も気持ちよかったです。」
「ひろしさんのオチンチン、とっても太くて、硬くて、あそこに入ってくるとビリビリ痺れるんです。」
昨夜、渚も同じことを言っていた。
「ひろしさんと、東京でもお会いしたいです。」
僕は一瞬戸惑った。僕が仮病を使って鹿児島に来たことが教育委員会に知れるとまずい。でも、楓とまた東京で会いたい。楓に僕の素性を明かさなければ大丈夫だろうと思った。
「そうですね。東京でも会いましょう。」
楓は嬉しそうに抱きついてきた。
「ひろしさん、いつ東京に帰るんですか。」
僕は、まだいつ帰るか決めていなかった。しかし、昨夜の渚、今夜の楓との情交で、妻と離婚したことによる心の傷はかなり癒えていた。もう東京に帰ってもいいと思った。
「明日、帰ろうかな。」
「良かった。私も明日東京に帰るんです。一緒に帰りませんか?」
楓は嬉しそうに僕を誘った。僕は明日も一緒に楓といられると思うと嬉しかった。
「そうですね。一緒に帰りましょう。楓さんと一緒なら楽しいだろうな。」
楓は急にキョトンとした表情になった。
「ところでひろしさん、飛行機予約したんですか?」
僕はまだ飛行機を予約していなかった。
「まだ予約していません。明日の飛行機、今から予約できるかな?」
僕は不安になった。
「大丈夫ですよ。」
楓はベッドから降りてバッグからスマホを取り出した。しばらくスマホを操作していた。
全裸でスマホを触っている楓の姿は美しかった。スレンダーな身体に、形の整った乳房。Eカップくらいだろうか?腰はきれいにくびれ、黒い陰毛が動く度に軽くたなびいている。
「明日の11時45分発羽田行、日本航空552便が予約できましたよ。」
楓は嬉しそうにスマホの予約画面を見せてくれた。
「良かった。予約できたんですね。明日、その飛行機で楓さんと一緒に帰れるんですね。」
「早くひろしさんと一緒に飛行機に乗りたいな。」
楓は少女のようにはしゃいでした。しかし、予約したのは楓のスマホだ。
「楓さん。僕、航空運賃どうやって支払えばいいですか?」
「運賃は払わなくても大丈夫ですよ。」
「楓さんに運賃払わせるわけにはいきませんよ。」
楓はにこにこ微笑みながら少し甘えるような口調で
「運賃は心配しないでください。その代わり、私の望み叶えてほしいな。」
「楓さんの望みって何ですか?」
楓は悪戯っぽく微笑んでいた。
「私の望み、明日教えますね。今日は、もうちょっとエッチ楽しみませんか?」
楓は再び僕に強く抱きついてきた。
僕は今、楓に射精したばかりだ。昨夜から、渚、遥香、そして楓と何回射精しただろう。もう、これ以上の射精は無理だと思った。
しかし、裸の楓を抱いていると少しだけペニスが硬くなる。射精は無理でも勃起は可能かもしれない。僕は楓をギュッと抱きしめた。唇が重なり、激しく求め合った。
「ひろしさん。」
楓は上体を起こし、右手で僕のペニスを握り、口にくわえた。そして、少し硬くなったペニスを貪るように舐めた。ジュボジュボと音を立てながら、美味しそうに僕のペニスを舐めている。
楓の舌使いに僕のペニスは徐々に太く硬くなっていく。しかし、射精衝動はほとんど感じない。
「うっ・・。」
僕はうめき声を上げた。楓はまだ僕のペニスをしゃぶり続けている。僕のペニスは太く硬くなっているが、このまま楓がしゃぶり続けても、射精することはないだろう。
「楓さん、辞めてください・・・イキそうです。」
楓はペニスから口を外した。
「イキそうです。」
この言葉は楓への社交辞令だ。
「私、ひろしさんのペニス大好きなんです。太くて、硬くて、あそこに入れると子宮がジンジン痺れるの。」
(続く)
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