ビーストハンター-第4話 2940文字 護堂アオイ

ビーストハンター-第4話

ビーストと呼ばれる、人に害を成す存在がいる。そんなビーストを狩り、金を稼ぐ者たちもいる。ビーストハンター……彼ら彼女らはそう呼ばれていた。
藤堂タカシと鷹山セシルは、そんなビーストハンターであった。2人は金を得るため、今日もビーストを狩る。

作家名:護堂アオイ
文字数:約2940文字(第4話)
管理番号:k100

廃墟が並ぶ区画。セシルはそこでビーストを狩っていた。
不思議な輝きを放つ石をいくつか手に入れ、そろそろ引き上げようと思ったときだった。

セシルは近くにビーストの気配を感じた。ついでだから、もう1体倒していくかと思い、オートマチック拳銃のマガジンを交換し、気配が漂ってくる方に足を運んだ。
上半分が無くなっている雑居ビル、ビーストの気配はそこの地下から漂ってきてきた。

セシルは気配と足音を忍ばせ、階段を下りる。階段を下りた先は、広い空間だ。元は駐車場だったらしい。
ボロボロになった車が、何台も転がっている。
「あれは……」

彼女の視線の先に、ビーストはいた。大きさは成獣のライオンの3倍ほど。
姿はファンタジー作品に出てくるドラゴンのようであった。

◇◇◇

セクシーブラショーツ一覧03

とあるホテルのバー。そこのカウンター席で、タカシは酒が注がれているグラスをもてあそんでいた。
グラスに口を付けたとき、
「おまたせ」

とタカシは声をかけられる。
彼に声をかけたのは、セシルであった。
彼女はタカシの隣に腰を下ろし、酒を注文する。
「お前が俺に連絡をしてくるとは、珍しいな。何の用だ?」

タカシに聞かれ、セシルは小さく肩をすくめた。
「そんなに慌てないでほしいわね。お酒くらい、ゆっくり飲みたいわ」
そう告げるセシルの前に、赤いカクテルを注いだグラスが置かれる。カクテルを一口飲み、彼女はタカシに「手を貸してちょうだい」と言う。

「大物を見つけたんだけど、私1人じゃ倒すの難しそうなのよねえ」
「なるほど。それで俺を呼んだわけか。ま、手を貸すのはかまわないが、タダじゃない」
「分かっているわよ」

少し苦みのある赤いカクテルを一気に飲み干すセシル。スツールから立ち上がり、
「部屋は予約してあるわ」
とタカシに告げた。

◇◇◇

タカシと一緒にホテルの一室に入ったセシルは、大きなベッドの前で服を脱いで下着姿になる。
部分部分が透けている黒いブラジャー、同じように部分部分が透けている黒いショーツ。
黒い下着姿になったセシルに視線を向けながら、タカシは上半身裸となった。

タカシの視線を感じながら、セシルは黒い下着も脱いで裸身を晒す。
全裸になったセシルはタカシに言われ、Gカップの乳房を押し潰すようにしながら上半身を壁にくっつけ、引き締まって上を向いている尻を突き出した。

タカシは彼女の後ろで膝をつくと、引き締まっている尻を掴み、濃いめの柔毛で飾られている股間へと顔を寄せていく。
舌を伸ばし、柔毛をかき分け、セシルの女の証しであるスリットを露出させる。
タカシの舌は、セシルのスリットに沿って這う。

「んっ……あっ……」
ソコを舐められると快感が走ってきて、セシルは声を小さく漏らす。
タカシの舌は、スリットに沿って何度も往復する。
「あっ、あっ……ふぅ……あっ」

舌による愛撫を受けているうちに、セシルの声は次第に潤いを帯びていった。
美貌は、ほんのりと赤く染まっている。
タカシの唾液で濡れていくセシルの股間。何度も愛撫を受けているうちに、唾液以外のものでも濡れるようになっていく。
快感によって溢れるようになった、セシルの淫らなメスの蜜。

それがタカシの唾液と一緒になって、セシルの股間を濡らしていった。
彼女の秘洞がメス蜜で濡れたのを確かめると、タカシは立ち上がり、スラックスのファスナーを下げる。
いきり立っているモノを抜き出し、セシルの見事なくびれを見せる腰を抱き、狙いを定めた。

股間に硬く熱い肉の感触を受けると、肩越しに見えるセシルの顔に、誘うように表情が浮かんだ。
彼女のその表情に誘われるように、タカシは腰を突き出した。
怒張がスリットを左右に割り広げ、淫蜜で熱く濡れている秘洞へと埋没(まいぼつ)する。

「ふぅああっ!」
股間から快感が混ざっている衝撃が疾走してきて、セシルは声を響かせながら首を反らした。
彼女の秘洞はタカシのモノを歓迎するかのように、ギチギチときつく締めつけてくる。
締めつけるだけではなく、ウネウネと蠢いて怒張を刺激していた。

タカシの腰が動く。怒張しているモノがセシルの秘洞をゴリゴリとえぐってくる。
「あっ、ああっ! あふぅっ! あっ、あっ!」
肉棒が出入りを繰り返すたびに、秘洞から全身へと快感が広がっていく。
広がる快感は、セシルの口から甘く潤っている声を漏れ響かせた。

顔だけではなく、快感によって全身の肌が赤く染まっていく。
赤く染まった肌は、快楽の汗で濡れていった。
裸身を赤く染めて汗で濡らすセシルの姿は、タカシを興奮させる。
タカシの腰の動きが激しくなった。

ストッキング01

「ああうっ! ふぅあっ!」
セシルの内側を疾走する快感が強まる。
彼女が大きな快感を抱いているのを示すかのように、秘洞のウネウネとした蠢きが、より妖しいものになっていく。
妖しい秘洞の蠢きで怒張を刺激され、タカシの腰の動きはさらに激しくなっていった。

「ああっ! あっ、あっ! あふぅっ! あふうっ!」
甘く潤っている声を大きくさせるセシルの背筋をゾクゾクとした、寒気にも似た感覚が走る。
その感覚は、タカシの肉棒で一突きされるたびに大きくなっていった。

セシルを激しい勢いで突くタカシのモノは、いつしか脈動を開始していた。
秘洞を突くたびに大きさを増していく肉棒の脈動。
タカシはラストスパートをかけるように、腰の動きを速くさせた。

「あっ、あっ! あふっ! あふっ! ふうああっ!」
セシルの背筋を走るゾクゾクが大きくなり、口から響く声は切羽詰まったようなものになる。
タカシは肉棒が抜けるギリギリまで腰を引く。
そして勢いを乗せ、一気に根元まで秘洞へと叩き込んだ。

「ふぅああっ!」
その一撃が、セシルへのとどめとなった。
ゾクゾクとした感覚が、彼女の内側で爆発する。
「あっ、あっ……ああああっ!」

性の高みに達し、背中を弓なりに反らして裸身をビクビクと震わせるセシル。
彼女を絶頂させたタカシは、肉棒を秘洞から引き抜く。直後、ソレは弾けた。
白濁した体液を放つタカシの怒張。

セシルの引き締まって上を向いている尻が、タカシが放ったもので白く汚されていく。
タカシが手を離すと、セシルは壁を這うようにしてズルズルと、その場に崩れ落ちていった。
その場に両膝をつくセシルの呼吸は荒く、全身は汗まみれになっている。
そんな彼女を見下ろすタカシは、満足そうであった。

◇◇◇

翌日、タカシはセシルと共に廃墟が並ぶ区画の、上半分が無くなっている雑居ビルに向かった。
「なるほど、確かに大物だ」
地下にいる、ドラゴンのような姿のビーストを見てタカシは納得する。
1人で倒すのは確かに難しいだろう、と。

「Bランク……いや、Aランクに近いBランクといったところか」
「分け前は半々……で、いいのよね、タカシ?」
セシルの言葉に「ああ」と返しながら、タカシはショルダーホルスターからリボルバー拳銃を抜く。
セシルもショルダーホルスターからオートマチック拳銃を抜いた。
2人はそれぞれ拳銃を構え、ビーストがいる空間へと飛び込んだ。

◇◇◇

タカシの見立てどおり、ドラゴンのような姿のビーストはBランクに近いCランクであった。
倒したことで、かなりの金額になった。
セシルと半々に分けても、問題のない額になる。
「また大物を見つけたら、手を貸してくれるかしら?」
そうセシルに聞かれ、タカシは「考えておく」と答えて彼女と別れた。

(続く)

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