名残りの宿-第2話 3050文字 城山アダムス

名残りの宿-第2話

ひろしと静香は5年間不倫の関係を続けていた。静香には娘が一人いたが、ひろしとの愛欲に溺れ、子どもを顧みなくなる。寂しさを感じた静香の娘がついに家出してしまった。静香は娘のためにひろしとの別れを決意する。そして最後の夜をとある老舗旅館で迎えた。

作家名:.城山アダムス
文字数:約3050文字(第2話)
管理番号:k094

乳首に触れていた手を胸から外し、静香の膝の上にそっと置いた
膝を手で軽くなぞりながら、足の付け根に近づけていく。やがて指先は足の付け根のすぐ上の陰毛に触れる。僕は静香の陰毛のさらさらした手触りが好きだ。陰毛全体を指先で軽く撫で回したり、指先に挟んで軽く引っ張ったりしながら陰毛を弄ぶ。

「あーん。」
静香は腰を微かに動かしながら、僕の次の段階への愛撫を促してくる。僕の指先は性器を包む小陰唇に触れる。小陰唇の内側は温かい愛液ですでに潤っている。そこは熱く火照り、指先を動かすとピチャピチャと音を立てる。

静香の愛液で濡れた指先を、クリトリスに向けて滑らせていく。クリトリスに触れる寸前で指を止める。指先は静かに後退し、またゆっくりとクリトリスに向けて動かしていく。クリトリスの直前で指は止まる。
「あー あん。」

静香は切ない声をあげながら、僕の指の動きに合わせてゆっくり腰を動かし始めた。指がクリトリスに近づくと、静香は腰を動かし指にクリトリスを押し付けようとする。その直前で指はクリトリスから逃げる。僕の指は、寸前のところでクリトリスを避ける。
「ねえ・・・。」

セクシーコスプレ02

静香の息が荒くなる。静香の腰は僕の指を求めて浮いている。そして、たまりかねたように腰をくねらせた。
「ねえ・・・触って・・。」
静香の声にじれったさといらだちが感じられる。
「ねえっ・・・ねえっ。」

静香の声はさらにいらだち、怒りがこもってきた。僕はこれ以上静香を焦らすことをやめた。指先で静香のクリトリスの先端を、軽くツンツンと突いた。
「あっ。」

甲高い声をあげて、静香は下半身をバウンドさせた。その直後、腰を前後に揺らしながらクリトリスを指に強くこすりつけてきた。静香のクリトリスは熱を帯び、硬くなり、やがて弾ける寸前まで膨らんだ。静香の秘部も愛液が溢れ、シーツをびっしょり濡らしている。
「おねがい・・入れて。」

静香は足を大きく開きながら、挿入を求めてきた。でも、僕はすぐには求めに応じない。静香の求めを無視し、じっくりと焦らしている。
二十代、三十代の頃の僕ならすぐに求めに応じて、硬く勃起したペニスを挿入していただろう。そして、静香の膣の奥をペニスで激しく何回も何回も突きあげていただろう。あの頃は、ただ、ひたすら強く激しく攻めることだけを考えてセックスしていた。

しかし、五十代に入った今は、激しさよりゆっくり時間をかけ、優しく愛撫したり、時には焦らしたりしながら、女性の身体の変化を楽しむ余裕がでてきた。
むしろ、そういう接し方の方を女性が好み、喜ばれることを知ったからだ。女性の求めにすぐに応じず、焦らしながら、優しくソフトに接すれば接するほど、女性の身体の性の感覚は研ぎ澄まされていく。

「ねえ・・お願い・・・入れて。」
「だめだよ。すぐには入れないよ。」
「・・・いやだ・・・どうして?・・・どうして入れないの?・・。」
静香はもう我慢の限界に達したのだろう。怒りがこみ上げるような、泣き声ともとれるような、身体の奥から沸き上がる欲求を、悲痛な表情で訴えている。

「はやくーう。」
静香の表情はいら立ち、じれったさ、切なさが漲っている。もう、ぎりぎりの限界に達している。
「ねえ・・・入れてえ。」
静香は下半身を僕に差し出してきた。そして、僕を受け入れようと膝を大きく左右に開いた。膝の奥にピンク色をした膣口が開いている。膣口は熱く腫れ上がり、愛液のよだれをいっぱい垂らしている。

僕は静香の膣口にペニスの先を軽く当てた。
「ああーん。」
静香は甘えるような、切ない声をこぼした。
僕は、ペニスの先を膣口に当てたまま、じっとして動かない。静香の欲求するまま挿入するより、挿入しないで焦らした方が、静香の快感は格段に高まることを知っている。

「いやーん、入れてえ。」
それでも僕のペニスは動かない。残酷なまでに静香を焦らす。静香は我慢できず、よだれの様に愛液を垂らしながら、熱く腫れあがった膣口をペニスに押しつけてくる。徐々にペニスの先が静香の膣の中に飲み込まれていく。しかし、膣の中ほどでペニスの挿入を止めた。

「もっと、奥に入れてえ。」
悲痛な声で静香は叫ぶ。静香の膣は僕のペニスに吸い付き、絡みつきながら、ペニスを奥に奥にと飲み込もうとする。
その時、ペニスを抜こうとして、スーっと腰を引いた。もっと奥に入れて欲しいという、静香の身体の奥から沸き上がる欲求に逆らうことで、静香を虐めたかった。

「何するの?・・・だめよう・・・。」
僕のペニスを離さないように、膣がギュッと締め付けてくる。
「だめ・・・抜かないで・・・。」
静香は鬼のような形相で必死に訴えてくる。
「お願い・・・抜いちゃダメ・・・もっと、奥に入れてえ・・・。」

静香は泣いている。泣きながら、身体の奥からほとばしる欲求の言葉を全力で訴えている。理性を脱ぎ捨て、本能の欲するままに声を発している。
「静香。ごめんね。もう、虐めないよ。」
ゆっくりと静香の求める膣の奥深くにペニスを挿入していった。
静香の膣は、ペニスを奥に奥にグイグイと飲み込んでいく。ついに膣の一番奥にペニスが届いた。

「あああー・・・いいー。」
静香は、歓喜に満ちた表情を浮かべながら、ペニスの感触を味わい、その快楽に酔いしれている。膣はペニスに吸い付き、絡みつき、ペニスを引こうとすると、ギュッと締め付け、離そうとしない。

僕はゆっくりと腰を前後に動かした。それに合わせて静香の下半身も前後に動く。二人の腰の動きが重なり、速さと激しさを増し、やがてペニスが静香の膣の奥をリズミカルに突き出した。
「あ・・あん・あん・あん・・・・。」

セクシーブラショーツ一覧01

静香は僕のペニスの動きと呼応するように声をあげ、膣の奥を突かれる快感に酔いしれている。静香の声は次第にうわずり、引きつり、よがり出す。そして、ペニスを包んでいる膣の締め付けがさらに強まり、ペニスに巻き付き、小刻みに痙攣しだした。
「イ・イキ・・ソウ・・・。」

静香の身体は、絶頂を迎えようとしている。
「イキそう・・イ・キ・・・・イッちゃう。」
静香はいよいよ絶頂の入り口にさしかかった。声や体の悶えとともに、性器の奥に微妙な変化が現れた。柔らかく温かい膣壁は吸着度が増し、しっかりとペニスに吸い付いている。ペニスを包んでいるひだが大きく波うち、激しく痙攣している。

「イクイク・・・あああ・・・イッちゃう・・キャアア嗚呼・・・」
静香はついに絶頂に達した。激しく痙攣している膣壁が大きくうねりながらペニスに巻き付いてきた。膣は跳ねるように前後左右に暴れ狂い、子宮が激しい上下運動を始めた。静香の膣のうねりと痙攣が、僕のペニスに強い快感をもたらしている。

僕は、この強い快感を得るために、抱擁、口づけ、愛撫、焦らし、微かなタッチ、優しい言葉掛け・・・あらゆる手段を尽くして、静香の快感を最高に導く努力をしてきた。静香の膣が快楽の頂点に達して激しく逝き果てる瞬間を、ペニスで直接感じることが、僕にとって最高の喜びなのだ。

いつもなら静香が快楽の頂点に達すると同時に、僕のペニスは射精を始める。しかし、僕はここで、あえて静香と共に逝き果てるのを懸命にこらえ、射精を必死に抑制した。ここで僕が射精してしまえば、その瞬間から、僕の感覚は痙攣している自分のペニスに集中し、静香の膣が果てていく感触を味わうことができない。

愛しい静香の膣が燃え盛り、踊り狂い、リズミカルな痙攣とともに果てていく感触を、自分のペニスの触覚で確かめたいのだ。そのためには射精を止めなければならない。

(続く)

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