名残りの宿-第3話 3000文字 城山アダムス

名残りの宿-第3話

ひろしと静香は5年間不倫の関係を続けていた。静香には娘が一人いたが、ひろしとの愛欲に溺れ、子どもを顧みなくなる。寂しさを感じた静香の娘がついに家出してしまった。静香は娘のためにひろしとの別れを決意する。そして最後の夜をとある老舗旅館で迎えた。

作家名:.城山アダムス
文字数:約3000文字(第3話)
管理番号:k094

静香だけが快楽の頂点に登り詰め、火ぶくれの様に腫れ上がった膣壁を波打たせながら、痙攣を繰り返し、逝き果てていった。
僕のペニスはまだ静香の膣の中で、硬さと太さを保ち続けている。そして、静香の膣の激しい律動が徐々に小刻みな痙攣に代わり、やがて静まっていく感触を味わっている。

静香は、呼吸が乱れ、ひきつった表情で、今、昇りつめたばかりの余韻に浸り、ベッドに仰向けに横たわっている。快楽の峠を越えた瞬間から、身体全体が麻酔がかかったように弛緩し、無抵抗な状態で足を広げている。

その静香の足の付け根には、まだ、僕の硬いペニスが突き刺さったままだ。時々静香の膣がヒクヒクと痙攣する。その痙攣が直接ペニスに伝わってくる。静香はそのたびに小刻みに身体を震わせ、快楽の名残を貪っているようだ。

静香は、乱れた呼吸を整えようと、大きく深呼吸した。やがて静香の身体に落ち着きがもどってきた。僕は、静香の髪を優しく撫でた。静香も僕を愛おしそうに見つめている。僕の硬いペニスは静香の股間に突き刺さったままだ。
静香は、自分の身体の中で、僕のペニスがまだギラギラと燃えたぎり、硬さと太さを保ったままであることに、まだ気がついていない。

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やがて膣の力が緩み、ペニスとの間にできた隙間から愛液がこぼれてきた。静香はようやく僕のペニスの硬さに気づいた。
「あれ?・・・ひろしさん・・・ずるい・・まだイッてないの?」
静香が驚いた表情をした瞬間、静香の膣がヒクヒク動いた。その感触がペニスに伝わって来た。
「ほら、また、静香のあそこが動いてるよ。」

「いやあーん。」
静香は僕の硬いペニスを股間に挿入したまま、僕にしがみついてきた。静香の膣がヒクヒク僕のペニスを刺激する。そして、吸い付き、絡みついてくる。
「いやだあ・・ひろしさんのせいで、私の身体、おかしくなっちゃった。」

「おかしくなったんじゃないよ。いい身体になったんだよ。」
「なんか、私の身体じゃないみたい。勝手に動いてる。」
「静香の身体、セックスする度に、どんどん良くなっていくね。」
「私をこんな身体にしてしまったのはひろしさんよ。もう元の身体には戻れない。どうしよう・・・。」

「どうする?」
「もうひろしさんじゃないと満足できない。」
「でも、僕とは今夜が最後だよ。」
「そうなのよね。そうなのよね。私たち、今夜が最後なのよね。」

静香は自分に言い聞かせるように、何度も何度も
「そうなのよね。今夜が最後なのよね。」
を繰り返した。
「明日から、ひろしさんと会えないのよね。私の身体、我慢できるかな?」
「我慢できなくなったらどうする?」

「どうしよう?・・・その時は、・・・ひろしさんのこと・・思い出しながら・・・。」
「僕のこと思い出しながら・・・どうする?」
「・・・自分で・・・。」
「自分でどうするの?」
「いやだ・・・言わせないで。」

「僕の何を思い出すの?」
「ひろしさんの感触。」
「僕の・・・何の感触?」
「これよ・・。」
静香は僕のペニスを指さした。ペニスはまだ静香の身体の中に刺さったままだ。

僕は静香の股間から、ペニスをスーッと抜いた。ペニスは未だギラギラ燃えたぎり、硬さと太さを保っている。静香は、僕のペニスを愛おしそうに眺め、優しく握った。
「このペニスが、私の中に入ってきた時の感触がたまらないの。ひろしさんのペニスが入ってくると私、どうしようもなくなるの。」
「どうしようもなくなる?」

「ひろしさんのペニスを離したくなくて、自然に私のあそこがギュっと締まっちゃうの。ペニスが奥に突き刺さると、頭のてっぺんまでビリビリと電気が走るような、鋭い快感が身体を突き抜けて、もうこのままどうなってもいいような気がして・・・ひろしさんのペニスと一つになりたくて・・・・・・・身体中がぞくぞくして、溶けそうな感じがして・・・・・・・・・・・
子宮が熱く大きくなって・・・子宮から全身にジワーっと熱が伝わって・・・快感が身体中に溢れて・・・・・・・やっぱりだめ、私、ひろしさんから離れられない。」

「僕も、静香を離したくない。でも、静香のためにも、僕のためにも、ここで別れなければ・・・。」
「私も、こんなことじゃいけない。これ以上ひろしさんと会ってはいけない。そう思っているのに、いつも身体の方が先に走り出してしまう・・・。」
「僕の身体もいつも静香を求めている。」

「心の中ではもう会わないと決めているのに・・・身体がひろしさんを求めてしまって・・・。」
最愛の女性が、僕との性の喜びに目覚めていくことほど、僕にとって嬉しく誇らしいことはない。
5年前、つきあい始めた頃は慎ましやかで、性に対して控えめであった静香が、少しずつ心も身体も解き放たれ、性の喜びを知り、ついには自ら奔放に、そしてどん欲に性の快楽を貪る女に変貌してしまった。

今や僕と静香は性の無限地獄に落ちていくような、暗黒の快楽の深みにはまり込んでしまっている。
「このままでは、二人とも地獄に落ちてしまう。」

「私、ひろしさんとセックスしていると、心も身体もとても満ち足りた、幸せな気持ちになるの。そして、ずっとこうしていたい、もう他のことはどうでもいい。ひろしさんとずっとつながっていたい・・・そんな気持ちで心がいっぱいになって・・・でも、そんな時、心のどこかで・・子どものことを重荷に感じてしまって・・・それじゃいけないのよね。」

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「僕も、静香とセックスに溺れてしまっていたのかもしれない。大学の研究のことより静香と一緒にいることの方がずっと楽しくて、そのことが最優先になってしまって・・・」

これ以上、二人が性の快楽を貪り続けると、取り返しのつかないところまで落ちていってしまう。静香は母親として、僕は研究者として、今まで築いてきた大切な物が、がたがたと崩壊していく。
「そこまで落ちてしまう前に、ここで踏み留まろう。」
僕と静香は、そう決心したのだ。

————

静香と僕の関係は5年前の大学の同窓会から始まった。
静香は僕の勤務する大学の心理学科の教え子だ。
静香は在学中、女子学生の中で美しさが際立っていた。ミス女子大の候補にも選ばれたほどだ。しかし、控えめな性格の静香は、ミス女子大の選出を辞退したのだった。

当時、僕は密かに静香に恋心を抱いていた。彼女が出席する講義が楽しみで仕方なかった。僕の講義を熱心に聴いている静香の真剣な表情にいつも見とれていた。
静香と親しくなりたいという気持ちはあったが、静香ほどの若くて綺麗な女子学生が僕を相手にしてくれるはずはないと、あきらめの気持ちが強かった。僕にとって、静香は高根の花だった。

それに加えて女子大では、教官が学生と関係を持つことは固く禁じられていた。もし、学生と関係を持ち、そのことが発覚したら厳しい処分を受け、最悪の場合懲戒免職になることもあった。

僕は、静香への想いをそっと胸の中にしまい込んでいた。また、当時の僕は大学の教員になったばかりで、研究と講義の準備で忙しく、女性と付き合っている余裕などなかった。
僕の想いを静香に伝えないまま、静香は大学を卒業してしまった。静香が大学を卒業して2年後に妻と出会い結婚した。

————

あれから十数年が過ぎ、5年前の夏、静香が卒業して初めて大学の同窓会が開かれた。僕と静香は15年ぶりに再開した。
15年ぶりに会う静香は美しさに磨きがかかり、凛としたたたずまいの中に、妖艶な大人の女の魅力を華やいだ会場に放っていた。

(続く)

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