合宿の夜は眠れない-第5話 3020文字 バロン椿

合宿の夜は眠れない-第5話

大学2年生の尾崎幸雄はサッカースクールの夏合宿に臨時コーチとして参加したが、そこで思いがけず、初体験の相手、太田咲江と再会した。
会うのは2年振り。早くも、股間が疼くが、合宿参加者は小学生やその付き添いの母親、そして、スクールのコーチ陣など、総勢70名。
そんな大勢いる中で、密会するのはヒヤヒヤものだが、その分だけ燃える。しかし、そこには思わぬ落とし穴が……

作家名:バロン椿
文字数:約3020文字(第5話)
管理番号:k093

もっとも眠いのは私よ!

ジリジリーン、ジリジリーンと目覚まし時計のベルが鳴るが、幸雄は眠くて起きられないが、「尾崎、夜中にシャワーなんか浴びるなよ」と金子コーチに蹴飛ばされた。
慌てて「あ、す、すみません」と飛び起きたが、機嫌の悪い金子コーチに「何をやってたんだよ、お前は?」と叱られてしまった。
昨夜、旧館から戻った幸雄は汗と咲江の匂いを消すために、こっそりシャワーを浴びたのだが、やっぱり気が付かれていた。

困った幸雄は「え、ええ、夜中に目が覚めちゃって、ジョギングしてたんです」としどろもどろになるが、「だったら、もう少し静かに浴びろよ」と、あくびを連発する金子コーチに「お前、今日の練習、手抜きはできないぞ」と睨まれる。そうでなくても、臨時コーチの身では絶対に手抜きはできない。だから、「は、はい、大丈夫です」と答えたが、「若いって言っても、夏場の練習を甘く見るなよ」と釘を刺されてしまった。

確かに寝不足での練習は辛いが、咲江が見ていると思うと、体は動いてしまう。
それを見て、ヘッドコーチが「おいおい、あいつ張り切っているじゃないか」と感心すると、金子コーチは「はあ、やっぱり今でもサッカー少年ですね」と半ばあきれていた。

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一方、グランド脇で練習を見守る咲江はあくびを堪えるのが大変だった。
「ねえ、どうしたの?」と他のお母さんが心配そうだったが、本当のことを言える訳がない。「ええ、寝そびれちゃって」と誤魔化したが、練習試合が始まれば、彼女も幸雄と同じ。「ほらほら、守、早く蹴って、シュートよ!」と夢中で叫んでいた。

しかし、もっとも眠かったのは咲江の同室、山本幾子だった。
咲江さんがあんなことをする人だとは思わなかった……
夜中に着替えて、こっそりと部屋を出て行くから、怪しいと思っていた通り、後をつけて行けば、何と、セックスしている!
戻るに戻れず、事の始終を最後まで見届け、部屋に戻ったが、体が疼いて眠るどころではなかった。

今夜もたっぷり

今夜も幸雄は午後11時半過ぎに起きて、部屋を抜け出し、旧館の3階に来たが、やはり暑い。
堪らないなあ、風が欲しいよ……と窓を開けようとした時、「ダメよ、開けちゃ」と小さいが、鋭く響く声が聞こえてきた。咲江だ。「ここに居るのが分かっちゃうでしょう」と怖い顔をしていたが、そんな顔もここまで。

「汗拭きタオルを持ってきたから、これで我満して」と笑う彼女は服こそ昨夜と同じサンドレスだが、手にはバスタオルを持っている。そして、ドレスの肩紐を解くと、何と、ブラジャーをしていない。
「さ、咲江さん……」と唖然とする幸雄に、「だって、要らないでしょう?」と恥ずかしそうに脱ぎながら、それをお腹まで下げると、パンティまで一緒に引き下ろした。

その勢いに押され、幸雄は「ま、待って下さい……」と慌ててTシャツを脱ぎ捨てたが、咲江は先手を取って、彼の足元に膝立ちになると、「こいつが悪いんだから」と尖る股間を右手の指でピン!と弾くと、サッカーパンツとブリーフを一緒に引き下げる。

これには、「あ、痛っ……」と幸雄は倒れそうになったが、それは腰を抱える咲江にとって好都合。そのまま、口を開けて、パクッとペニスを咥えて、さっそく「ふぐふぐ」としゃぶり出した。
あ、もう始まってる……

今夜もきっとそうだろうと、密かに後をつけてきた山本幾子は物音を立てないように1列離れたベッドに体を滑り込ませていたが、目の前ではジュパジュパ、ジュルジュル……と咲江が幸雄の腰を抱えながら首を振っている。
す、凄い……

幾子は、幸雄がまるで小学校の先生のようだと見立てた通り、子供の頃からいつも「幾子ちゃんは良い子」と言われ、自分もそのように振る舞ってきたので、性に対しては奥手の方。夫も淡白だからフェラチオなんかしたことはない。アダルトビデオだって、こっそり覗くくらいだから、目と鼻の先で、咲江が幸雄のペニスを口に咥えているのは、驚き以外の何ものでもなかった。

「ああ、さ、咲江さん……ダメだ、そんなにしたら……交代、交代だよ……」と幸雄が咲江を突き放す様にして、咥えるのを止めさせると、咲江をベッドに座らせ、その股間に顔を埋め、チュッパ、ジュル、ジュッパ、ジュッパ……と舐め上げる。
幾子は目の前で繰り広げられる二人の痴態に顔が赤くなっていたが、「あ、いや、あ、ダメよ、いきなりクリトリスは……あ、あ、あああ……」と咲江の喘ぎに、思わずスカートの上からだが自分の股間を手で押さえていた。

そんな彼女の気持ちを煽るように、「ああん、もうダメ、ダメになっちゃう……オチンチン、オチンチンを……早くオチンチンを入れてー……」と咲江が狂ったように幸雄の頭を叩くから、幾子も堪らず指で自分のクリトリスを撫でる。しかし、それもやり過ぎると、「あ、あ、い、いや。感じちゃう……」と喘ぎそうになるが、寸でのところで止まった。だが、前を向くと、「後ろから、咲江さん、後ろからだから……」と、幸雄が咲江を抱き起こしたが、咲江は頭がボアンとして、お尻を突き出したままマットに突っ伏している。

えっ、あんな風に見えるんだ……
当たり前だが、アナルや割れ目を後ろから見ることはない。咲江は3つ年上、素敵な女性だと思っていたのに、お尻の穴は黒ずんでいる、ぱっくり口を開けた割れ目、そこに幸雄の勃起したペニスが入ろうとしている。

「入れるよ」
「言わなくていいから……」
「よし……あ、う、うぅぅ」
「あん!」

それからは、幸雄の腰の動きに合わせて、咲江は「あっ、あっ、あっ、あ」と激しく喘ぎ、幾子も自分が挿入されているようで、幸雄の腰の動きに合わせ、手が動き、パンティはぐっしょり濡れていた。
そして、最後に咲江が「逝く、逝く、逝っちゃう……」と頂点に達すると、幾子も堪らずに「あ、あ、あああ……」と声を漏らしていた。

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咲江の企て

「ナイス、ディフェンス!」
「バカ野郎、シュートだろう!」
グラウンドにはコーチたちの声が響いている。そして、幸雄も
「健治、走れ!」
「うまいぞ、健治!」
と声を張り上げ、幾子の息子、山本健治のクラスを鍛えている。そこに咲江が駆けつけると、幾子は幸雄の方をじっと見つめていた。

あらあら、思った通りだわ……
咲江は先程まで自分の息子、守の練習を見ていたが、やはり気になって、こちらのグラウンドに来ていた。
彼女も幸雄と深い仲になるまでは、どちらかと言えば、堅い女だった。だが、幸雄と出来てからは、誰でも欲望はある、当事者同士が望めば、他人に迷惑を掛ける訳ではないから、それは悪いことではないと考えるようになっていた。

だから、こっそり覗いているくせに、「私は品行方正な女よ」なんて顔をしている幾子に意地悪したくなっていた。
さっそく幾子に近づくと、「彼、頑張っているわね」と囁いた。すると、「えっ」と振り向いた幾子は「ど、どうして……」と傍らに咲江が立っていることに驚いていた。
「どうして」だなんて、あなたが悪いんじゃない……

咲江は幾子の耳元にふぅーと息を吹き掛けると、「幸雄君て、やっぱりいいでしょう」と囁いた。ただそれだけなのに、頬が赤らむ幾子は「な、何のことかしら……わ、私は健治のれ、練習を見ているだけだから」と惚けるが、そうでないことはその態度を見れば明らか。変な話を他のお母さんに聞かれたくないから、直ぐにベンチから立ち上がると、その場を離れるように後ろに一歩、二歩と後退りしていた。

(続く)

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