合宿の夜は眠れない-第6話 2780文字 バロン椿

合宿の夜は眠れない-第6話

大学2年生の尾崎幸雄はサッカースクールの夏合宿に臨時コーチとして参加したが、そこで思いがけず、初体験の相手、太田咲江と再会した。
会うのは2年振り。早くも、股間が疼くが、合宿参加者は小学生やその付き添いの母親、そして、スクールのコーチ陣など、総勢70名。
そんな大勢いる中で、密会するのはヒヤヒヤものだが、その分だけ燃える。しかし、そこには思わぬ落とし穴が……

作家名:バロン椿
文字数:約2780文字(第6話)
管理番号:k093

これは咲江の思う壺。他のお母さんからは自分の子供に集中しているから、少しばかりもめても、「静かにして下さい」と言うくらいだが、こうなれば、何を言っても文句を言われないし、聞かれる心配はない。

「私はあなたが幸雄君を誘惑するんじゃないかと、心配で心配で」と揺さぶると、「バ、バカなことを言わないで」と、先程までは赤らんでいた幾子の顔が青くなっている。

そこに、タイミングよく、
「後ろだ、健治!」
「捕まえろ、そうだ」
「突っ込め、健治!」
と、幸雄の声が聞こえてきた。

「幸雄君の言葉、凄いわね」
「な、何がよ」
「だって、『後ろだ!』、『突っ込め!』だなんて、まるでセックスしているみたいじゃない」
「や、やめて下さい、変なことを言うのは……」

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辺りを見回しても、助けてくれる人はいない。咲江はここぞとばかりに、「覗くくらいなら、『私にもして』って、出てきたらいいじゃない」と嫌みたっぷりに言うと、「へ、変なことを言わないでよ」と周りを気にしてオロオロしている。続けて、「私たちのことを見ながら、『ああ、ああ』なんて声を出してオナニーしちゃって」と畳み掛けると、「ち、違うわ」と泣き出しそうになっていた。

思った通り、「品行方正な幾子ちゃん」は自分のはしたなさを責められるとからきし弱い。ならば、ここで一気に追い込んでしまわないと。
「いいのよ、それが悪いって言ってるんじゃないのよ。それより、彼としたらいいじゃない、幾子さん」と持ちかけると、「な、何を言い出すのよ」と逃げ出そうとするから、「だって、幸雄君があなたを好きらしいのよ」と腕をギュッと掴んだ。すると、「え、ウソ」と振り返った幾子の目が恋人に見初められたように輝いたように咲江は感じた。

やっぱりそうよね。食堂で紹介してから、
「ねえ、いいわね、あの子」なんて盛んに言ってたから、
そうかと思っていたんだけど……
だったら、いっそのこと、セックスさせちゃえばいいわ。
そうすれば、ふふふ、お仲間だから、他人には言わないわ。

「ウソなんか言う訳ないでしょう。『幾子さん』、『幾子さん』と聞かされる者の身になってよ」
「………」
「彼がそこまで言うから、私は諦めようと思っているのに」
「えっ、諦める……」
「そうよ。好きな人が他にいるのに、セックスできないじゃない」

「あ、咲江さん……」
「だから、あなたも彼の気持ちを受けとめてあげないと」
「で、でも……」
「どうして?」
「だって……」

ふふふ、「嫌」とは言ってないわ。もう一息だわ……
「あの時は私もそう思ったの」
「あ、あの時って?」
「3年前よ。スキー合宿で、『おばさん、僕はおばさんが大好きなんです』って、目に涙を一杯溜めて……でも、私、その目を見ていたら、『私も好き!』って」

「そ、それで」
「二人でお部屋に入って、セックスさせてあげたの、とても可愛かった。17歳、童貞だったわ」
「ど、童貞……」
「オチンチン、まだ剥けてなくて、可愛かった。でも、今では幾子さんも知っているように、とっても上手」

ここまで言って妖しく笑うと、堪えられなくなった幾子は「し、知らないわ、そんなこと」と耳を塞いで首を振るが、咲江がアナルに指を突き立て、「こんなこともしてくれるの」と言うと、幾子は「や、止めて下さい!」と咲江の手を振り切って旅館に逃げ帰っていった。

そそのかし

午前の練習が終わり、ボールを片づけていると、「ねえ、ちょっと」と咲江が近寄ってきた。
「幾子さんのこと、幸雄君、知ってる?」
「あのおばさんがどうしたの?」

幸雄は小学校の先生のような彼女が嫌い。興味も関心も無かったが、「私たちのことを覗いていたのよ」と聞かされると、「それ、まずいよ」と手に抱えていたボールを落としてしまった。

「はい、これ」と咲江が拾ってくれたが、「チクられたら、まずいよ」と顔が青ざめ、ボールを受け取る余裕も無くなっている。だが、「しっかりしてよ」とボールを押し付けた咲江は、「大丈夫よ、チクらせないように、仲間にしちゃえばいいのよ」と嗾けたが、意味が分からない幸雄は「仲間に入れるって、どういうこと?」とオロオロしている。それを見て、「ああ、鈍いんだから」とイライラする咲江は辺りに誰もいないことを確かめると、「簡単じゃない、あなたが幾子さんとセックスすればいいのよ」とトンでもないことを言い出した。

「な、何を言い出すんだよ」と幸雄は驚いたが、咲江はマジ。「だって、それが一番じゃない」と幸雄の抱えるボールをドンドンと突いていた。
「だけど、そんなこと言ったって、どうやるのさ?」
「寝ているところを抱いちゃえばいいでしょう」

「それ、強姦じゃないですか」
「彼女に睡眠薬を飲ませておけば、気がつかないわよ」
「そんなこと言ったって、それ、ヤバイですよ」
「大丈夫。女はだれでもそういうことを望んでいるところがあるのよ」

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もう何を言っても、「ああ言えば、こう言う」状態。おまけに、こんなことを言われたら、「そんなことはある筈がないよ」と思っていても、当の女性が言うのだから、本当かな?と思えてくる。

だから、「今夜、午前2時から子供たちの部屋を見回る当番、私たちなのよ。だから、彼女のペットボトルに睡眠薬を入れておくわ。そうすれば午前2時に起きれないでしょう?」と具体的に持ちかけられると、「だけど、山本さんはタイプじゃないから」と逃げるしかなくなるが、「バカね。恋愛するんじゃないのよ、セックスするだけなのよ。お人形さんだと思えばいいのよ」と押し切られてしまう。

そして、「幾子さんのおっぱい、大きいのよ。腰は括れているし、あそこの毛は濃いのよ。幸雄君、そういうの好きでしょう?」と煽られると、「あ、いや、それはそうだけど……」とその気になってくる。

そこを咲江は見逃さず、「君のオチンチン、大きいから、そのオチンチンでお人形さんの幾子さんを遊んであげなさい」と畳み掛けると、「逃げられたら?」と渋っても、「幾子さんが君を好きになるまで、たっぷり時間をかけて、気持ちよくしてあげたら、逃げないわよ」と言われてしまう。
もはや、「わ、分かったよ」と幸雄は了解したが、咲江は嫉妬深い。

「だけど、君が幾子さんを好きなったら困るのよ」と脛をちょこっと蹴飛ばす。すると、幸雄は抱えていたボールを投げ捨て、「そ、そんなことはないです。誰とやったって、僕が好きなのは咲江さんだけですから」と取り繕うことしきり。そんな幸雄の頬に咲江はチュッとキスをして、「ありがとう」とハグをする。そして、「私たちのことを言い触らされないために、幾子さんとするのよ」と念を押すと、「じゃ、また、後でね」と宿舎に入っていった。

「本当に大丈夫なのかよ……」とぼやく幸雄の背中から、「早く片付けて、昼飯を食わないと時間がなくなるぞ!」と、先輩コーチの怒鳴り声が飛んできた。
もう、なるようになるしかない。

(続く)

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