我愛你-第6話 2990文字 バロン椿

我愛你-第6話

39歳の主婦、高木弥生は4つ年上の夫、壮一、一人息子で中学一年の智之と小田急線新百合ヶ丘の一戸建てにつつましく暮らしていた。
だが、大学の先輩、大手商社に勤める寺田麗子の昇進祝いの会で、中国からの研修生、27歳の王浩と出会ってから、人生がガラッと変わってしまった。
王は優しく、かつての夫のようにグイグイと引っ張ってくれる。そんな王と男女の関係になった弥生は彼とは離れられなくなっていた。
編集注※「我愛你」は中国語で (あなたを愛しています)の意味

作家名:バロン椿
文字数:約2990文字(第6話)
管理番号:k098

事後の甘い時間……

「ふぅぅ……気持ちいい。お風呂が好きなんです」
「私も……」
事を終えた弥生は王に抱かれてバスタブに浸かっていたが、コンドーム無しなんて、大丈夫だと思うけど……と不安が過る一方、本当に久し振り。やっぱり生は気持ちいい。それに、精液がビュッ、ビュッって勢いよく子宮口にぶつかるなんて……すっかり忘れていたことに体が悦ぶ、ふわふわした気持ちだった。

そんな弥生に「我們結婚了。従現在起、請叫我『浩』(私たちは夫婦になりました。これからは『ハオ』と呼んで下さい)」と王は中国語で言ったが、よく分からない。「えっ?」と聞き返すと、彼は「仲良しだから、『ハオ』って名前で呼んで下さい」と微笑んだ。

弥生は英文科卒だから、ファーストネームで呼び合うことに抵抗は無かった。だから、「ふふふ、ハオ?」と甘えると、「対(そうです)」と王が抱き締めてくれた。

そして、二人はバスタブから出ると、コックを捻り、勢いよく飛び出すシャワーの湯を浴びた。引き締まった王の体をキラキラと輝く湯が流れていく。首筋、胸、下腹部、そして股間。あれ程に猛っていたペニスも大人しくなっている。一方、弥生は華奢だが、おっぱいは大きく、下腹部には年相応に肉が付き、裸の方が豊かに見える。目が合うと、王は「漂亮(美しい)」と言って微笑んでくれるから、ますます好きになってしまう。

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「ねえ、西安って、どんなとこなの?」
浴室を出た弥生はベッドに横たわると、甘えるように王の胸に顔を寄せていた。
「古い町です。城壁に囲まれ、お寺が沢山あって、皆が明るい顔をした、とてもいい町です」

「行ってみたいなあ」
「行くさ、行きますよ。僕が連れて行くよ」
「本当?」
「ウソじゃない。早些時候、你成了我的妻子(さっき、あなたは私の妻になった)。但是、我帯你去西安(だから、私はあなたを西安に連れて行く)」

中国語はよく分からないが、「我帯你去西安(私はあなたを西安に連れて行く)」と言うことだけは分かった。
こんな時の寝物語ほど心地よいものはない。甘えついでに、「一緒に行きましょう」と唇を合わせていくと、王は「愛你(愛している)」と抱き締めてくれたが、蘇ったペニスがつっかえ棒となって邪魔になる。

二度目はもっと激しく……

26歳と若い王が二度目を求めてくるのは当然だが、弥生も38歳の女盛りだから、性欲の激しさでは負けない。二人は自然とチュッ、チュッ、チュッ……と唇を合わせ、二度めが始まった。
おっぱいを揉まれた弥生が胸を開いて仰向けになると、体を下げた王は吸い込まれるように股間に顔を埋めていく。

「あっ、あ、あ、あああ……」
早くも喘ぐ弥生。王の頭が動くたびに、彼の舌が性器を嬲り、「あっ、あっ、あ、ああああ、いやっ、あっ、あっ、いやっ、いやっ……」と弥生の喘ぎが大きくなり、首が左右に振れる。そして、仕上げはクリトリス。舐めて、しゃぶって、舌先で転がす。

すると、弥生は「あ、あ、あ、もう、だ、ダメ、ダメだったら……いっ、逝っちゃう……」と身を捩って逃げようとするが、王は太腿をがっちり押さえ、引き寄せて、また攻める。「あ、あ、あう、い、いいっ、あ、あいい、あ、あ、あ、あ、あなた、あっ、あっ、あう、あう……」と首をふる弥生は王の頭を掻きむしると、顔を上げた王が太腿を抱えて、はちきれそうなペニスを膣口にあてがってきたが、今度もコンドームを着けていない。

しかし、そんなことはどうでもいい。「ハオ、ハオ、お願い、早く、早く、入れて、入れて……」とせがむ弥生に「明白了(分かったよ)」と王がグッと腰を突き出し、体を重ねてきた。

入った、入った、その瞬間、「あ、あ、あぅぅ……」と、今度も弥生は唸るような声が出ていたが、膣が太さに馴染んでいるから、きつくても気持ちいいから、抱き合っていても王のお尻に手を回して、自分の方にグイッグイッと引き寄せたり、軽く腰を動かしたりしていた。

それに煽られ、王の腰が動く。深く、深く突き挿すように動く。弥生の喘ぎは「はぁぁ、はぁぁぁ……あぁぁ……はぁぁ、はぁぁ……」と一段と悩ましくなり、ピチャピチャッと愛液は飛び散り、シーツには大きな染みが出来てきた。大きな声を出して悦ぶ。

「はあ、はあ、はあ……」と王も息が荒いが、それに懸命に堪え、腰の動きを加速すると、「あ、あ、あああぁぁぁ……あ、あなた……」と大きな声で喘ぐ弥生は何も分からなくなってきた。
早漏の夫では到達出来なかった、生まれてはじめて経験するオーガズム。

王は目をギュッと閉じ、「う、う、うぅぅぅ……」と歯を食い縛って腰を振り続ける。その時、シュワーと湧き出るようにオシッコが。しかし、弥生はそのことも、「あっ!あっ!あっ!」と王が再び激しく精を放ったことも何も覚えていなかった。

しばらくして意識が戻り、ふっと目を開けると、「ミィシォン、愛しているよ」と王が抱き締めていたが、お尻に敷いたバスタオルがぐっしょり濡れていた。
失禁? 恥かしくなった弥生は「いや……」と王の胸に顔を埋めていた。
それから2度、絶頂を味わった弥生は、午後10時前に、王の車で新百合ヶ丘まで送ってもらったが、自分が自分で無いような感じがしていた。

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心の結び付きは深い

土曜日になると、二人は車で出掛けるが、毎回「女子会だから」なんてウソはつけない。だから午後1時に待ち合わせしても、公園などには行かず、最初からラブホテルに籠るようになった。

しかし、王に我慢してもらわなくていけない時もある。秋の気配が訪れ始めた9月初旬、
「ハオ、今日はダメなのよ」
「どうして?」
「生理だから」
と、この日がそうだった。

26歳の男ならイラついてもおかしくないが、王はいつも以上に優しく、「ミィシォン、今日は中国語の勉強だよ」とハンドルを握りながら笑う。弥生はその優しさに、「ハオ、難しいのはダメよ」と甘える。

「ははは、『我愛你』は出来るでしょう?」
「当然了(勿論です)」
「それでいいんだよ」

町田市の尾根緑道に向かう車内はさながら「中国語教室」。だが、弥生の語彙はまだ少ない。たちまち言葉に詰まってしまったが、「気は心」と「你問我愛你有多深(私をどれくらい愛しているの?)~~」と、テレサ・テンの「月亮代表我的心(月が私の心を表している)」を歌い出すと、「ははは」と笑った王が「我的情不移(私の思いは変わらない)~~」と続けてくれた。

抱き合わなくたって、気持ちは繋がるのよ……弥生の心は少し開けたウインドウから吹き込む風よりも爽やかだった。そして、「着いたよ」と王が車を駐車場に停めると、二人は尾根緑道へと。

真夏とは違い、セミの鳴き声に代わり、木々の葉の擦れ合う音が囀るように聞こえ、とても耳に心地よい。そんな遊歩道を、王と手を繋いで歩いていると、木々の間から富士山が姿を覗かせていた。
「ハオ、見える?あれが富士山よ」

「どれ……あ、見えた!」
「あの富士山の向こう側で私、生まれたの」
「そう、ミィシォンが生れたところ……」
「富士山がね、もの凄く大きく見えるの」
「行きたいなあ」
「ふふふ、今度、一緒に行きましょう」

と生まれ育った山梨県を話す弥生の肩を王はそっと抱いていた。
ネットを見れば、「不倫」、「セックス」なんて言葉が溢れている。自分たちの関係も「不倫」には違いない。
でも、セックスだけの関係じゃないわ!
弥生はそう思っていた。

(続く)

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