貴重な舌技-第2話
人は誰でも、自分では気付いていない才能というのがあるのですよ。それに早く気付くことができるといいのですが、なかなかそう上手くいかないのが人生ですね。舌の動き一つとっても、できる人にはなんでもないことなのですが、できない人もいるのですね。その才能に気付けるかどうかも才能なのですね。
作家名:カール井上
文字数:約2990文字(第2話)
管理番号:k102
2.良雄と継母
家に帰ってみるとあの振動音が聞こえてきた。ブーンと言っている。足を忍ばせて、父母の寝室の扉をそっと開ける。ベッドの上ではあのときと同じように脚を広げて股間に振動音をするものを潜り込ませている若い母がいた。左手はオッパイを揉みしだいている。今日はネグリジェは着ていない。全裸だ。右手に持っているピンクの機械を微妙に動かしている。膣の中を出し入れしているのだ。
そおっと音を立てずに近寄ってその股間を覗きみた。透明な液体が溢れ、両ももを濡らしていた。唇の脇からも唾液が溢れている。荒い呼吸に合わせてそれは流れ出している。その全裸の体を優香と比べていた。
優香よりも五歳ほど歳上なのだが、充分若々しく美しかった。エステティックサロンやスポーツクラブで磨きあげている肌は艶々して光沢があるかのようだ。優香は若いがこの母に比べると少しポッチャリしている。それも好きなのだが、この若い母親の磨きあげられた裸体と濡れそぼつ股間に興奮してしまった。
がまんできなくなってきた。シャツを脱ぎ、ズボンを脱ぎ、パンツを脱いだ。もうぺニスはその視覚からの刺激だけで充分に興奮していた。完全に充血しその先端は天井を向いていた。
若い母親が薄目を開けて言った。きっと自分がいるということには当然気づいていたのだ。気づいていてわざと脚を開き、喘ぎ声をあげていた。
「どうしたの?こっちへ来て」
「そんな機械じゃなくって、よかったら僕のを使ってください」
「ありがとう。そう言ってくれるのを待ってたのよ」
母親は起き上がると、こっちの股間に顔を近づけてきた。
「大きいわ」
そう呟くと大きく口を開けて勃起したぺニスにむしゃぶりついた。喉の奥までくわえこんで舌を動かして刺激する。さらに大きく頭を動かしてくる。気持ちよくって、思わず母親の頭を掴んでしまっていた。
「ああ、気持ちいい」思わず叫んでしまう。母親は一旦頭を離して微笑みながら自分を見た。
「気持ちよかったら出してもいいのよ。我慢しないでね」
そう言って再び大きな硬いぺニスを口に入れた。
快感に酔いしれながらも、なんとか口にした。
「交代しましょう。僕にも嘗めさせてください」
「そう、じゃあお願い」と言って母親は仰向けになり大きく脚を広げた。
間髪を入れずに、すでにすっかり濡れている股間に頭を埋めていった。陰毛の陰になっているクリトリスをよく見定めて、舌を尖らせて突き当てた。そしてその舌を大きく左右に動かす。若い母親は予想外の快感に大声をあげ、こっちの頭に両手を当ててきた。
「上手よ、気持ちいいわ。どこで習ってきたの?」
そう言いながら自ら腰を上げてクリトリスを舌に密着させてくる。こんどはこっちだ。突きだした舌を膣口に当てて行った。舌に力を入れて中に押し込む。
「ああ、もうダメ。硬いのちょうだい」母親は我慢しきれず、さらに脚を開いた。
股間から頭を離して、硬くギンギンのぺニスを母親の膣口に当ててグッと押し込んだ。母親の口から悲鳴のようなうめきが漏れる。母親の両足首を高く持ち上げ、腰を前後しぺニスを膣内にこすりつけてやった。
「気持ちいいわ」母親が叫ぶ。
「僕もいいです。もう出ちゃいます」苦しそうに言うと母親は「いいわよ、出して」と答えた。その瞬間に膣の一番奥でぺニスから濃い精液を放出した。優香のときとはちょっと違う快感に動けなかった。
3.優香と大地
なんだかムラムラしてくるわ。今頃、良雄は若い継母とベッドの中かと思うと眠れない。そのとき携帯が鳴った。高校のときの同級生の大地だった。高校のとき、社会科の研究発表で日本の近代史の発表を共同でしたことがあった。頭のいい子だったわ。
「モシモシ、優香ですけど」
「やあ大地だよ、久しぶりだね。元気?」
「元気だけど急にどうしたの?」
「実は今、○○駅前のスターバックスにいてさ、優香が確かこの近くに住んでるって聞いたことを思い出したんだ。それで電話してみたの。元気そうでよかった。もしよかったら今度会おうよ」
大地は長身で髪も長くしていて、けっこう格好いい子だったわ。彼に片想いしていた女子も何人かいたわよね。私は別になんとも思っていなかったけど。でも今、その格好よかった子がすぐ近くにいて、今度会おうよ、なんて言っている。
高校のときの私と今の私は違うわ。何も知らなかった女子高生じゃない。男のぺニスを口にくわえてしごきあげ、硬くなったそれをオマン○で味わうことを覚えたわ。彼氏が他の女と寝ているに違いない今夜、私が他の男のぺニスを味わったってバチは当たらないわよね。
「今度なんて言わないで今から会えない?すぐ近くなのよ」
「いいけど、どうすればいいかな?」
そう言う大地に、私はそこからこのアパートまでの詳しい道順と部屋番号を教えた。
こうしちゃいられない。着替えなきゃ。ださいパジャマを急いで脱いだ。クローゼットから買ったばかりのピンク色のちょっぴりセクシーな揃いのブラとパンティをとりだした。身に付けて鏡に映してみる。うーん、なかなか可愛いわ。でも、そういう場合じゃないわね。どうせ脱ぐつもりなんだから時間の無駄だわ。あわてて脱いだ。
こんなものよりこれのほうがいいわ。思いっきり短い、一分丈よりも短いくらいのショートパンツを履いたわ。マイクロミニのホットパンツよ。そして上はノーブラのまま、へそだしの白いTシャツ。乳首がうっすら透けている。
間に合った。5分もせずにチャイムが鳴った。急いでドアを開けた。大地だ。高校の制服じゃないのでちょっと見違えちゃったけど、前よりハンサムになっているような気がする。
「急だったから手ぶらだよ」そう言って微笑む大地に抱きついた。
「来てくれてありがとう」
「おいおい、どうした」そう言いながらも大地は抱き締めてくれた。
私は大地の顔を見つめ、そしてあえて一歩下がって胸を突き出した。乳首のぽちっとしたのが良く見えるはず。そして後ろを向くと今度はお尻を突き出してみた。丸いところが半分くらいは露出しているわ。
「なんだか随分セクシーだね」大地が目をこらす。
私ももう我慢できなかった。大地の前にしゃがみこみ、ベルトを外しズボンとパンツを引きずり下ろした。あっけにとられている大地に微笑みながら、股間のぺニスをくわえこんだ。ちょっと硬くなっている。きっと抱き締めあったことで少し反応したんだ。
それとも私のへそだしセクシースタイルに反応したのかしら。可愛い。舌をぺニスに絡みつかせて、唇で刺激するとあっというまに硬くなった。大きいわ。口を離して眺めてみた。間違いなく良雄のよりも大きい。長くて太くて硬いわ。先っぽをくわえたまま右手で竿の部分をしごいてあげた。
「ああ、優香、気持ちいいよ」そう言われると嬉しくなる。頭を前後して口の刺激を速め、右手も強く握り一層刺激した。
「優香ダメだよ、出ちゃうよ」大地が叫ぶ。
私は、出していいよ、の合図のつもりで大地を見上げて細かく頷いた。大地が目を閉じて口を開き、腰を前に突きだした。その瞬間に口の中に熱いものが吹き出された。
「ああっ」と大地の口から快感が漏れている。私は口を動かして、大地のぺニスをきれいにしながら顔を離した。
「ゴメンよ。自分だけ気持ちよくなって。でも急だったから」
「いいのよ大地、夜は長いわ」
これから何回でも私をいかせてくれるわよね。口には出さずに目で大地を促した。
(続く)
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