指輪は外すわ-後編 3070文字 カール井上

指輪は外すわ-後編

大きなお尻がそそる新人OL。一度お手合わせ願えないものかなと思っているが、その左手薬指にはしっかりと指輪が。
しかしそんなことではあきらめない。それどころか指輪をはずすチャンスをねらっていたのは指輪をしている本人だったのかも。

作家名:カール井上
文字数:約3070文字(後編)
管理番号:k095

数分歩くとホテルにたどり着いた。
もう1メートル進めば自動ドアが開くだろうというときに手を離した。手をつないだまま無理矢理ホテルに入ったということにはしたくなかったから。
手を離したのだから、さっさと踵を返して立ち去ることも可能なのだ。もし本意でなければ。

理由なんか何でもいい。
「急用を思い出しました」 
そう一言言って離れて行けばいいのだ。
彼女はそうしない。手を離したのは自動ドアを通過するときに並んだままでは窮屈だからだろう、くらいの感じでそのまま歩いてくる。

そして自動ドアが開いた。自分が僅かに先に中に入る。彼女も何の躊躇もなく続いた。
これで、ここに入ったのは彼女の自由意思だということができる。
まあ、何を考えているのか。訴えられたときの反論にでもなるということか。いつも保身を第一に考える。ずるいところだ。

しかし中に入ってしまうと、なんと今度は彼女の方から手をつないできた。部屋を紹介するパネルの前に来ると、手を離して腕を絡めてきた。こちらの右腕に両腕を巻き付けている。そうなると腕だけではなくて体全体がくっついてしまう。

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「どれがいいかな」
「どれでもいいわ」
多少酔っているのだろうがここまでの道すがら、僅かな距離ではあるがその足取りはしっかりしていた。正気のはずだ。

カウンターで鍵を受け取り、エレベーターで部屋のある階へ向かう。エレベーターの中では両腕をこちらの腰に巻き付けてくる。顔を上に向けて上目遣いに笑いかけてくる。こちらは自由になった右手を彼女の後ろに回しお尻を撫でた。

ああ!あの見とれるほどの魅力的なお尻に触れている。そう思うと、ぺニスがぎゅうっと充血し頭をもたげてきた。左手で彼女の顎を軽く抑えキスした。彼女も反応してくる。舌を唇の隙間に潜り込ませようとしたらドアが開いた。続きは部屋に入ってからだ。

部屋に入るとさらに積極的になった。
「きれいな部屋。私、先にシャワー浴びてきていいですか。覗かないで下さいね」
そう言いつつ、浴室に向かいながら着ているものを脱いでいく。浴室の扉の前で立ち止まって、すでにスカートは脱いで露になっているストッキングの下半身を見せ付けるように片脚ずつ持ち上げて脱いでいく。ちらっとこちらを見て何かを言いたそうに微笑んでいる。

そしてこちらを向いたまま左手薬指の指輪を外した。
ストッキングも脱いだ後には残されているのはブラとパンティだけだ。さっとブラを外し、もう一度片脚ずつ持ち上げてパンティもとった。胸もお尻も見えている。見られているのもわかっているはずだ。
しかしそれは一瞬で、さっとドアを開けて浴室に消えていった。まるで台本のト書きにそう書いてあるかのような演技だった。

さて、覗かないでね、というのは本当に覗かないでね、ということなのか本当は覗くどころか一緒に入ってね、と言う意味なのか。どうすべきか考えていたら、ドアの開く音がして彼女がでてきた。あっという間だった。ひょっとしたら長風呂かなとも思っていたのに。

「お先に失礼しました」
バスタオルを巻きつけて前で押さえている。
あっけにとられてしまったが、じゃあ僕も、といって浴室に入った。別に脱ぐ時の演技はない。

浴室から出てみると、部屋は真っ暗だった。
「恥ずかしいから暗くしました」
彼女の声が聞こえた。ベッドの中に入っているようだ。
「さあ、こっちに来てください」

上に掛けられていたシーツがさっと取り払われる音がした。
「ちょっと待ってね」と言って濡れた体をよく拭いて、ベッドに入っていった。
仰向けになると、すぐさま彼女がのしかかってきた。両頬を押さえられてキスされた。暗くてよく見えないのだが、柔らかい乳房がこちらの胸に押さえつけられ形をかえている。

両手で彼女の頭に触れ、そしてそのまま手を這わせて、背中を通過しお尻を掴んだ。憧れのヒップに直に触れているのだ。柔らかい、そして触りがいのある大きさと弾力だ。予想通りの感触に酔いしれる。
彼女はキスを続けた後、顔を離してこう言った。

「こんなことしていい?」
体をずらして、こちらの顔の上にまたがってきた。そして両手をついて顔はこちらの股間の上だ。
彼女の股間のヘアが鼻をくすぐった。両手をお尻にあてて位置をずらし、ヴァギナが口のところにくるようにして、すかさずクリトリスのあたりを咥えこんだ。なにしろ暗いのでよく見えないのだ。

一旦、口を離して言ってみた。
「暗くてよく見えないから、明るくしないか」
「だめよ、恥ずかしいから」
彼女はそういって、こちらのすでにかなり硬直しているペニスを咥えこんだ。口のなかで舌を動かし刺激してくれる。気持ちいい。

お返しとばかり、顔を傾けてクリトリスと思われるところを思いっきり舐めあげてやった。彼女の口の動き、そしてさらに頭全体の動きも早くなってきた。
お尻に指を食い込ませながら、秘部全体を舐め上げる。じわっとした液体が溢れているのがわかる。

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「ああ、もうだめ」
彼女はそう言って、再び体の向きをかえて、ペニスに手を添えながらそれをヴァギナで包み込んできた。にょろっとした感覚で、ペニスがヴァギナに入り込んでいく。
「ああっ」なんともいえない吐息を漏らしながら、彼女は膝を立ててそしてその膝に両手を当てて上下に動く。

両手を伸ばして乳房を掴んだ。手に余るほどの大きさの乳房はほどよい弾力だ。
髪を振り乱しながら上下に動く彼女の顔は、目を強く閉じて上下の唇を歯の間に押し込んでいた。
どっとこちらに倒れこんできた。ちょっとつかれたようだ。手を背中に廻してみるとうっすらと汗ばんでいる。

「気持ちいいよ。交代しよう」
そういって起き上がり、彼女を四つんばいにさせて、大きなお尻を後ろからつかんで、肛門の下で小陰唇が開きっぱなしになっているところへペニスを押し込んだ。両手でぎゅうっとお尻を圧迫し、これでもかという勢いでペニスを抜き差しした。彼女の口から叫びがあがる。こっちは最大限の動きをしている。抜くときは亀頭の先端を残すのみのところまで、押し込むときは本当に彼女との隙間がなくなるところまで。スピードも最大限に。

両膝を突いている姿勢から、右脚を立てさらに力を加えられるようにしてみた。動きも大きくなる。そして思いっきり左手を伸ばして、彼女の乳房を掴んでやった。指先に力が入る。彼女は痛いかもしれないが、快感がそれを麻痺させているに違いない。
ああ、もう限界だ。

しかし正常位も試しておかなければ。
一旦はなれて、彼女を仰向けにし覆いかぶさった。お互いにもう位置や形状が分かり合えているので、腰を突き立てただけで、ペニスは抵抗もなくヴァギナに吸収された。とたんに腰が猛スピードで動き出す。彼女は両脚をこちらの両脚に巻きつけてくる。両腕は頭にだ。こっちも両腕を彼女の背中にまわし密着度合いを高める。唇をあわせて、舌を口の中で絡めながら、ペニスをヴァギナの一番奥にまで突き立てる。

膣奥がぎゅうっと締まっている。快感にうなり声がでてしまう。
「ああっ」か「ぎゃあっ」か自分でも分からない声を上げながら精液を放出した。気持ちよかった。こんな気持ちいいセックスは久しぶりだ。
お互い汗まみれでしばらく動けないでいた。

目を開けると、彼女が下から微笑んで見上げている。
「今度は何を食べにいきましょうか」
「そうだなあ、お寿司かうなぎなんてどうかな」
「いいですねえ。いきましょう」

しかし、今日のこの頑張りは焼肉のおかげかもしれないという気がしてきた。
「でも、また、焼肉がいいんじゃないかな」
「そうね。私もそう思います」
次回の予定も決まったようだ。

(続く)

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