私の「ヰタセクスアリス」-第1話 3200文字 バロン椿

私の「ヰタセクスアリス」-第1話

私ももうすぐ55歳。そろそろサラリーマン生活も終わりが見えてきました。でも、あっちの方はまだまだ引退するつもりはありません。
明治の文豪、森鴎外は自身の性的な体験を「ヰタセクスアリス」という小説に書き上げていますが、私も森鴎外先生を真似て、自分の性的な体験をまとめてみました。
つまらぬ話ですが、是非お読み頂ければ幸いです。

作家名:バロン椿
文字数:約3200文字(第1話)
管理番号:k096

プロローグ

過労で倒れ、入院していた私は、昨日、一週間振りに家に帰ってきました。
う~ん、ふぅー…我が家の空気を思いきり吸って、吐き出す。実に気持ちがいい。家に帰ってきたー!って喜びですかね。ははは、元気になった証拠です。

今も入院されている方々、早く退院できること、私は心より願っております。
さて、今朝、元気になった証拠をもう1つ、発見しました。
ワイフが洗濯物を干している時に気がついたんですが、パンティが妙に捩れて、それが何とも言えないエロチック感を出しているんです。

思わず「おい、パンツって、穿いてる時もいいけど、洗濯物もいいよな」と叫ぶと、「あ、何を見ているのよ、エッチ!」と、ワイフは慌ててタオルで隠していました。
男もそうですが、特に女性、「ああ、この人(男)と寝るんだなあ」と思うと、きれいな下着に穿き替えますよね。

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「パンティ、脱がしていい?」
「あ~ん、恥ずかしい」
なんて言っていても、穿いてるパンティにオシッコの染みや、ウンコなんかがついていたら、トンデモナイことになります。
20代の頃、お世話になっていた先輩の女性社員が、「麻生さん、ロッカーで下着を穿き替えていたのよ。きっとあれよ」と内緒で教えてくれたことがありました。

麻生さんとは、20代後半のスレンダーな美人で、職場の男性が何人もチャレンジしましたが、全て討ち死にしていました。その麻生さんがパンティを穿き替えたと聞いて、「今夜、するんだ」と、裸で男と組み合う姿を想像したことを覚えています。
ちなみに、私にそんなことを教えてくれた先輩の女性社員はやや太めでしたが、結構な美人でした。

ところで女性の皆さん。普段のパンティはどうですか?生地が傷んだり、ゴムが少し伸びてしまった、穿き込んだパンティではありませんか?
洗濯すると、新しいパンティはゴムと生地の伸縮が違いますから、丸く縮こまります。しかし、穿き込んだものは、ゴムも伸びてますから、だらんとしています。

いいですよね。生活感っていうか、あの女が穿いてんだって、ははは、想像しただけで、チンチンがムズムズしてきます。
そんな訳で、今日は私の「ヰタセクスアリス」とでもいうべき性体験について思い出しながら語ってみましょう。

第一章 性の揺籃期

幼き性の記憶

私は子供の頃、とてもおとなしい、いや、グズと言った方が正しいでしょう。しかも、要領が悪いときていました。でも、悪さをするようなことはなく、親からすれば、「まあ、何とかなるかな」と思われる、極々平凡な子供でした。
そんな子供なのに、時々、妙なことをしてしまったことを覚えています。

一番古い記憶では、5歳、保育園の年中組の時のことです。
午後3時のおやつに、お煎餅を貰ったのですが、ポロポロと欠け落ちたお煎餅の欠片を隣の女の子のパンツの裾に押し込んだのです。何でそんなことをしたのかは全く覚えていませんが、押し込まれた女の子も、無言ですが、「何なのよ?」と呆れた顔で見られたことははっきりと覚えています。

また、夏になると、午後2時から3時過ぎまで昼寝の時間がありましたが、保育園の先生も一緒に添い寝をします。そんな時、まさか、5歳の幼児が覗いているとは思いませんから、先生はスカートの裾を気にすることはなく、全くの無防備になりますので、私は「あっ、青いパンツだ」、「今日はミカンみたいな色だ」と楽しみにしていたこともはっきりと覚えています。

そんな異様にませたところがあった私も、小学生になると、とても品行方正な「椿(つばき) 健一郎(けんいちろう)」君になりました。ですから、小学校では一年生から卒業するまで、「椿君はお勉強のできる、とっても良い子」でした。
だけど、誰でも、日向だけではない、影の部門があるものです。

私は「ませた幼児」から「ませた児童」にちゃんと成長していました。それは百科事典と親の本棚にあった、当時のベストセラー作家の花登(はなと)筐(こばこ)さんの花街物を読んで、色々なこと、セックス用語や花街用語等をしっかりと「お勉強」したからです。川端康成さんの「眠れる美女」を読んだのも、小学校5年生くらいでした。

ですが、小学校4年生の時、叔母と一緒にお風呂に入りましたが、白いパンティを脱ぐところまでは見ていましたが、そこからは目を逸らし、何も覚えていません。やはり、根が真面目ですから……えっ、ウソをつくなですか、いや、本当に覚えていないんです。

スカートの中を覗く

小学生の頃はスカートめくりしても、下から覗いても、「スケベ!」、「バカ!」で済みますが、中学生になると、自然に見れる場合は別ですが、覗いたりしたら、そうはいきません。
職員室に呼び出され、叱られるだけで済めば御の字です。場合によっては「変態」、あるいは「要注意人物」のレッテルを貼られてしまうこともあります。

だから、年頃というのに、スカートの中とは縁遠くなりましたが、思わぬチャンスが巡ってきました。
そう、あれは中学2年生の5月中旬のことです。
1年で一番いい季節です。近所のおばさんたちが公園の花壇の手入れをしていたので、私は挨拶代わりに「きれいですね」と言うと、「ねえ、椿君、一緒に花を植えない?」と由美子おばさんが誘ってくれました。

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でも、花植えなんて小学校4年生の時以来、やったことがありません。「これを使って」とハンドスコップを渡されましたが、要領が分かりません。
どうしたらいいのかなと、キョロキョロしていると、「こうして土を掘り起こして柔らかくするのよ」と由美子おばさんが手本を見せてくれました。簡単そうだから、「やってみます」と引き受けましたが、1個植え終わると、しゃがんだまま横に移動する。思っていた以上に重労働です。

だけど、辛い仕事には必ず楽しみがあるものです。
こんな時はズボンをはいているものですが、向かい側にいる早苗おばさんはスカートだったんです。
最初、おばさんは横向きにしゃがんでいましたが、それでは作業が出来ませんから、前を向いて大きく脚を開いていました。花壇は縦約1m、横は約2m、私の方からおばさんのスカートの中、白いパンティどころか、ふっくらと盛り上がった股間まで丸見えでした。

おばさんは気づいていません。1か所終わると、しゃがんだまま横に移動する。その度にもっこりとした部分がぐにゃぐにゃとよじれる。私は手を動かすのを忘れて、見とれていましたが、世の中、甘くありません。
「ダメじゃない、変なとこばかり見てちゃ!」

早苗おばさんの隣りにいた香奈さんに見つかってしまいました。
「どうしたのよ、香奈さん?」
「この子、早苗さんのパンツばかり見ているのよ」
「えっ、いやだあ」
「可愛い顔をしているのに、スケベなのね」

私は一刻も早く逃げ出したかったのですが、チンチンが硬くなってしまい、立ち上がれません。もたもたしているうちに、香奈さんの叫び声を聞いたおばさんたちに取り囲まれてしまいました。
「いやだあ、この子、大きくなってる」
「えっ、ほんと?」

私は恥かしくて顔を上げることもできなくなっていましたが、彼女たちにとって中学生の私はおもちゃみたいなものです。
「坊や、ごめんね。こんなおばさんのパンツなんか見てて、目が潰れなかった?」
「何を言っているのよ、聡子さん!」

早苗おばさんは顔を真っ赤にして怒っていました。私は焦りました。だって、早苗おばさんの家は2軒隣です。
「ごめんなさい、ごめんなさい。もうしませんから、お母さんには言わないで下さい」

私は何度も謝りましたが、聡子さんは「酷いわよね、こんなおばさんパンツなんかで、怒られちゃって」と慰めてくれたのか、茶化したのか分かりませんが、「分かってるわよ。安心しなさい。黙っているから」と約束してくれましたが、本当におばさんたちはお喋りです。直ぐに母親の耳に入り、その夜、こっぴどく叱られたのは言うまでもありません。

(続く)

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