合宿の夜は眠れない-第2話 3020文字 バロン椿

合宿の夜は眠れない-第2話

大学2年生の尾崎幸雄はサッカースクールの夏合宿に臨時コーチとして参加したが、そこで思いがけず、初体験の相手、太田咲江と再会した。
会うのは2年振り。早くも、股間が疼くが、合宿参加者は小学生やその付き添いの母親、そして、スクールのコーチ陣など、総勢70名。
そんな大勢いる中で、密会するのはヒヤヒヤものだが、その分だけ燃える。しかし、そこには思わぬ落とし穴が……

作家名:バロン椿
文字数:約3020文字(第2話)
管理番号:k093

私も失礼します

「えっ、あそこを直滑降ですか、それは凄いですね」とお母さんたちは感心しているが、「金子、あれは無謀だよ」と山本コーチ、「サッカーと同じだな」と吉田コーチに言われ、頭を掻く金子コーチ。
そこに「でも、素敵よ」とお母さんたちから社交辞令も加わり、飲み会は盛り上がっていたが、初めてスキーを経験した咲江は脚がパンパンに張ってしまい、出来れば温泉に入りたかった。

「あの、ちょっと」と盛り上がりに水を差さないように、気を使ったつもりだが、「どうしたの?」とママ友はつれない。
しかし眠たいから、「うん、お風呂に入りたいの」と言ったが、「まだ10時よ」、「せっかくの飲み会なのに」と誰も腰を上げない。仕方なく、「そうなんだけど、私、脚が張って、それにもう眠くて」と立ち上がると、「ははは、やっぱり。最初は誰でもそうですよね」と男性コーチ陣が気を使ってくれた。

「じゃあ、お休みなさい」と何とか解放してもらった咲江は部屋に戻って浴衣に着替えると、大浴場に向かった。
ああ、気持ちいい……
温泉に浸かり、手足を伸ばすと、体が温まるとともに、指先、足先から疲れが抜けていくような気がする。それにしても、誰もいない。「まだ10時よ」と言われた通り、他のグループも飲み会かも知れない。ガラス戸越しに見える景色は一面の銀世界。

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ふふふ、不格好なのよね、きっと……
思い出してみれば、失敗の連続。でも、その度に「大丈夫ですか?」と手を貸してくれたのは3日間、ずっとスキースクールに付き合ってくれた幸雄君。だけど、お礼もしていない。

お風呂から出たら、部屋を覗いてみようかしら……
でも、寝ちゃったかな?いや、そんなことはないわ……
中学1年生の長男は「寝なさい」と言っても、「まだいいでしょう!」とゲームを止めない。高校2年生の彼も同じ、寝てなんかいない。

お風呂から出た咲江は脱衣所の大きな姿見に体を写した。
年は37歳、下腹部はポッコリしているが、括れもはっきりしているし、おっぱいも形が崩れていない。
私だってまだまだいけるわよ
幸雄君とデートしたら、キスして……

咲江は「バカね、何を考えているのかしら」と頬を赤らめ、浴衣の上に丹前を羽織ると、好きなメロディを口ずさみながら、自分の部屋には戻らず、幸雄の部屋に向かった。

ダメだよ、そんなことをしたら……

「幸雄君、起きてる?」
咲江はドアの外から声を掛けたが返事はなかった。だが、中からテレビの音が聞こえてくる。
何よ、起きているじゃない……

ためしにドアノブを回したら鍵は掛かっていない。「入るわよ」とドアを開け、部屋に入ると、襖の向うから「あ、いや、いや……あ、あああ……」と悩ましい声が聞こえてきた。
慌てた咲江は躓きそうになったが、柱に手をつき、踏みとどまると、気がつかれないようにと、そっと襖を開けた。

すると、テレビ画面にはぼかしは入っているものの、脚を大きく開かされた人妻の股間に男が顔を埋めるクンニのシーンが映し出されている。
童顔で、人懐こい笑顔、それに「ははは、上手い、上手い、凄いよ、太田さん」なんて手を叩いて褒めてくれた、あの子が、こんなの見ているの……とても信じられないが、そこに、「ああっ、あっ、あっ、あっ、うっ、うっ、うっ、ああっ、あああっ……」と人妻が悶え、耳を塞ぎたくなる悩ましい喘ぎがテレビから聞こえてくる。

咲江は何だか自分がされているようで、思わず浴衣の襟元を押さえてしまったが、布団に入っている幸雄は眠っているのか、起きているのか分からない。
恐る恐る顔を覗き込むと、「………」と寝息が聞こえるが、それを掻き消すように、「いや、いや、お願い、お願いだから入れて、お願いよ……」と人妻が挿入をせがむ声が耳に入ってくる。

保育士として働く咲江は決してふしだらな女ではない。処女で結婚した訳ではないが、二人の子宝に恵まれ、夫を裏切るようなことをしたことはない。しかし、二人きりの部屋で、こんなビデオを見ていたら、おかしくならない方が不思議だ。

「そんなことはしてはいけない」と心の中で警鐘が鳴り響くが、このままでは帰れない。咲江は立ち上がると、ドアのところに戻って鍵を懸けると、座敷に上がって襖を閉めた。
あなた、許して……もはや戻れない。明かりを消すと、テレビ画面の光だけが点滅する中、咲江は丹前を肩から抜いて、足元に置いた。

「あ、あ、あ、い、逝く、逝く、逝っちゃう……」
ビデオはフィニッシュを迎えているが、こちらはこれから。咲江は帯を解いて、浴衣の前を開けたが、隙間風が肌に当たり、思わず「うぅぅ……」と体が震えてしまった。どうしよう……良心が咎めるが、股間は熱く、既にしっとりしている。

この場限りのことよ……躊躇いを消した咲江は浴衣を脱いでブラジャーを外すと、掛布団の裾を捲って幸雄の隣に滑り込んだ。温かい。しかし、身を寄せられた幸雄は驚いて目を覚ましたが、咲江はその体を抱き寄せ、チュッ、チュッ、チュッチュッ……と唇を合わせていた。だが、状況が飲み込めない幸雄は「あ、うぅぅ……」と呻き、体を捩って唇を離したが、咲江は「黙って」と言う代わりに、角度を変えて、チュッパッ、チュッパッ、チュッパッ……とにかく、吸って、吸って、幸雄に抗う隙を与えない。そして、一度離して、間を置き、それから吸い付くように合わせると、舌が挿し込まれ、ねっとりとした口付けに変わった。

こうなれば「嫌だ」と言える男などいない。まして、皆から「幸雄君は咲江さんの恋人ね」等と散々煽られ、その気になっていたから猶更だ。幸雄は逆に吸い返し、咲江も遠慮がなくなる。体を弄り、邪魔な幸雄の浴衣の紐をシュルルと解くと、ブリーフの中に手を伸ばし、ペニスに触れたが、幸雄は「あっ……」と腰が引けてしまった。

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「怖いの?」と咲江の手が止まったが、こんなチャンスは二度と無い。体は震えても、「ち、違う……」と強がり、引いた腰を突き出し、「なら、いいわね」と咲江は幸雄のブリーフを引き下ろしたが、彼女も似たようなものだった。初めて夫を裏切る。しかも相手は高校生。体こそ幸雄と違って震えてはいないが、胸はドキドキしていた。だが、躊躇っていては何も出来なくなる。その勢いのまま布団に潜ると、根元を両手で握り締めると、ズルッと皮を剥いて、口を開けて亀頭を「カプッ」と頬張った。

すると、「あ、あ、あああ、お、太田さん……」と幸雄は体が反り返った。直接は見てはいないが、布団が波打つのを見れば何をしているか、無垢な幸雄でも分かる。
「あ、いや、あ、あ、ああああ、そ、そんなことをされたら……」と呻き、体は捩れるが、童貞の過敏さを知らない咲江は夫にするのと同じ様に亀頭に唇を被せて舐め回し、一旦、ペニスを咥え直すと、こんどは根元のほうまで深く咥え、ジュルジュル、ハグハグと音を立てしゃぶるから堪らない。

幸雄は「あ、あ、あ、ああああ……」と体を強張らせて堪えようとするが、布団に潜った咲江には、そんな様子は分からない。そのまま、首を振ってしゃぶり続けると、「あ、あっ、あ、も、もうダメ、ダメ、ダメ……」と叫ぶと同時に腰がグンと浮き上がり、「あ、あ、あああ……」と咲江の口の中でペニスが弾け、亀頭の先から精液が噴射した。

夫も時には口の中に漏らすことはあったが、ドクン、ドクンと脈打つ度に放たれる精液は量も勢いも違う。口の中はたちまち一杯になり、咲江は慌てて手で口元を押さえていた。

(続く)

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