合宿の夜は眠れない-最終話 2610文字 バロン椿

合宿の夜は眠れない-第8話

大学2年生の尾崎幸雄はサッカースクールの夏合宿に臨時コーチとして参加したが、そこで思いがけず、初体験の相手、太田咲江と再会した。
会うのは2年振り。早くも、股間が疼くが、合宿参加者は小学生やその付き添いの母親、そして、スクールのコーチ陣など、総勢70名。
そんな大勢いる中で、密会するのはヒヤヒヤものだが、その分だけ燃える。しかし、そこには思わぬ落とし穴が……

作家名:バロン椿
文字数:約2610文字(第8話)
管理番号:k093

浴室で

時刻はまだ午前2時40分だった。
どうなっているのかしら……
子供たちの部屋をじっくり見回れば、たっぷり1時間はかかるが、気もそぞろな咲江はオネショ癖のある子供だけをトイレに起こしただけで戻ってきた。

アダルトビデオ以外、生の他人のセックスなど見たことはない。
咲江はドキドキしながら、音を立てないようにドアを開け、部屋に入ると、「はあ、はあ、はあ……」、「はぁ、はぁ、はぁ、幸雄君……」と二人の荒い息遣いが聞こえてくる。

もう終わったかしら?と咲江はすーと襖を引いて中を覗くと、化粧の匂いが混じったもやっとした空気が頬に当たり、二人が抱き合ったまま体を重ねているのが見えた。そして、時々、「うっ……」と幸雄のお尻が動く。

ストッキング01

そんなものを見ていると、咲江も自分が挿入されているような気分になり、ふぅぅ……と息を吐くと、襖を閉じ、洗面所の奥の部屋付きの浴室に入った。
シャー、シャー……とコックを捻ると勢いよく湯が飛び出し、それを浴びると、どうしても手が股間に行ってしまう。

ダメ、もうダメ……
体の火照りは、幾子と幸雄のセックスを見ただけではない。幸雄をそそのかし、睡眠薬まで仕込んだのは自分だが、さっきの「うっ……」と精液を搾りだすお尻の動きを思い出すと、悔しい気持ちも湧いてきた。

好きになっちゃダメって言ったのに……
咲江は自分の頬をパン、パンと叩いていた。が、その時、ガラッと扉が開いた。全裸の幸雄とその背中に隠れて、これまた全裸の幾子が立っていた。

「僕たちも入っていい?」
「えっ、何で……」
「だって、汚れちゃっているから」

全く無邪気と言うか、遠慮のない幸雄の言葉は咲江を傷つけるというより、幾子への対抗心を煽るが、顔を伏せたまま幸雄の手をぎゅっと握りしめている幾子は既に「品行方正な女」ではなく、言ってみれば、母親にセックスしているところを見られた娘のよう。
「どうだった?気持ち良かった」と聞けば、「ええ」と蚊の鳴くような声が返る。どちらが勝ったかは明らかだ。

「へえ、そうなの、そうなんだ」と笑えば、まだまだ子供の幸雄は「な、なんだよ、変な言い方して」と尖がるが、「ご、ごめんなさい」と幾子はますます幸雄の背中に隠れる。

どんどん弄りたくなるから、幾子を追い回し、「悪いのは、ここよ」とシャワーの湯を幾子の股間にぶつける。すると、「あ、いや、そんなことしちゃ」と幾子は手でそこを隠すが、割れ目から白濁液がドロッと流れ落ちてきた。

そんな熟女、二人の揉み合う様子を見ていた幸雄は「女同士って、凄いなあ……」と唾を飲み込んだが、彼の欲情を最も高めたのは、咲江のより窪みが深い、湯を浴びて光り輝いている、黒ずんだ肌色をした皺々の幾子のアナルだった。
思わず「僕に舐めさせて」と、幸雄は咲江を押し退けようとしたが、二度目は許せない。「ダメ。私のが先よ」と幸雄の前にお尻を突き出した。

果て無し、3P

幸雄は咲江のクリトリスを指で撫でながら、アナルの周辺を舌でペロペロと舐めると、「あ、あああ、そ、そこ……」とお尻が揺れだした。
何よ、声を出しちゃって、可愛い子のつもりなの……

「品行方正な女」の看板を下ろした幾子も黙って見ていない。幸雄の股間に潜り込むと、ペニスをパクッと口に咥えた。すると、「あっ、幾子さん……」と幸雄は腰を捩る。

夫にもしてあげたことのない、生まれて初めてのフェラチオだからテクニックなんか何もない。咲江に負けたくない思いで、ズッパッ、ジュッパ、ジュッパ……とひたすら、しゃぶって扱くだけだが、かえって強烈だ。
「あっ、あ、あ、あああ……」と幸雄は腰が崩れ、幾子の上に座り込んでしまった。

「あん、バカ」と下敷きになった咲江が幸雄の背中を叩くと、「だって、気持ちいいから」とにやけた笑いを浮かべた。これはなによりも咲江を刺激し、「まだ途中よ」と濡れた体も拭かず、幸雄を浴室から連れ出すと、もつれ合いながら布団に倒れ込んだ。

しかし、「ダメ、咲江さんじゃない、私よ」と後を追いかけてきた幾子は二人に割り込み、幸雄の顔に跨ると、再びペニスを口に咥えた。
「あっ」と気を取られる幸雄、「ダ、ダメ、どろぼう猫!」と幾子を突き放そうとする咲江。だが、幾子も幸雄の腰を抱えて離れない。ならばと、咲江は幾子のアナルを攻めに転じた。

セクシーショーツ一覧02

幾子のアナルは窪みが深いから、そこにダラッと唾液を落とし、十分に濡らせてから、円を描くように撫でながら、中へ指を入れると、「それは、ダメー!」と叫び、咥えていたペニスを離し、逃げ出そうとした。
「ダメよ、気持ちいいのはこれからだから」と咲江は攻め手を緩めず、指を抜いたり入れたりして内側の肉壁をソフトに刺激する。

「うぅぅぅぅ、はぁぁぁぁぁっ、はぁぁぁぁっ……」と低く響く声で喘ぐ幾子の眉間にはペニスを挿入された時以上に深い皺が出来ていた。
幸雄は女同士のプレイを見るのは初めてだった。先程の浴室の揉み合いも凄いと思ったが、こっちはもっと凄い。ペニスはビンビンに勃起している。
咲江の後に回って、割れ目に触るとしっとり濡れている。幸雄は両手で咲江のお尻を掴むと、何も言わずにそのまま挿し込んだ。

「あん!」と叫ぶ咲江に、「うぅぅ」と呻く幸雄。
口も気持ちいいが、やっぱり膣が一番いい。そして、腰を動かすと、「いい、いい、幸雄君、いい、突いて、突いて、もっと、もっと……」と咲江が喘ぎ出した。

こんな刺激の連続に、幸雄は我慢なんか出来ない。
「あっ、あ、あ、うっ!うっ!うっ!」とまたも、たっぷり射精したが、「私も欲しい」と幾子が抱きついてくる。
終わりのない3人プレイは夜が白々と明ける頃まで続いたが、若い幸雄もさすがに精も根も尽き果ててしまった。

またねー

「お前、どこで寝ているんだよ!」
幸雄は金子コーチの怒鳴り声で起こされた。
「え、あ、あれ……」
幸雄が飛び起きると、咲江と幾子は着替えも済ませ、部屋の隅で素知らぬ顔をして座っていた。

「な、何時ですか?」
「バカ野郎、もう7時半を過ぎているよ」
「寝過ごしたか……」
「寝過ごしたじゃねえよ。寝ぼけて部屋を間違えるにしても、全く、何をやっているんだよ!」

今度は蹴りも飛んできた。
「痛え」
「早く起きろ。太田さん、山本さん、どうもすみませんでした」
「いいえ。でも、ちゃんと監督して下さいね」
幸雄が金子コーチに引きずられて部屋を出ていく時、咲江も幾子もニコッと笑って、「またねー」と指先でサインを送っていた。

(終わり)

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