私は車掌-前編 2370文字 カール井上

私は車掌-前編

私は私鉄の乗務員。車掌よ。プリっとしたオッパイやお尻をピシッとした制服に包み隠して、日々の職務に精励しているの。でも彼とのデートでは魅力的なボディを惜しげもなくさらして、口技と膣力と日頃鍛えた足腰で彼を至極の旅へ連れていくのよ。

作家名:カール井上
文字数:約2370文字(前編)
管理番号:k087

私は車掌。
新宿から小田原そして箱根までを結ぶ私鉄の乗務員よ。
女車掌。昔と違って今は女の乗務員は珍しくないわ。

颯爽と制服に身を包み、キリッと結んだ髪の上には制帽を。制服の下はパンツルック。キビキビとした動きが要求されるのだから、スカートは向かないわ。

でもね、パンツルックだとどうしても私のプリっとしたちょっと大きめのお尻が目立っちゃうのよね。いつも後ろ向きに鏡に映して、首をひねって確認するのだけど。微妙にはち切れそうになっているのはしょうがないわ。裸になったときは自慢のヒップなんだけど。プラットフォームで出発の合図をしているときなんか、ちゃんと車両の写真を撮りにきているはずの撮り鉄君が望遠レンズを私の後に向けていることに気が付くわ。そのレンズでそんな至近距離でちゃんと撮れるのって余計な心配をしちゃうわよ。まあ、鉄道ファンは大切なお客様だから、危険がない限りは好きにさせておくわ。

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さて、しっかりマスクをして両手には白手袋。プラットフォームと電車の間に異常がないことを確認し、白手の人差し指を伸ばす。
車両扉クローズのボタンを押し、自分も乗務員室に乗り込み扉を閉め、運転士への出発進行の合図ブザーボタンを押す。
運転士は信号を確認し加速レバーをゆっくりと手前に引いて電車は動き出す。車両は問題なく駅を後にした。しっかり後を見て遠ざかるプラットフォームを確認したわ。電車は順調に加速していく。

もちろん私は子どもの頃から鉄子だった。
そもそもこの路線の沿線に住んでいた。子どもの頃からこの電車や踏切は見なれた光景だったし、高校生になると通学のために毎日利用した。
電車の中ではクラスメートといっしょになる。みんなたのしくおしゃべりしているのだけれど、私はそうしながらも窓から外を見ていた。流れていく光景にいろんな想像をめぐらしながら。

ひとりのときは最後部の車両に乗った。車掌さんの動き、アナウンス、そして次の停車駅までの間隔が長いときはときどき乗務員室からでてきて後ろの3両くらいを歩くの。そんな姿をあこがれのまなざしで見つめていた。

慎重な今日の運転士は踏切に接近すると万一のために警告を鳴らしている。その警告を鳴らしても万一のことは起きることがある。相手は覚悟の上だからどうしようもない。起きてしまうと1時間以上足止めとなってしまう。とんでもないストレスよ。そうならないように毎朝、乗務員詰所の神棚に祈っている。

次の駅に近づくとアナウンスだ。自動音声の後に、肉声で繰り返す。「降り口は右側です」と付け加えるのだが、そこを英語でもアナウンスすることになった。「The doors on right side will open」外国人なんて誰ひとり乗っていないことの方が多いと思うのだが会社からの指示だからしょうがないわ。

電車が完全に停止するのを待つ。
ここは運転士の腕の見せどころね。停止位置に1ミリのズレもなく停止させる。
車掌は後方の確認ラインでそれを確認し。車両扉を開く。乗客の乗り降りを見守る。

だけど、「扉を閉めます」と言ってボタンを押すと必ず駆け込んでくる奴がいるのよ。
そのときは扉を開くボタンを押すわ。閉まりかけた扉は音を立てて再び開く。
鉄道会社によっては閉まりかけたらもう開けない、みたいなところもあるけれど、私の会社はお客様の安全が最優先、必ず扉は再開閉するわ。これも実はストレスのひとつね。

発車した後で、「駆け込み乗車は大変危険です、他のお客様のご迷惑ともなります・・・・」とお説教アナウンスをする車掌もいるけれど私はしないわ。意味ないから。

私は来年には運転士の資格試験を受けられる。絶対に合格するわ。車掌の仕事もいいけれど、運転士になるのが夢なの。
運転席に座って、加速レバーを操作したい。前方の安全を確認し、停車駅と通過駅を確認し、信号に従って速度を調節する。そのときは立っている乗客がそれに気付かないほどスムーズに。あわてて手すりを掴む人なんていないわ。
停車駅では停止位置に完璧に停止するの。

そしていつか特急車両の運転をするのよ。白い制服を着て箱根目指して電車を疾走させる。快晴の日はずっと富士山が真正面にいるのよ。まるで、「さあ、ここまでおいで」と言っているようだわ。
そして本当にぶつかるんじゃないかというほど近づいたところで、線路は左にカーブしていく。

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右に過ぎていく富士山を見ながら進むこのポイントがこの路線のクライマックスなのね。そして小田原から単線になっている区間を箱根までゆっくりと登って行くの。最後の楽しいところよ。
今までの行程の余韻に浸りながら、乗客の皆さんとはお別れとなるのね。

今日は公休日。曜日に関係ないシフト勤務なのでちょっと不規則なの。だから、彼の休日に合わせるのが少し難しいわ。
でも今日は彼もお休み。久しぶりにゆっくりふたりで過ごせるわ。
お昼前から24時間営業の居酒屋へ行くの。

ビールを飲んで、お刺身を食べて。テーブルで貝を焼いて食べるのもいいわ。楽しくお話して、少し酔っ払って、お腹も一杯になって、毎日のストレスが消えてくれる。

さあ、そのあとはホテルに行ってもっとふたりで楽しむの。
店を出て、手をつないだだけでアソコが少しムズムズしてくるわ。
ホテルに着くと部屋へ向かうエレベーターの中でキスをするの。監視カメラに映っていることは分かっているわ。でもホテルの人にとってはそんな映像は見飽きたものだから大丈夫。たぶん見てもいないわ。
部屋に入ったら靴も脱がずに抱き合ってベッドに倒れこんで、とはならないの。そんなに慌てなくてもいいの。ゆっくり楽しむのよ。

部屋に入ると彼は私の後に回り込む。
私はデートのときは大抵膝下丈のフレアスカートを履いている。制服のパンツルックとは雰囲気が変わるわ。
私のムッチリした大きめのお尻が柔らかく包まれるの。彼はそのお尻を後に回って触ってくるのよ。

(続く)

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