満員電車の濡れ事-第3話 3080文字 城山アダムス

満員電車の濡れ事-第3話

ひろしのマンションの隣の部屋に山本律子という女性が引っ越してきた。女性は夫を福岡に残し単身赴任。ひろしと律子は次の日から、同じ電車で通勤を始める。満員電車の中でひろしと律子の身体が密着する。そこで二人の濡れ事が始まった。

作家名:.城山アダムス
文字数:約3080文字(第3話)
管理番号:k088

僕は仕事中ではあったが、律子とLINEしたかったのですぐにトイレに向かった。
トイレに入ると、すぐに律子にLINEを返した。
「今、大丈夫ですよ。」

するとすぐに律子から返事が来た。
「今度いつ会えますか?」
「また、今度ご主人が福岡でゴルフの日にぜひお会いしましょう。」

「主人が今度はいつゴルフなのか、予定が分かりません。」
「予定がはっきりしたら、教えてくださいね。」
「でも・・・その日に奥さんがご自宅にいらっしゃったらどうします?」

僕は返事に困ってしまった。LINEでどう返せばいいか迷っていたら・・
「今日の午後のご都合は?営業で外に出るので2時間くらいならお会いできるかも。」
律子から誘いのLINEだ。しかも今日の午後会いたいだなんて・・・

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僕は今日の午後のスケジュールを確認した。僕の予定は、午後は特にない。午後から有給休暇をとることはできる。すぐに律子にLINEを返した。
「午後から有給休暇をとって会社を休めますよ。」
すぐに律子から返事が来た。

「嬉しいです。午後2時にいつもの駅の改札口でお待ちしています。」
「了解しました。午後2時にいつもの改札口でお会いしましょう。」

————

12時に会社を出ると、急いで昼食を済ませ電車に乗った。
改札口を出ると律子の姿を見つけた。律子も、すぐに僕に気づいたようだ。僕と視線が合うとにっこり微笑んだ。
「急にお誘いして申し訳ありません。どうしてもお会いしたくて我慢できなかったんです。」

「とんでもない。僕も誘ってくださって嬉しいです。」
「私、2時間しか時間がないから城山のホテルに行きましょう。」

律子は駅を出ると城山のラブホテルに行こうと提案した。僕はてっきり律子の部屋に行くのかと思っていたが、律子は2時間後には仕事に戻らなければならない。時間の効率を考えたら城山のラブホテルが律子にとって都合がいいのだろう。

僕と律子は駅を出ると、タクシーを拾いラブホテルに向かった。途中で知り合いに会わないか少し心配だったが、律子とこれからホテルに行ける喜びのほうが大きかった。

僕と律子はタクシーの後部座席に並んで座った。律子の手が僕の手に伸びてきた。僕は律子の手を握り締めた。律子は僕の手をスカートの中に導いた。そして、スカートの中に手を入れると律子の膝に触れた。手のひらを、膝を覆うストッキング越しに滑らせる。指先が腰の少し下のゴムに触れた。そのままゴムの中に手を入れると、手のひらはストッキングの中を滑っていく。

指先が律子の肌に直接触れる。きめ細やかで温かい肌触りだ。指先がショーツに触れた。そのまま指先をショーツに忍ばせようとしたが、ショーツのゴムが固く、指が入っていかない。しかたなく、そのままショーツの上をなぞった。

ショーツの上から恥骨の部分を撫でると、布越しに恥丘のざらざらした感触が伝わってくる。さらに指を先に進めると、指先がショーツ越しに割れ目を捉えた。その割れ目は熱くなり、下着の上からも濡れているのが分かる。

律子は頬を赤らめながらじっと目を閉じている。呼吸が乱れるのを必死にこらえている。律子の様子に運転手が気付かないか心配になり、一瞬律子の秘部から手を離そうとした。僕の手首を強く握り律子はいやいやと首を振った。もっと触ってほしいのだろう。

僕は再びショーツの中に手を入れようとゴムの中に指を入れようとした。その時タクシーはホテルに着いた。
タクシーから降り、フロントのパネルを見ると、部屋が二つしか空いていない。平日の昼間だというのに、利用者が多いようだ。
パネルには部屋の写真が提示してある。広い方の部屋を選んでパネルを押した。

エレベーターに乗った僕は、律子を見つめた。律子も一瞬僕に視線を合わせたが、恥ずかしいのか、すぐに俯いてしまった。その恥じらうような仕草が可愛らしかった。
部屋に入ると、僕と律子はソファーに並んで座り、律子の手をそっと握った。

「律子さん。これから律子さんを抱けるなんて僕は嬉しいです。」
「律子さんと呼ぶのはやめて。これからは律子って呼び捨てにして。」
「律子。」
「ひろしさん。」

律子も僕の手を握り返し、そっと僕の肩にもたれてきた。僕の頬に律子の髪が触れた。とてもいい香りがする。僕はそっと律子の肩に手を回した。
律子はそっと目を閉じた。僕の唇がそっと律子の唇に触れた。律子の唇がかすかに開く。律子の柔らかい唇が僕の唇を吸う。僕は少し口を開け、舌を律子の口の中に差し込んだ。律子の舌先が僕の舌先に触れた途端、律子は僕の唇を強く吸い、舌を絡めてきた。 

僕は律子の唇を激しく吸いながら、そっと右手を律子の胸に添えた。律子の胸は僕の手のひらに収まるほどの大きさだ。僕は、ブラウスの上からそっと手を当てて律子の小さな胸のふくらみを手のひらで味わった。

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指をブラウスの襟の隙間に忍ばせる。指先が律子に肌に触れた。指をすべらせ、ブラジャーの隙間から指を入れた。指先はなだらかな胸のふくらみをたどりながら、乳首に達した。
「あっ」

律子はかすかに声を漏らした。指先は律子の乳首にそっと触れるか触れないかくらいの軽さで、置いているだけである。指先で律子の乳首の微妙な変化を楽しんでいる。律子が呼吸するたびに指と乳首が微かにこすれ、それが刺激となって乳首は硬さと大きさを増している。

律子は、僕が指先で触れている乳首に全身の感覚を集中させているようだ。律子の上半身がゆっくり動きはじめた。僕の指と乳首が触れ合う刺激をもっと求めているのだろう・・・でも僕は乳首に指をそっと添えたまま、動かない・・・律子は息遣いが荒くなり、胸がうっすらと汗ばんできた。

僕は手を律子のブラウスからそっと抜き、スカートの裾をつかんだ。そして、スカートの中に手を入れると、手のひらが律子の膝に触れた。手のひらをストッキング越しにスカートの奥に滑らせる。指先が腰の少し下のゴムに触れた。そのままゴムの中に手を入れると、手のひらはストッキングの中を滑っていき、指先がショーツに触れた。そのまま指先をショーツの中に忍ばせる。指先は陰毛に触れた。

陰毛をなぞりながらさらに指を先に進める。指先が割れ目を捉える。指先にぬるぬるした感触が伝わってくる。すでに割れ目は愛液で潤っている。やがて、割れ目も指先も愛液にまみれてビッショリ濡れ、ピチャピチャいやらしい音を立て始める。

指先に愛液が絡み、糸を引いている。時々、指先がクリトリスの先端を少しだけかすめる。クリトリスは大きく膨らみ熱を帯びている。指先がクリトリスに触れた瞬間、律子の下半身はピクッと反応し
「あん」

と苦しげな声を上げる。ショーツの内側は愛液でビッショリ濡れ、ショーツの淵からあふれ出てスカートの裾に溢れている。
「スカートが汚れちゃう。」
律子はスカートを気にしている。

「スカート脱ごう。」
僕がスカートを脱がせようとした時、
「シャワーを浴びましょう。」

律子は立ち上がった。そうだ、僕たちはまだシャワーを浴びていない。シャワーを浴びる前の少し汗ばんだ女性の肌の香りも、男の股間を刺激する。しかし、今日は律子と僕は初めて肌を合わせるのだ。お互いシャワーで体をきれいにして、淡いボディーソープの香りの残る肌で触れ合うのが無難だろう。

「一緒にシャワー浴びようか。」
「いやです。恥かしい。先にシャワー浴びてください。」
「じゃあ。僕が先に浴びてくるね。」

僕はさっそく、脱衣室で服を脱ぎ、浴室でシャワーを浴びた。はやく律子を抱きたい衝動を抑えながら、体の隅々を丁寧に洗った。そして、これから一番大切な役割を果たすであろう、僕の分身を、特に念入りに洗った。

(続く)

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