同窓会が修羅場の始まりだった-第4話 3060文字 城山アダムス

同窓会が修羅場の始まりだった-第4話

女子大で准教授を務めるひろしは、同窓会で教え子の愛子と15年ぶりに再会する。美しい人妻に変貌していた愛子とひろしは、その夜関係を持つ。二人はその後も密会を続け、その蜜月はやがて修羅場へと化していった。

作家名:.城山アダムス
文字数:約3060文字(第4話)
管理番号:k082

「あああん。」
愛子は切ない声をあげながら、僕の指の動きに合わせてゆっくり腰を動かし始めた。僕の指がクリトリスに近づくと、愛子は腰を動かし指にクリトリスを押し付けようとする。その直前で指はクリトリスから逃げる。愛子は腰を動かしながらクリトリスを僕の指に接触させようとするが、クリトリスは指に届かない。僕の指は、寸前のところでクリトリスから逃げる。

ハアハアハア・・・
愛子の息が荒くなってきた。腰は僕の指を求めて浮いていた。たまりかねたように腰をくねらせた。
「ねえ。」
愛子の声はじれったさに満ちている。膝は小刻みに震え、クリトリスはもう行き場を失い、腰は浮きながら宙を舞っている。

「ねえっ。」
愛子の声はいらだち、怒りがこもっているようだ。今夜は愛子と初めての夜だ。これ以上愛子を焦らすのはやめよう。僕の指先は愛子のクリトリスの先端に軽く触れた。
「アッ。」

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愛子は甲高い声をあげた。腰を押し出し僕の指にクリトリスを強く押しつけてきた。そして、円を描くように腰を動かしながらクリトリスを指にこすりつけ、より強い刺激を必死に求めてきた。
愛子の体は忍耐の限界まで達している。焦らされ続けた身体は、火だるまのように燃えている。額も首も胸元も汗ばみ、陰毛の奥の割れ目は十分すぎるほど潤っている。

僕はクリトリスへの刺激を強めるために、愛子の腰の動きを利用して、腰が前後に動けば指を左右に、左右に動けば前後に動かし、より強い刺激をクリトリスに与えた。愛子のクリトリスは熱を帯び、膨らみと硬さを増し、やがて弾ける寸前まで達した。あと数回刺激すれば、弾ける・・・・・・・その寸前で、僕はクリトリスから指を離した。

愛子は、しばらく何が起きたのか混乱しているようだった。その直後、喘ぎ、身をよじり、顔をゆがめ
「だめよう。」
足をM字に曲げ、腰を浮かして悶えている。M字に曲げた足の付け根の奥にある大きく膨らんだクリトリスへの指の刺激を求めて、腰が激しく宙を舞っている。

僕は指先で愛子のクリトリスをツンツンと突いた。
「あーっ。」
その瞬間、愛子は大きな声をあげ、腰から崩れ落ちた。愛子は仰向けになり、足を大きく広げている。
愛子は眼を大きく見開き、足を広げたまま僕に鋭い視線を飛ばしている。その視線はやがて僕の下半身に向けられた。

「おねがい・・・」
愛子がつぶやいた。
「どうしたの?」
「ください。」
愛子は甘えるような、切ない声で僕に哀願した。

「何を?」
「いじわる。」
愛子は今にも泣きだしそうな表情をしている。
「ねえ。お願い。」
愛子の鋭い視線が僕のペニスを凝視している。

「もういや。早くください。」
我慢の限界に達したのだろう。怒りがこもったような、泣き声ともとれるような、身体の奥から沸き上がる欲求を、必死に訴えている。
僕はゆっくりペニスを愛子の膣口に当てた。ペニスの先を膣口に当てたまま、じっとして動かない。愛子の欲求するまま挿入するより、挿入を止めて焦らした方が愛子の快感は格段に高まるはずだ。

「いやーん、入れてえ。」
それでも僕のペニスは動かない。残酷なまでに愛子を焦らす。愛子は我慢できず、腰をペニスに押しつけてくる。愛子の腰が前に動くと、ペニスの先が愛子の膣に吸い込まれる。愛子の膣は僕のペニスを吸い、絡みつきながら、奥に奥にと飲み込もうとする。膣の中ほどまでペニスが吸い込まれた時、ペニスを抜こうとスーっと腰を引いた。

「だめえ・・・」
ペニスを離さないように、膣がギュッと締め付けてきた。
「抜いちゃダメ・・・」
愛子は鬼のような形相で必死に訴えてくる。
「抜かないで・・・奥に入れてえ・・・」

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初めて僕と肌を重ねた愛子が、
「奥に入れて。」
と哀願の言葉を発している。羞恥心を脱ぎ捨て、本能の求めるままに欲望の言葉を発している。もう十分だろう。ゆっくりと愛子の求める膣の奥深くにペニスを挿入していった。

愛子の膣は、ペニスを貪欲なまでに飲み込んでいく。膣の一番奥にペニスが到達した。
「あああーん・・・・」
愛子は、軽く微笑みを浮かべながら快楽に酔いしれている。愛子の膣はペニスに吸い付き、絡みつき、ペニスを抜こうとすると、ギュッと締め付け離そうとしない。

僕はゆっくりと腰を前後に動かした。それに合わせて愛子の下半身も前後に動く。愛子の膣の締め付けが強まる。
二人の腰の動きが大きくなり、速さを増し、やがてペニスが膣の奥の子宮をリズミカルに突き出した。
「あん あん あん あん・・・・」

愛子はペニスの動きに合わせるように声をあげ、快楽の坂道を昇りつめていく。愛子の声は次第にうわずり、引きつり、よがり出す。そして、ペニスを包んでいる膣のひだに微妙な変化が現れた。膣の締め付けがさらに強まるとともに、ペニスに巻き付き小刻みに痙攣しだした。
「イ・イキ・・ソウ・・・」

愛子の身体は、絶頂に向けて走り出している。
「イ・グ・・イグ・イグー」
火膨れの様に腫れ上がった膣壁が波打ちながら、ピクピク小刻みな痙攣を繰り返し、収縮し、愛子はついにイキ果ててしまった。

僕の下半身も膣のリズミカルな収縮に触発され、ドクドクと痙攣を始めた。痙攣は徐々に激しくなり、ついに爆発し、膣の中に白い精液をまき散らした。
ピクピクと痙攣している愛子の膣の中で、僕のペニスも痙攣している。僕と愛子の性器は複雑な律動の中で絡み合い、激しい快感と共に溶け合い一体化している。僕と愛子の心と身体も一つになっていく。

・・・・やがて二人の性器の痙攣が静まった。僕はそのままペニスを抜かず、愛子の膣の中の柔らかく温かな感触を味わい続けた。愛子の膣は行き果てた後も、ペニスを優しく包んでいる。時々愛子の膣がピクッと動く。それに刺激され僕のペニスもピクピク反応する。愛子の膣と僕のペニスが会話しているようだ。

「とても良かったよ。」
「私も、こんなの初めて。」
愛子の
「こんなの初めて。
という一言が嬉しかった。挿入したまま、愛子にキスをした。愛子もそれに応じた。

徐々に、ペニスは太さと硬さを失っていき、愛子の膣から自然に抜けた。同時にドロッとした精液が膣口からこぼれてきた。僕たちはそれを拭こうともせず抱き合っていた。
愛子が僕の胸に頭を乗せてきた。僕の頬に愛子の髪が触れた。少しだけ汗の臭いがした。僕と激しく交わった時の汗の臭いだろう。僕は、愛子の髪を優しく撫でた。

「ねえ。」
愛子は甘えた声で話しかけてきた。
「どうしたの?」
「先生、・・・私、嬉しいの。」
「何が嬉しいの?」

「私、学生時代から、ずっと先生のことが好きだったんです。」
僕は、愛子のその意外な言葉に驚いた。愛子は、僕の胸に抱かれながら、これまでの僕への想いを懐かしい思い出を回顧するような口ぶりで話してくれた。

・・・学生時代、僕のことが好きだったこと。卒業までそのことを誰にも打ち明けず、そっと心にしまっていたこと。卒業式がとても悲しかったこと。卒業後、僕が結婚したことを知り、毎晩泣き明かしたこと。その直後、今の夫と親しくなり、結婚したこと。それでもやっぱり僕の事が忘れられず、結果的に主人との関係がぎくしゃくし出したこと。

今日の同窓会で、僕と会うのをとても楽しみにしていたこと。同窓会の後、僕に
「二人で二次会しよう。」
と誘われて、とても嬉しかったこと。

・・・そして、今夜、僕と心も身体も一つに結ばれた。・・・
僕は愛子の告白を聞いて、今日、同窓会が終わってから、愛子が僕に素直に従って、ホテルの部屋までついてきた理由が納得できた。愛子も僕とこういう関係になることを望んでいたのだ。

(続く)

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