困ったお隣-第2話 3190文字 バロン椿

困ったお隣-第2話

和代は幼馴染の植木職人、桝本泰三と籍こそ入れて無いものの、夫婦同然、つつましやかに暮らしていた。年は和代が三つ上だが、和代にとって泰三は初めての男で、唯一の男だった。
しかし、お隣に木村夫妻が越して来てからというもの、生活は一変、抜けることのできない「性の蟻地獄」のようなものに巻き込まれてしまった。

作家名:バロン椿
文字数:約3190文字(第2話)
管理番号:k083

二度目は、泰三がペニスを掴んで和代の割れ目に亀頭をあてがうところまでいったが、今度は「い、嫌、こ、怖い……」と和代が怖じ気づき、腰を引いてしまったので、またも同じ、「あ、あ、あ、あああ……だ、ダメだ……」と挿入する前に弾けてしまった。
「ごめんなさい……」

誘っておきながら、逃げ出した和代は情けなくて泣き出してしまったが、「お姉ちゃん、いいんだよ」と泰三は優しく抱き締めていた。
西日が射し込み、セミの鳴く声が聞こえる。

しかし、そんなことをされると、自分が情けなく、和代は抑えていた感情が爆発し、「泰三さん!」としがみついた。そして、泰三の唇に吸い付き、激しく吸い求めた。泰三もそれに応じ、二人は狂ったように唇を吸い合い、体を弄った。そして、和代の膣は濡れ、泰三のペニスもカチンカチンになった。

ストッキング01

もう失敗は出来ない。
「来て」と和代が脚を大きく開き、泰三を迎え入れると、「うん」と頷いた泰三は体を重ね、亀頭を割れ目にあてがって、押しつぶすように和代に被さっていった。
その瞬間、亀頭が膣口をこじ開け、ペニスが中に入ったが、あまりの痛さに、和代は「あッあーッ……」と泰三にしがみついた。

泰三はどんな思いだったか知らないが、和代はこんな痛いこと、いつまで続くのよ……意識が遠退いてきた時、泰三が急に体を強張らせ、「い、い、逝く……うっ!うっ!……」と和代を抱き締めながら、射精してしまった。

こうして結ばれた二人はそのまま抱き合っていたが、体を離した時、シーツには赤い染みが出来ていた。
それ以来、和代は泰三一筋だった。
但し、あの夫婦が隣に越して来るまでは……

木村夫妻

8月。朝から日差しがとても強く、庭先に洗濯物を干していた和代は早くも汗が噴き出していた。
ふぅぅ、暑い……シャワーを浴びないと……
和代がそう思うのは当然、ワンピースの胸元は色が変わり、背中は濡れてピッタリと張り付いていた。

そんな時、ピンポン、ピンポンと玄関の呼び鈴が鳴り出した。
誰だろう、こんな時間に……心当たりはないが、待たせる訳にはいかない。「はーい、ただいま!」と、和代は洗濯籠をそこに置いたまま急いで家の中に戻ると、玄関のガラス戸越しに、「おはようございます。お隣に越してきました木村です」と呼び掛けている人影が見えた。

確かに昨日、トラックが出入りし、荷物を運び込んでいた。その人たちか……
「今、今、開けますから」と、和代が玄関の三和土に降りて、ガラス戸を開けると、「あ、どうも。おはようございます。隣に越してきた木村です」と日傘を差し、にじみ柄でミニ丈のドレープワンピースを着た女性と、その後ろには白いTシャツ、スカイブルーのコットンパンツの男性が立っていた。

「すみません、朝のお忙しい時間に」
「あ、いえ、構いませんが」

和代は人づきあいが苦手ではないが、汗で滲んだワンピースが気になり、気遅れしていた。しかし、「これ、つまらないものですが」とお菓子の包みを手渡され、「私ども、教員でして、夫の武は中学で数学を、私、小百合は高校で体育を教えています」と、小百合と名乗る女性が自己紹介を始めると、和代もつられ「あら、うちは植木屋でして」と自然に言葉が出て、それに、「へえ、植木屋さんですか」と相槌を打った、武と言うご主人は「今度、剪定の仕方でも教えてもらおうかな」と人懐こい笑顔、一方、図々しいと思えた小百合は「失礼よ、いきなりそんなことを言って」と意外にも慎ましい。

そんな二人の振る舞いに、和代も、「こちらこそ、よろしくお願いします」と笑顔になっていた。
その夜、帰ってきた泰三にそれらのことを話すと、「へぇ、素人が何を言いやがる」と職人らしい頑固さから、そっぽを向いてしまった。
ところが、この木村夫妻、見かけとは違うとんでもない夫婦だった。

セクシーショーツ一覧01

それは、彼らが引っ越してきてから一週間ほどした頃のことだった。
午後3時を過ぎ、和代が洗濯物を取り込もうと庭に出た時、隣の木村さん宅の方から何やら声が聞こえてきた。
何かしら……と和代が垣根越しに居間を覗くと、カーテンの隙間から夫妻が裸で絡み合っているのが見えた。

えっ、まさか……
和代は悪いことだと思いながらも、音を立てないように垣根から身を乗り出し、中を覗きこむと、奥さんが上になってシックスナインの体勢に移っていた。
奥さんは確か33、体育の先生だからスタイルがよく、お尻はキュッとしまっていた。ご主人は少しお腹が出ているが、ペニスは長くて太い。

そのペニスを、奥さんがいやらしい舌使いで先端や横を舐めまわし、時折奥深く咥える。時間にして10分ぐらいだろうか、今度は奥さんが後ろ向きになり、ペニスの根元を握り、 ゆっくりと挿入した。
「あ、あ、あああ……」と喘ぐ声が聞こえてくるような気がして、息苦しくなった和代は取り込んだ洗濯物を足元に落としてしまった。

慌ててそれらを掻き集め、もう一度垣根から身を乗り出し、覗き込むと、ちょうど、ご主人に後ろから攻め立てられた奥さんがサッシ窓に乳房を押し付けているところで、間もなく、「あ、あ、い、逝く、逝く、逝くぅぅ……」と叫ぶかのように体がガクッと折れて、フィニッシュを迎えていた。

翌朝、ゴミ出しに行くと、「おはようございます」と奥さんが先に来ていた。
和代は「あ、お、おはようございます」と返したものの、自分の方が恥ずかしくなって、まともに顔を合わせられなかった。すると、「ご覧になったんでしょう?」と彼女の方から言ってきた。

「な、何のことかしら」と惚けても、「知っているのよ、慌てて洗濯物を拾って」とお尻に触れてきた。驚いた和代が「あ、嫌……」と体を捩ると、「後で遊びに行っていいかしら?」と手を握られた。

もう頭は真っ白。和代は心臓が飛び出しそうなくらいドキドキして、「ごめんなさい」と赤くなった頬を隠すように、その場から逃げ出した。しかし、家に戻っても、胸の動悸は収まらず、仕事に出掛けようとしていた泰三が「おい、どうしたんだ、顔が赤いぞ?」と心配して声を掛けてきたが、訳など言える筈がない。

「えっ、あ、な、何でもない」と誤魔化したが、何も手に着かない。
「おい、何をぼやっとしているんだ、水を出しっぱなしで」と泰三に言われ、「あ、すみません」と慌てて水道を止めたが、和代の頭からは、「後で遊びに行っていいかしら?」という彼女の言葉は消えなかった。

思ったほど悪い人ではない?

「こんにちは。奥さま、いらっしゃいますか?」
午後1時前、食事の後片付けをしていると、表から聞き覚えのある声がした。
あっ、本当に来ちゃった……

関わりたくない和代は居留守を使おうとしたが、家が狭く、テレビの音はきっと外にも聞こえている。やむを得ず、「は、はい。ただいま」と玄関のガラス戸を開けると、「あ、どうも」とあのご主人も一緒。途端に昨日のことが目に浮かび、「い、いらっしゃい」と言ったものの、ドギマギして、二人の顔がまともに見れない。

「すみません、お言葉に甘えて来てしまいました」とご主人は言うが、呼んだ覚えはない。「遊びに行ってもいいかしら?」と奥さんの方が言い出し、勝手に訪ねてきたのだが、こういう場合、図々しい方が勝つ。
「いいわよね、和代さん」と勝手に上がり込み、「アイスクリーム持ってきたの。冷蔵庫に入れて下さらない?」と包みを和代に渡す。

「あの、あの」と和代は戸惑うが、「ゲームでもしません?」と座敷のテーブルにカードを並べている。しかも、寄り添って座る木村夫妻は、ご主人がクリーム色のTシャツに紺のハーフパンツ、奥さんは揃いのTシャツとピンクのハーフパンツで、足を絡ませ合うから、和代はどうしてもあの場面を思い出してしまい、アイスクリームの箱を手にしたまま頬を赤らめていると、「奥様、それ、冷蔵庫にお願いします」と言われてしまった。全く、どちらがこの家の住人か分からない。

(続く)

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