困ったお隣-第1話 2990文字 バロン椿

困ったお隣-第1話

和代は幼馴染の植木職人、桝本泰三と籍こそ入れて無いものの、夫婦同然、つつましやかに暮らしていた。年は和代が三つ上だが、和代にとって泰三は初めての男で、唯一の男だった。
しかし、お隣に木村夫妻が越して来てからというもの、生活は一変、抜けることのできない「性の蟻地獄」のようなものに巻き込まれてしまった。

作家名:バロン椿
文字数:約2990文字(第1話)
管理番号:k083

幼馴染

「和代、和代!」
植木職人の桝本(ますもと)泰三(たいぞう)は仕事を終えて帰ってくるなり、台所で夕食の支度をしていた和代(かずよ)を後ろから抱きすくめた。
「泰三さん、泰三さん、ダメ、ダメですよ」
「いいじゃないか、誰も来る訳じゃないし」

泰三は背丈が165センチと小柄だが力が強く、和代を軽々と持ち上げると、スカートを捲り上げていた。
「ま、待って下さい……火、火を止めないと……」
和代は指先を伸ばして何とかガスレンジを止めたが、泰三の手は既にパンティに掛かっていた。そして、それを一気に引き下ろすと、隣の三畳間に押し倒した。

「ここじゃいやよ、お布団、お布団に連れて行って……」
和代はそう言って懇願したが、泰三は「待てない、待てないんだよ」とズボンとパンツをずり下げ、ペニスを掴み出していた。そして、唾を手に付けて和代の陰部を弄ると、ペニスを膣に一気に突き入れた。

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「い、痛っ……」
膣はまだ十分に濡れていないので、和代は悲鳴を上げたが、泰三は腰を振り、ペニスの抜き挿しを止めない。和代は「あっ、いや、痛っ……」と眉間に皺を寄せていたが、膣が潤ってくると、体から力が抜け、「あ、あ、あああ、泰三さん、泰三さん、あ、あ、あああ……」と声も悩ましくなってきた。すると、泰三は腰の振りを加速し、パン、パン、パンと和代にぶつけてきた。

「和代、和代」
「た、泰三さん、あん、あん、あっ、あ、あ、あああ……」
昇りつめていく二人の背中には汗が滲んでいる。
「いいか、いいか?」
「はぁ、はぁ、はっ、はっ、いい、いい、いいわよ……」

そして、泰三は和代の腰を抱えると「逝きそう、い、い、逝くぞ、あ、あ、あああ……う、うっ!うっ!うっ!……」 と彼女の中に思いっきり精を放った。
「全く、もう……」
ことを終えた和代はエプロンで股間の汚れを拭っていたが、泰三は「すまん」と言って、パンツを穿き直していた。

「親父さんの法事は来週か?」
「うん、日曜日」
「俺も塔婆をあげたいから、お寺さんに頼んでおいてくれ」
「ありがとう」
「腹減ったなあ」
「今、ご飯の支度するから」

気怠そうに答えた和代は散らばっていた下着を集めると、身繕いを整えた。
二人は幼馴染、籍こそ入れて無いものの、夫婦同然のように暮らしている。二人は幼馴染み。年は和代が三つ上だが、和代にとって泰三は初めての男で、唯一の男だ。

和代は子供の頃から大人しくて口数が少なく、メガネを掛けていたので、
「和代のブス、バーカ!」と同級生の苛めの格好の対象だった。

しかし、年下の子供たちにとっては面倒見のいい、「優しいお姉ちゃん」だった。泰三も恥ずかしがりやの子供だったから、和代に話し掛けることなどなかった。そんな二人だったが、こんな関係になったのは、20年前の7月、和代が21歳、泰三が18歳の時の事件がきっかけだった。

盛夏7月下旬、盆踊りの夜

「踊りに行こうよ」
中学校の同級生から神社の境内で開かれていた盆踊り大会に誘われた和代は、母親に浴衣に着せてもらい、迎えにきた友だちと一緒に出掛けた。
「混んでるわね」
「夏休みだからね」

参道は夜店を覗く子供たち、それに付き添う母親たちで溢れ、奥まで中々進めない。
「誰かいるかしら?」
「これだけ混んでたら、見つからないわよ」
ようやく辿り着いた境内では、太鼓の音が響き、踊りの輪は既に二重になっていた。

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「あら、来てるの」
和代が小さく手を振るとペコッと頭を下げる坊主頭の高校生がいた。泰三だ。
「えっ、知り合い?」
「うん、近所の男の子」

和代は何となくほっとした。だが、それも束の間、「一緒に遊ぼうよ」とと不良が絡んできた。年頃の娘二人、彼らにとっては格好のナンパ相手だ。
一緒にいた友たちは「ごめんなさい」とかわしたが、遅れた和代はその仲間たちに囲まれてしまった。

「ど、どいて下さい!」と和代は囲みを抜け出そうとしたが、逆に「浴衣か、いいなあ」と帯を掴まれ、引き寄せられてしまった。
それでも、「や、やめて下さい……」と必死にもがくが、男の力には敵わない。「可愛いなあ」と抱き寄せられると、体がブルブルと震え、「離して、離して……」と悲鳴にもならない。だが、それが不良たちを刺激し、「怖がらなくてもいいじゃないか」と暗がりに連れ込まれてしまった。

近くにいた人たちは関わるのを恐れ、その場からいなくなり、辺りは和代と不良たちだけになってしまった。
「へへへ、処女かな?」
最初に声を掛けてきた男が和代の髪を撫でると、「だったら最初は俺だな」とモヒカン頭の男がジーンズのベルトを緩めて近づいてきた。

「や、やめて下さい。お願いだから……」
和代は浴衣の裾を掴んで身を守ろうとするが、帯を掴んでいた男がそれを解きにかかる。絶対絶命。だが、その時だ。
「バカ野郎、やめろ!」と叫びながら不良たちに体当たりしてきた男がいた。泰三だ。

「何だ、お前は!」
「うるせー!」
ケンカは気合い!泰三はモヒカン頭の男を棒で打ち付けたが、やはり、多勢に無勢、「捕まえろ!」と背中に抱きつかれ、羽交い締めにされると、取り上げられた棒で逆に「死ね、このバカ!」と体中を滅茶苦茶に叩かれてしまった。

「離せ、この野郎!」
泰三は振り解こうと必死にもがいたが、みるみるうちに顔も手足も腫れ上がり、頭からは血が流れ落ちてきた。そして、「このクソガキが!」と後から突き飛ばされ、地面に額をガーンと打ち付けてしまった。

「痛っ……」
呻く泰三を不良たちが蹴り上げようとしたが、そこに騒ぎを聞き付けた警察官が「何をやっているんだ、お前たち!」と駆けつけてきた。
しかし、ケンカ慣れしている不良たちは慌てない。「散らばれ!」とあっという間に暗闇に消えてしまった。

「おい、大丈夫か!」
警察官に助け起こされた泰三は血だらけの顔を拭おうともせず、「お姉ちゃんは?お姉ちゃんは?」と和代のことだけを心配していた。
間もなく到着した救急車で泰三は病院に運ばれたが、幸いなことに骨折などはなく、殴打による打撲と裂傷だけだった。

処女と童貞

一週間後、傷が癒え、病院を退院した泰三に和代は手紙を書いた。
「泰三さん、ありがとう。
私はあなたが命がけで守ってくれたことを絶対に忘れません」

手紙はこう始まり、これまで自分を慕ってくれたことへの感謝などを書き連ね、「あなたは私の大切な人です。だから、もう『お姉ちゃん』などと呼ばず、『和代』と呼んで下さい」と記してあった。そして、最後に、「これからも、ずっと私を守って下さい」と結んであった。

二週間後、和代は両親が旅行に出かけた時を利用して泰三を家に招き入れた。
誰もいない家の中、黙っていると、どんどん緊張してくる。
意を決した和代は泰三に抱きつき、そのままベッドに押し倒した。唇を合わせ、吸い合い、互いの体を弄る。もう何が何だか分からない。気がつけば二人とも素っ裸になっていた。

しかし、和代は処女、勿論、泰三も童貞だから、それからが大変だった。
最初は和代が脚を開いて女の秘密を見せた時、初めてそれを見た泰三は首筋がカアーと熱くなって、もやっとしていた気持ちが一気に沸騰した。

「お、お姉ちゃん」と和代の股間に迫ったが、ペニスがピクピクと暴れ出し、「あ、あ、で、出る……」と腰の奥の方から精液が噴き上がってくると、何もしないうちに、「あ、あ、だ、ダメだ……」と白濁した精液が亀頭の先から噴き出してしまった。

(続く)

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