今夜もアタック、補欠を狙え!-第1話
本記事の読者の多くは女性と推測致しますが、男という物は本当に馬鹿な生き物です。
大学バレー部員の小池和義はママさんバレーボールチームをコーチするのが大好き。だって、熟女と付き合うチャンスがあるから。でも、彼のターゲットは華やかな主力選手ではなく、補欠選手。それはどうして?
実は、中学生の時に・・これ以上は本文でお楽しみ下さい。
作家名:バロン椿
文字数:約2940文字(第1話)
管理番号:k126
えっ、エースも来ちゃった!
あれ、ここはどこだ……
目を覚ました小池(こいけ)和義(かずよし)は素っ裸で見慣れぬ部屋に寝かされていた。
見回すと、ハンガーには色とりどりのパンティが、そして、窓には花柄のカーテン……はっと気がつき、立ち上がろうとしたが、足下がふらつく上に、素っ裸。ヤバイと思った、その時、「ふふふ、目が覚めた?」と、缶ビールを飲む下着姿の狩野(かのう)真由美(まゆみ)が妖しい笑いを浮かべていた。
「飲み過ぎたか」
「コップで日本酒を飲むからよ」
ママさんバレーのコーチに出掛け、そのまま飲み会になって、彼女の言うように調子よく飲み過ぎた。しかし、こんな姿で……
「あの、ここは?」と惚けると、「バカね。私のマンションでしょう」とパンツが飛んできた。
「すみませんね」と一応謝り、投げてもらったパンツを穿いていると、「ああ、いいお風呂…あら、起きたのね」と、長めのTシャツをパジャマ替わりに着た今野(こんの)美紗子(みさこ)が入ってきた。
「美沙子さんもいたの?」
「あら、失礼ね。和義が私も誘ったのよ。ねえ、真由美さん」
補欠の真由美から「しようよ」と誘われていたのは覚えているが、自分がエースアタッカーの美沙子を誘ったのは記憶になかった。
「ふふふ、いいじゃないの、そんなこと。じゃあ、私、シャワーを浴びてくるから、先に始めていてもいいわよ」
下着を脱いで裸になった真由美が、入れ替わりに浴室に行こうとするが、美沙子と二人だけになるのは、「補欠狙い」の自分の主義に反する。
「あっ、僕もシャワーを浴びてくる」と和義が逃げだそうとしたが、「何を言ってるの。もう待てないのよ」と美紗子は許さない。
アタッカーらしく和義に飛びかかり、そのまま押し倒すと、チュッ、チュパ、チュパ……と唇に吸い付いてきた。
「あ、いや、ま、待って下さい……」
和義は両手でブロックしようとするが、所詮、スケベな男。エースアタッカーの攻めを防ぐには、そのブロックは極めて脆弱。
チュッ、チュッ、チュッと猛烈なアタックに、まあいいや。朝までたっぷり出来るな、二人だからな……と、「ホールディング」に作戦変更。
「あらら、激しいこと。待っててよ、直ぐに戻ってくるから」と真由美は呆れるが、和義の反則攻撃に、「あ、あ、イヤ、ダメ。いきなり、そんなことしちゃ……」と、エースの美紗子もタッチネット!
真由美が戻る頃には、既にゲームセットか?美紗子と和義の攻防から目が離せない。
最初が熟女
和義が熟女専科になったのは、童貞を卒業した時の体験が影響している。
あれは中学3年生の夏休みのこと。
バレー部の顧問の吉田(よしだ)圭子(けいこ)先生に「おうちにいらっしゃい」と呼ばれていた。
「いらっしゃい」
「あ、こんにちは」
玄関のドアを開けて迎えてくれた圭子先生は、Tシャツにギャザーのミニスカート。「暑かったでしょう?遠いところ来てもらって」とリビングに招き入れてくれたが、目元はっきり、唇はルージュのリップが瑞々しい。学校ではどちらかと言えば地味で、化粧も目立たぬ程度なのに、イメージが全く違って、早くもドキドキ。思わず頬が赤らむ。
「汗びっしょり」
「え、あ、あ、暑くて」
確かに30度を超える炎天下を10分ほど歩いてきたので、頭から湯気が出ているが、目がキョロキョロ落ち着かない。
「フフフ」と笑った圭子先生は「シャワーでも浴びたら?」と勧めてくれたが、それが罠だった。
すっきりして出てくると、脱衣所のカゴにいれたTシャツもパンツも、ズボンもなく、傍らの洗濯機がガラガラと回っている。
そこに「洗っちゃった」と圭子先生が言うので、慌てて両手で隠したが、バッチリ見られてしまった。
フフッと笑う圭子先生は「これに着替えたら?」とバスタオルとTシャツを貸してくれたが、独身の先生がどうして男物のTシャツ?でも、そんなことを考える余裕はない。「あ、ありがとうございます」とひったくるように掴むと、「帰りまでには乾いちゃうから」と笑う圭子先生に背を向けて腰にタオルを巻き、Tシャツを頭から被った。
「好きかしら?」
リビングに戻ると、圭子先生はケーキとオレンジジュースを用意してくれたが、向かい合ってソファーに腰を下ろすと、膝が開いている。ちょっと屈むと見えそうで見えない。
「どうしたの?」
そう言って、圭子先生が足を組み替えるから、白いものが……アッと体が前のめりになる。
自分の母親と同じくらいの年、普段は地味で殆ど化粧気がないが、今日は別人と思えるほどきれい。その先生にそんなことをされたら、パンツを穿いていない下半身は具合が悪い。硬くなったチンチンが巻いたタオルをググッと持ち上げているのが分かってしまう。
急展開
圭子先生はそれに気がついている筈だが、「あら、ジュースのお代わりね」とその場を外してくれた。
「ふぅぅ……」
ほっと一息ついた和義だが、奥の方からシャーと水音が聞こえてきた。
(何をやっているのかな……)
気になるけれど、他人の家だから勝手に歩き回れない。チラチラと音のする方を見ていたら、「あら、待ちくたびれた?」と圭子先生が体にバスタオルを巻いた格好で現れた。
「な、何をやってんだよ!」
「だって、私もシャワーを浴びたくなったのよ」
開き直るというか、何と言ったらいいのか、前に立つ先生のバスタオルは手で引っ張れば……ゴクッと唾を飲み込み、目を見張る和義に、圭子先生はスーと身を寄せてきたかと思うと、Tシャツを捲り上げ、「可愛いんだから」とそのまま伸し掛かる。
「あっ、ど、どうしたんだよ」
「どうしたも、こうしたもないのよ。こうするだけよ」
チュッ、チュッチュッ、チュッパ、チュッパ……
「あ、うぅ……せ、先生、ま、待ってよ」
もがくけど、もがけば、腰に巻いたタオルが解けてしまう。そんな和義に、圭子先生は「好きになったら、こうするのよ」とそのタオルを剥ぎ取り、ギュッと抱きしめ、さらに激しく唇に吸い付く。そして、二人はソファーから転がり落ちるが、その拍子に、先生の体に巻いたタオルも解け、二人とも全裸。そして、「大人なら、誰でもするのよ」と圭子先生は指でチンチンの皮をクルッと剥いて、亀頭を口に咥えた。
夢精は時々、オナニーも覚えたばかりの和義にとって、それは衝撃。
口の中は生暖かく、腰の奥からモヤッとした感覚が湧き上がり、「あ、あ、う、うぅぅ……」と呻いてしまうが、ズッパ、ズッパ、ジュル、ジュルジュル……と亀頭を舌でなぞられ、首が動いて、ズッパ、ズッパと扱かれると、もう、どうしようも無い。
「あ、あ、ああ、で、出る……」と体が強張り、「あ、あ、あっ!あっ!あっ!……」と、和義は圭子先生の口の中に射精してしまった。
「はあ、はあ、ご、ごめんなさい、はあ、はあ……」
頭は真っ白、全身から力が抜けてしまった和義はそのまま仰向けになっていたが、その横では圭子先生が喉に絡む精液も、「ゴクッ、ゴクッ…」と飲み込んでいた。
まずいよ、こんなことをしちゃって……
和義が気怠い体を起こすと、「濃いのね、君のは」と圭子先生は手についたものまでもペロペロと舐めていた。
「バレー部顧問、吉田圭子」の顔はどこにも無い。生身の女は「好きな人のためなら、何でもしてあげる」と和義の手を握ると、隣の部屋に向かった。
(続く)
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