理沙先生のご褒美セックス-第8話 3020文字 城山アダムス

理沙先生のご褒美セックス-第8話

ひろしの憧れの先生シリーズ第7弾。高校の吹奏楽部に所属し、トランペットを担当しているひろしは、顧問の理沙先生に恋心を抱いていた。吹奏楽コンクールに向けて理沙先生とひろしの二人だけの特訓が始まる。「いい音出せたらご褒美にセックスしてあげる」という理沙先生との約束を果たすため、懸命に練習に取り組むひろし。果たしてその約束は果たされるのか・・・

作家名:.城山アダムス
文字数:約3020文字(第8話)
管理番号:k116

「私でよければ、その悩みを話してくれる?」
僕はこのまま理沙先生を抱きしめ、唇を奪いたいという衝動にかられた。それほど僕と先生は接近していた。その衝動を必死で抑えた。そして、どうしても昨夜のことを確かめたいと強く思った。

「先生。聞いていいですか?」
理沙先生は僕から少し距離を置いた。
「聞いていいって、何を?」
先生はキョトンとしている。僕が何を聞こうとしているのか見当がつかないようだ。

「昨夜のことです。」
「昨夜、どうかしたの?私が酔っ払ったこと?」
「そのことではありません。先生は小笠原さんと一緒に先生の部屋に入りましたよね。」
「あら、ひろし君、あの時まだ起きてたの?」

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昨夜のことを聞くと、先生は動揺したのか声が上ずっていた。
「小笠原さんと先生が一緒に部屋に入って行く音が聞こえました。」
「私、ワインに酔ってしまって、自力で歩けなくなって・・・小笠原さんが部屋まで連れて行ってくださったの。」
「そのあと小笠原さんは明け方まで先生の部屋にいましたよね。」

その時先生は動揺していた。
「あっ、あれは・・・私が、気分が悪かったから・・・小笠原さんが心配して、朝まで付き添って私の様子見てくださってたの・・・ひょっとして、ひろし君。私と小笠原さんのこと疑ってるの?」

先生は必死に弁解しようとしている。僕はむっとした表情で、
「だって、朝まで一緒にいるなんて・・・」
そう言うと思わず涙を流してしまった。自分でも涙の理由がわからなかった。先生への思いが込み上げてきたのだろうか?
先生はハンカチを出して、僕の涙を優しく吹いてくれた。

「ひろし君の悩みって、そんな事だったの?」
先生の動揺した表情は消えていた。僕の涙を拭きながら優しく微笑んでいる。
「ひょっとして、ひろし君。私のこと好きなの?」
僕はどう返事しようか戸惑った。しかし、思い切って自分の気持ちを打ち明けようと思った。

「好きです。」
僕がそう答えると、先生は、
「あなたには、まどかさんがいるじゃない。」
そう言うと、フフフと笑った。

「まどかと付き合ってるけど、本当は先生の方が好きなんです。」
僕は自分の思いを先生に必死に伝えた。先生はちょっとあきれた表情だった。
「そうだったのね、ひろし君。昨夜の私と小笠原さんのことが心配で、トランペットの音が出なくなったのね。」

「はい。」
僕は素直に認めた。先生は僕の目をじっと見つめている。その目は優しさに満ちていた。
「コンクールまで、あと2日。どうすれば、あなたのトランペットの音が元に戻るかしら?」
先生はしばらく考え込んでいた。そして、思い立ったように、
「ねえ、ひろし君。これから私のマンションに行こう。」

そう言うと、僕の手を握って立ち上がった。
「あなたを元気にしてあげる。」
先生は僕の手を握ったまま音楽室の出口に向かって歩き出した。僕は先生に手を引かれて音楽室を出た。廊下にはまどかが立っていた。

「まどかさん。ひろし君を待っててくれたのね。ごめんなさい。今日はひろし君を私に貸してね。」
まどかは悲しそうな目で僕を見つめていた。僕はまどかがかわいそうだと思ったが、先生のマンションに行けると思うと心が弾んでいた。
「まどか、ごめん。ちょっと大事な用事があるんだ。」

僕がそう言うと、まどかはむっとした表情で廊下を走って校舎を出て行った。
「まどかさん。怒ってたね。ちょっと可哀そう。」
先生は僕の目を見た。そしてこう言った。
「まどかさんを追いかけなくていいの?」

僕は、
「いいんです。先生の方が好きだから。」
そう言うと、先生は苦笑いした。
校舎を出ると、理沙先生の車で先生のマンションに向かった。学校から車で10分ほどの距離にある。

マンションの駐車場で車から降りるとエントランスを通り、エレベーターに乗り込んだ。僕と先生はエレベーターの中で並んで立っていた。僕は先生の横顔を見つめていた。先生も僕の方をちらりと見た。視線が合うと、先生はニコッと微笑んだ。僕は照れくさくて、少し下を向いた。
エレベーターが11階に止まり、先生の部屋に向かった。

「いよいよ先生の部屋だ。」
僕は期待で心が弾んでいた。部屋に着くと、先生はロックを外しドアを開けた。
「ひろし君。どうぞお上がりなさい。」
僕は玄関で靴を脱ぐと、先生と一緒にリビングに入った。広い窓から街が一望できる。遠くに霧島が見える。

「今、お茶入れるからソファーに座って待っててね。」
先生はブラウスにエプロン姿でキッチンに立った。キッチンでお茶を入れている先生の後ろ姿を見つめた。白いブラウスの背中にくっきりと水色のブラジャーのラインが浮き出ている。僕は、思わずゴクリと唾を飲み込んだ。

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先生は紅茶の入ったサーバーとカップを二つテーブルに並べた。
「お砂糖とミルク入れる?」
「ミルク入れてください。」
僕は家で紅茶を飲む時は、ミルクと砂糖をたっぷり入れる。でも先生の前ではちょっと背伸びをして大人っぽく振舞いたかった。

「ミルクだけでいいの?」
先生はにっこり微笑んでミルクの入った紅茶を僕の前に置いた。そして、
「ひろし君。小笠原さんと私のこと気になるの?」
僕の顔を真剣な表情で見つめながら聞いた。僕は黙り込んでしまった。

「ひろし君の今の気持ち、聞きたいの。」
僕は目の前の紅茶を一気に飲み干した。先生は僕を真剣な目で見つめている。
「どうしてそんなこと聞くんですか?」

僕が聞き返すと、
「あなたの今のその悩みが、トランペットの音の原因になっているのよね。」
僕は黙ってうなずいた。先生は僕の肩に手を回してきた。僕の肩と先生の肩が触れている。
「だったら、どうしたらひろし君が元気になってくれるかなって、さっきから考えていたの。」

先生は僕の目を真剣な眼差しで見つめている。
「ひろし君。私のこと好きなんでしょう?」
先生は優しく微笑んだ。僕は、
「好きです。」

はっきりと答えた。
「本当?本当に私のこと・・好き?」
「本当です。大好きです。」
先生はじっと僕の目を見つめている。先生の目が少し潤んでいる。

「うれしいわ。ねえ、私のこと好きだったら、キスしてくれる?」
先生の一言に一瞬ドキッとした。そして、小笠原さんのことがどうしても聞きたくなった。
「先生、小笠原さんとは、本当に何もなかったのですか?」
先生は真顔で答えた。

「何にもないよ。今の私には、ひろし君しか見えてないよ。」
僕は心の底から嬉しさがこみあげてきた。先生はさらに真剣な目で僕を見つめながら、
「ひろし君。私のこと好きだったら、キスして。」

僕は先生の目をじっと見つめた。先生はそっと目を閉じた。先生の唇に顔を近づけた。唇がそっと触れた。先生の唇はあたたかく柔らかい。舌先が触れ合う。唇はだんだん大きく開き、いつの間にかお互いの舌が絡み合う。
憧れの理沙先生とキスしていることに心が高揚していた。理沙先生は両手で僕を強く抱きしめてきた。僕も先生をギュッと抱きしめた。

僕はそっと右手を先生の胸に置いた。ブラウスの上から胸のふくらみをとらえた。
指をブラウスの隙間からブラジャーの中にそっと忍ばせた。先生の肌のぬくもりが指に伝わってきた。指がなだらかな胸のふくらみをたどりながら乳首に触れた。

「あっ。」
先生は微かに声を漏らした。指先は乳首にそっと触れている。先生が呼吸するたびに指先と乳首が微かに擦れ、それが刺激となって乳首は硬さと大きさを増している。
先生の息が荒くなった。胸がうっすらと汗ばんできた。僕は先生のブラウスのボタンを外そうとした。

(続く)

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