声でイカせて-最終話 3580文字 ステファニー

声でイカせて-第9話

今をときめく声優たちの性遊生活を描く。

作家名:ステファニー
文字数:約3580文字(第9話)
管理番号:k105

従業員の女がかけていた眼鏡を取り、頭に手をかけると、ツルリと鬘を取った。
瞳だった。
なぜここに瞳がいるのだ?
相庭はわけがわからず、リラと瞳を交互に眺めた。

「驚いた?相庭君」
何かを口にしようとしても相庭は言葉が出て来なかった。見かねたようにリラは笑った。
「航君、私たちが気づいてないとでも思ってたの?」
リラと瞳。二人にいつ接点があったのか。

「私たち、『愛ライブ』で共演してたの。私はリラちゃんとさくらちゃん姉妹のお母さんとして出演してたのよ。ほとんど出番なかったから、気づかなかったのも無理ないけど」

「驚いたぁ。瞳さんと航君が二年もセフレだったなんて。でもそれ聞いて私も、航君とセフレになっちゃおう、って決意した。なんでかわかる?航君が売れてるから。繋がり持っとけばなんか報いあるかもしんないからだよ」
イケボだから、忘れられないから、と言っていたのは真っ赤な嘘だったというのか。

シースルーランジェリー一覧

「でもそれも今日までの話。私たち、もうこれ以上、あなたが必要じゃないの」
頷きながらリラが続いた。
「私は、自分の力でこの世界で這い上がれた。航君のキャリアなんかとっくに追い抜いた」

「私は声優を引退して、介護業界に転職することに決めた」
二人は相庭の左右に回った。
「だから、今夜が最後の宴だよ」
あれよあれよ、という間に相庭は全裸にされてしまった。そしてベッドに沈められていた。次に気づいた時にはリラと瞳も服を着ていなかった。

胸を露わにしたリラと瞳がベッドサイドで相庭を見下ろしている。少女のようなほんのり膨らんだリラの乳房と、彫刻のように大人のボリュームがある瞳の乳房。こうして並べて見るのもなかなかいい。
「やーだ。おっぱいばっかり見てる」

「本っ当にエッチだよね、航君は」
「今夜はたっぷりとお仕置きしてやんないとね」
「はーい、賛成」
リラの手には骨付きチキンが握られていた。

「ほら、お食べ」
相庭の口にチキンが挿入された。甘辛いタレの風味が口内に広がる。
「じゃあ、私もいただきます」
そう言うとリラは相庭の胸の辺りに跨ってきた。そしてチキンの反対側を咥えてかぶりついた。

「どっちが早く食べるか、競争ね。よーい、ドン」
瞳は何を言っているのか。しかし、リラは真に受けているようで、歯を懸命に動かしている。対して相庭は仰向けのため、うまく食べられない。
「ピピーッ、リラ選手の優勝です」
「やったぁあ」

「残念ながら敗戦した相庭選手には罰ゲームを受けてもらいます。考案は勝者のリラ選手です」
リラは一旦、ベッドから降り、テーブルから何かを取っていた。相庭は確認しようとしたが、瞳が足元に乗ってきたため、身動きが取れなくなった。
「ジャーン。これなんかどうだろう」

戻ってきたリラの手には、オードブルの皿に乗っていたジュレが握られていた。
「おっ、いいね。やっちゃいな」
再びリラは相庭の胸元に跨った。さらに顔面までジリジリと詰め寄ってきた。
「じゃあ、このジュレを食べてもらいます」

次の瞬間、相庭は目を疑った。リラが自分のアソコにジュレを突っ込んだのだ。
「ほら、お食べ」
「ぶふっ、りっ、リラちゃん……」
リラのアソコに挟まれたジュレが相庭の口元に迫った。戸惑いながらも、悲しいかな、相庭は本能に従って口を動かしてしまう。

「どうですか?美味しいですか?高岡さん」
寒露寺綾美(リラ)の口調だ。
「おっ、おい…ひい…です」
ジュレの酸っぱいような辛いようなエスニックの香りが相庭の思考を麻痺させる。

舐め進めているうちに、リラのアソコからジュレは消えた。すると次に、コツンと何かが相庭の舌に当たった。
「ああああああああぁぁぁっ、いっ、いやっ」
パチンコ玉のようなものがリラのアソコ一帯に連なっている。
「あっ、リラちゃん、パールショーツじゃん。たまんないでしょ」

瞳が横から顔を覗かせた。
「うん。つまんない時に穿いたらハマっちゃって」
「いいなあ。私も毛、剃ってやってみよっかな」
相庭は舌でリラのクリトリスに玉を押し付けた。リラは上半身を仰け反らせて悶絶した。やがてビーズの隙間から愛液が滴った。

「おっ、ボクも出動したね。こっちも始めちゃいまーす」
屹立した相庭の分身がしゃぶられた。さらに腹の辺りでボールのような張りを感じる。
「わっ、すごい元気、元気。今日はどこまで大きくなれるか見ものだね」
「それとどこまで保つかもね。航君、リーチ短いから」

「早すぎてイラついちゃうよね。今日ぐらいは頑張んなさいよ」
そう言われても困る、と反論したかったが、相庭は出来なかった。瞳のフェラが心地よく朦朧としていたのもあり、リラのクリトリスを舐めるのに没頭していたからでもある。

「じゃあ、私も最後だから、スペシャルプレイね」
フェラを再開した瞳は舐めながら、その巨乳で相庭のモノを挟んだ。瞳の舌と胸、二手から攻められた相庭は、たまらなくなり、遂に発射してしまった。

「あーあ、もうイッテるし」
「ありえなーい」
女二人は不満をぶつけてきた。対して相庭は肩で息をするほど、体力がすり減り出していた。
「よし、じゃあポジションチェンジしようか」

セクシーブラショーツ一覧03

「いいねえ、賛成」
二人は相庭から降り、場所の移動をした。その時、リラはパールショーツを脱いだ。
上にやってきた瞳は、胸元で相庭に跨ると、大きな乳房を相庭の顔に宛がった。たちまち相庭は瞳のデカパイで埋められた。情けなかったが、相庭の下半身は復活した。

「あああっ、いっ、いいっ」
グチュ、という音とともにリラが相庭の刀を収めた。ゆっくりと腰を動かしている。
瞳は相庭の唇を吸い立てながら、両乳で相庭の頬を挟んでいる。
「かっ、感じちゃう」

今度は『愛ライブ』のリンカでリラは呻いた。相庭の血流は上昇し、リラの小ぶりな子宮いっぱいに広がった。
「ひゃああっ、きっ、気持ちいいっ、航君」
リンカを続けながらリラは膣を締めた。

瞳はキスを止め、乳首を相庭の口にふくませた。相庭の胸ぐらは生ぬるい液体でぬめりを帯びた。
三人の吐息とベッドが軋む音がスイートルームを包んだ。
何分が経過しただろうか。突如、リラが叫んだ。
「あああっ、もっ、もうっ、だめ。いっ、イキそう……」

その直後、リラは腰の動きを止めた。止まった途端に尿孔から夥しく飛沫を撒き散らした。
「待って、相庭君が果てる前に私も」
間髪入れずに瞳が相庭のナニを下の口で食べた。これまでにないほどに、高速で瞳は相庭を攻めた。
「ひっ、ひぃー」

相庭も我慢の限界が近づいていた。
「ねぇ、最後のお願い。『王朝』の皇帝で喘いでみて」
相庭は瞳の言う通りにした。ああ、たまらない、と瞳は言い、膣から愛液を垂れ流した。
「じゃあ、私も。『東京食人族』の門馬稀将で叫んでみて」

リンカのままリラはおねだりしてきた。もはや奴隷と化した相庭は、うっすらとした意識の中、その要求に答えた。
「あぁっ、いいっ、余計に感じちゃうっ。もっともっと、声でイカせて」
瞳の腰がさらに激しくなる。リラもまた相庭の顔面に跨り、陰部を押し付けてきた。

「次、『バーサーカー』のグリフィンやって」
「私は『渋谷リベンジ』のマッキーがいい」
「『テニスプリンス』の浅間君もやって」
女二人は矢継ぎ早に要求を投げてきた。相庭がそれに応えると、二人して膣孔を滴らせた。

どれぐらいが経過しただろうか。
瞳が小刻みに震動し、リラがクリトリスをいじり続け、相庭は上も下もせわしなく働いた。最後は三人同時に放水し、潰えた。
「………あ〜、つっ、疲れた……」
「本当。ちょっと寝たい……」

気だるく二人は相庭から降りた。やっと身体が軽くなった相庭は、そのままその場で眠ろうとした。
「ちょっと、あんたはここで寝ないでよ。あっち行ってよ、あっち」
もの凄い勢いで瞳が相庭にビンタを喰らわせてきた。見れば瞳はソファを指しており、相庭に移動するよう命じていた。

「ここは私とリラちゃんが寝るの。あんたはあっち」
瞳は寝そべっていた相庭を無理矢理床に突き落とした。仕方なく相庭はフラフラしながらソファに向かう。ソファに着くとクローゼットに入っていたスペア用の毛布が投げつけられた。キングサイズベッドにはガウンを羽織ったリラと瞳が乗った。

「あーあ、いいクリスマスだったね」
「うん。瞳さんのおかげです。ありがとうございました」
「いいえ。リラちゃん、来年もいい一年になりますように」
「はい。ありがとうございます。瞳さんもお元気で頑張ってください」

「ありがとう。では二人の幸運を祈って、乾杯」
グラスが重なる音が遠のく相庭の意識に響鳴した。今はただ、安眠できればそれ以上でもそれ以下でもなかった。
こうしてクリスマスの夜は更けていった。

声優、相庭航大。
声優、花宮リラ、藤田瞳。
スターの一夜のお忍びはこうして幕を閉じた。
一同はまだ知らない。
1/8発売の『週刊文秋』新春特大号にて、「『天狗の鼻』人気声優 聖夜の密会」の見出しに青ざめることを…。

(続く)

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