リゾート地でカミングアウトする女達-その12 2190文字 淫夢

リゾート地でカミングアウトする女達-その12

珊瑚礁の島に移住した男がはじめた小さなショットバー。
そこに立ち寄る女が旅の解放感からか、赤裸々なセックスをカミングアウトする。

作家名:淫夢
文字数:約2190文字

セックス依存症?

独り旅でこの島に来る女性のほとんどが、発散したいストレスや、解消したい悩みを抱えているのだという話は何度もした。
そして酒に酔っている状態にあれば、私が仕向ける訳でなくても、また、そんなに根掘り葉掘り訊かなくても自ら事細かに語ってくれる。
そのほとんどがセックスの悩み?打ち明け話である。

そんな女性は2年前にショットバーをオープンして以来、30人は下らないだろう。
だからか、服装と立ち振る舞いでそれとなく判るようになった。
時には、セックスの経験が少なくもないはずの私の想像を超えた悩みを打ち明けられる事もあって、だからと言って私が何かしらのアドバイスをしてやる事はない。

私のような暴淫暴色を繰り返し、何度となく人生の破滅を経験して来た人間が、偉そうに能書きを垂れるのはおこがましいし、また、するつもりもない。
彼女たちは自分の感情を明確な言葉にして整理立てる事で、自分で恐らく結論を出すのだろうから、ただ聞き手でいてやれば良いのだ。

「マスターって何人くらいの女性とセックスした?」
花恋が少し恥じらいながら上目遣いに私を見た。
セミロングのストレートヘアをケバいと感じるぎりぎりの赤茶色に染めていて、濃いめの化粧だが顔立ちは整っていて年齢相応に充分セクシーではある。

服装も、ウォッシュアウトのブルージーンの短パンに白のタンクトップ、いわゆる「魅せ下着」か、砲弾型に近い乳房を覆う大げさな刺繡で飾られた濃紺のブラジャーが透けて観える。
横浜生まれの横浜育ち。
24歳でブティックの店員をしてたが辞めたと話した。

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花恋と書いて「かれん」というのだそうだ。
最近の若い女性は「セックス」と言う言葉を吐くのに、てらいがない。
「30半ばまで三桁、結婚してから30年余りで片手の指で足りるくらい、かな」
単にきつい酒を飲んで酔いたいのか、そもそも酒に強くて普段から飲んでいるのか、若い女性には珍しくウィスキーをロックで飲んでいる。

ここに来て3杯目だ。
「やりー。わりと男性に訊くんだけどマスターほど多い人はいなかった。生涯で20人くらいが最高だったかな。そっかー。30半ばで三桁かー。良かった」
いや、数が問題ではないと想うが。

私自身、相手の女性に過去体験した男性の数は勿論、経験した事さえ聴くのも厭だ。
「良かった?って?それがどうした?」
「うん。私ね、セックス依存症かなーって自分で想ってたから、マスターは男性だからだけど私だけじゃないって、チョイ安心」
花恋がセックスにのめり込んでいるシーンが脳裏に浮かんで、股間がざわめく。

「セックス依存症?って、そんなにセックスするのか?」
「ほぼ毎日。だから恋人出来ても呆れられて逃げられて、半年持たない。恋人いても良い男に誘われるとすぐにやっちゃう。とっかえひっかえ」
「それは一度のセックスで満足出来ないからか?」
「そんな事ないわよ。相手が2、3度射精してもう無理って言うまで、何回もイキまくるし、たいてい失神するわよ」

まずい。
股間が疼き出した。
「でもすぐに醒めて、またすぐに欲しくなるの」
「確かに、それが毎日か?それじゃあ男は持たないな」

「何人かの男はバイブ買って来てイカされたりオナニーさせられたり、でもバイブだとイッても、何か味気なくて、やっぱ生身でないと」
「生身」と言う表現が、単に男性器の俗称を吐かれるより卑猥に感じる。
軽い吐息を吐いて唇を開き加減にしている花恋が、バイブでオナニーしているシーンが脳裏を埋めた。

「何時頃から?なんか切っ掛けがあったのか?」
「うーん、何にも。私、初体験が遅かったの。19歳の時」
いえ、決して遅くはありません。
「ファッションデザイナーになりたくて、高校卒業してそっち系の個人事務所で働き出したの」

「その先生?か」
「うん。中年の独身でカッコ良くて。憧れの先生だったの。で、住み込みみたいになっちゃって。毎日セックスするようになって。自分からも欲しがるようになって。いやらしいって想って。でも、先生が、それが普通だよって言うからどんどんのめり込んで」
「その先生とは?」

「2年前に癌で亡くなったの」
「それか?」
「多分、ね。それから先生を忘れようって。いや、忘れたくなくて。何時でも、誰とでもセックスしたいって」
「不幸、っちゃ不幸だな」

「で、半年くらいかな、付き合ってた男に先週言われたの。そんなにやりたかったら風俗行くかAVやれよって。愛してる訳でもなかったけど、ショックだった。同じブティックで働いてた男だったから、落ち込んで仕事辞めたの」
「で、依存症は収まったのか?」

「今の処は、ね。お悩み中だから」
「未だ一週間か」
おれとはどう?
でも花恋相手だと身体が持たないかなー?
でもしてみたい。

「マスターってAV観る?」
「パソコンでたまに観る」
「やっぱ、やろーかなー?AV」
「うそっ!」
「友達がやってんのよ。好きなだけセックスしてお金貰えてさー。良いじゃない?」

「まあ、最近のAVって、昔みたいに悪いイメージじゃないからな」
「よしっ。決めた。AVやるっ。マスター、サンキュッ。私のエッチ観ながらオナニーしてねー」
花恋が勢い良く立ち上がり1500円置いて出て行った。
本当にAV女優になるのだろうか?

確かに濃いめの化粧で美人に感じるし、プロポーションも良かった。
何時かAVで花恋のセックスを観るのだろうか?
いや、花恋のセックスしながらオナニーするのではなくて。
今、出来たじゃないか。

ちくしょう!

(続く)

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