リゾート地でカミングアウトする女達-その11 2040文字 淫夢

リゾート地でカミングアウトする女達-その11

珊瑚礁の島に移住した男がはじめた小さなショットバー。
そこに立ち寄る女が旅の解放感からか、赤裸々なセックスをカミングアウトする。

作家名:淫夢
文字数:約2040文字

リベンジポルノされた少女

常連の酒飲み2人が1人の少女を連れて来た。
何時もの飲み屋で一緒になって、盛り上がったと言う。
淡いベージュのワンピースにスニーカー、ショートカットでほとんどスッピン、幼顔であどけない表情。
か細い肢体と華奢な肩。
透けて観える淡いピンクのブラジャーに覆われた、無いに等しい乳房。

少し酔っているのか、濡れているような唇だけが妙にセクシーだ。
体型と顔付きだからか、子供のようなアニメ声で酎ハイを注文した。
「未成年はダメだ」
「未成年じゃない。25歳よ」
少女が唇を突き出した。

うそだ。
信じられない。
四方八方何処からみても、甘くみても20歳行ってない。
東京都下在住で、名前は美空と書いて「みく」。
名付け親のおばあちゃんが伝説的歌手の大ファン故の名前だそうだ。

仕事は普通の会社の普通のOLだと面白くもなさそうに話した。
飲み屋で知り合った女性を連れて来る2人は、酒が好きな割にはそんなに強くなくて、ここに来て2杯も飲むと「酔ったから」と言って8時頃には帰り、連れて来た女性は飲み足りないのか、未だ宿泊先に帰るのが早いからか、そのまま残って飲むというのがたいていのパターンだ。

この子も何かしらの悩みかストレスがあって、それを解消したくてこの島に独り旅で来たのだろうか?
ここでの3杯目に口を付けた頃、尋ねてみた。
「独りで旅行って?恋人と別れたのか?まさか、離婚?じゃないよな」
「何で判るの?」
少女があどけない眼を丸くした。

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「女性がこの島に旅行に来るのに、恋人がいたら一緒に来るはずだし、遊びに来るなら友達誘って何人かで来るから」
「そっかー。判るんだね。1年前から付き合ってた男と先月別れた」
「ケンカ?どっちかに他に好きな相手が出来た?」
「そんなんじゃなくて、なんかだんだんしつこくなって来てさー。週に1、2回は逢ってたんだけど、逢わない日にさー、仕事終わってから何処に行くんだとか今何処にいるんだとか誰かと一緒なのかとかって」

「それは愛情故ではないの?」
「かも知んないけど、うっとーしくなってさー。そのうち、位置情報?って言うの?あれをスマフォに入れろって言い出して。嫌がってたら、家の近くで良く出遭うようになってさー」
「ストーカー?」
「そう、それ。多分」

ストーカー問題が時々ニュースになるが、ニュース予備軍も多いのだろう。
それは、厭な相手にされるから問題になるのであって、好みの男性、例えばジャニーズ系の美少年に付きまとわれたりしたら?
願ってもない話なのではないだろうか?
「で?別れて新しい恋を?」
「と行きたい処だけど、マズイ事になったの」

「なんだよ?」
「んーん。まっ、いっか。話しても。リベンジポルノっていうやつ、されたの」
「リベンジポルノ?別れた男が元の女性とのセックスの写真や映像をSNSなんかにアップするやつ?か」
「そー。ありがたい事にURLをLINEで送って来て」
「って事は?そんな映像撮らせてたんだ?」

私は、何人か、セックスした女性の美しい裸身や官能的な表情を撮って、何時も肌身に付けて置きたいと願った事があったが、ついぞ、頼めなかった。
やはり、撮って置けば良かったな。
リベンジに使うつもりなど、今でもないが。

「うん。彼が、私とのセックスをずっと残して置きたいって言うから。最初は軽い感じでヌードだけだったんだけど、だんだん馴れて来て、彼も必死で撮るから厭じゃなくなって来てさ。それに私も撮られてるって意識したら興奮してさー。終わった後に見せられて、変な顔してるのが恥ずかしくってさー。自分からエロく観えるようにまでするようになっちゃってー。オ、オナニーして、イ、イク処とか、フェ、フェラチオして、せ、精液飲む処やあれを挿入してるあそことか、スマフォで動画を撮ってたの。もち、顔も映されてさ。別れるなんて考えもしなかったし、二人だけの秘密だって約束したからだけど、別れたら約束なんて関係ないよね。まずかった」

美空が恥じらいながらも言葉にするシーンを脳裏で想像してみるが、酒に少し酔って艶着いてはいるが、元々フェロモンがほとんど出てなくて幼顔だからかピンと来ない。
「で?どうするんだ?」
「今ん処、親や、高、ん?か、会社にはばれてないから、ほ、ほっとこうかなって」
「今、高校って言い掛けたな?」

「へへ、ばれちゃった」
「最初からガキだと想ったんだよ」
「でも自分で初めて観たけど、意外と大人っぽくてセクシーだった」
いや、そういう話じゃないだろ。
でも観てみたいな。

「そのURL教えろよ。おれも観たいから」
「やだっ。おっぱい小っちゃいから恥ずかしい」
「いや、そういう問題じゃないだろ」
「観せるのは厭よ。恥ずかしいから。でも、セックスするならしても良いよ」
美空が上目遣いに私を見た。

やりたい。
股間が熱を帯びて疼き出していた。
オナニーさせてフェラチオさせてセックスしたい。
しかし。
「お前が成人したらな」

「なーんだ。マスターってマジメなんだね」
美空が呆れ顔で私を睨み、財布から2000円出して帰って行った。
高校って言わなかったらしたのに。
ちくしょう!

(続く)

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