アナルリベンジ-第25話 3090文字 優香

アナルリベンジ-第25話

愛する娘が残虐非道の扱いを受け、自殺する。復讐を誓ったおれは、娘の担任の妻を襲う。

作家名:優香
文字数:約3090文字(第25話)
管理番号:k137

岡井は必ず、学年主任斉藤亮、校長佐川達男の二人に声を掛けるはずだ。
辺りは少し夜の帳が降り掛けていたが、二人の表情は未だはっきり判った。
愛子が、甘えるように微笑んだり、愛らしく恥じらったり、大袈裟に喜んだりして、表情豊かに岡井を魅き付けている。
おれ達の方からは、愛子の表情と岡井の横顔しか視えなかったが、岡井は身じろぎもせずに愛子の話を聴き入っている。
愛子がプリペイド携帯を取り出し、岡井も携帯を取り出した。
「よし。掴まえた」
愛子が携帯の画面を確認して頷き、立ち上がって岡井に頭を下げ、駅の方に向かった。
岡井は愛子が視えなくなると、すぐに頬を緩め、携帯をプッシュした。
様子を窺っていると、岡井が愛想を崩した。
「二匹目だ」

岡井がもう一度携帯を鳴らし、すぐに同じ表情で携帯を切り、弾んだ様子で歩き始めた。
「三匹目。決まったな」
多少、過剰演出の部分があったように感じたが、ここまで見事に嵌るとは。
美奈子を振り返ると、美貌を歪めて悲痛な表情をしていた。
「どうした?」
「私、あんな男と恋して、セックスして、結婚して。なんてばか」
美奈子が自虐的に呟いた。
暗がりの中で涙が光った。
「でも、おれと出遭ったじゃないか。おれはもう、お前を、一生離さない」
こんな言葉を口にしたのは20年も前に妻にして以来だった。
照れ臭かったが、他に今の美奈子への慰めの言葉が浮かばなかったし、実際本心だった。
「ああ、貴方っ」
感極まった美奈子がおれにしがみ付いて来た。
髪を撫で、頬を濡らす涙を啜ってやる。
言葉だけではなく、心から愛おしいと想った。

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しかし、やつらも、おれもそうだが、男は誰でも、女が受け容れてくれるなら、嬉々として女に浣腸したり、排泄させて写真を撮ったり、肛門でセックスしたりするものなのではないのだろうか?
勿論、例えば佳美や朋子、他の女に対してそんな事をするつもりはないが、美奈子と愛子には、二人から望まれたとは言え、やつらと同じような事をして、暴力的な性衝動に駆られたのだ。
いや、おれは相手が愛する美奈子と愛子だから出来た、したのだ、と自己弁護する。

「何の恋愛映画してんのよ?大活躍の主演女優を迎えにも来ないでさ」
ドアを開いて滑り込んで来た愛子が微笑んだまま、膨れっ面を視せる。
「すまん。で、何時連絡が来る?」
おれは愛子も抱き寄せた。
「もう電話が掛かって来たわ」
愛子が急に美貌を曇らせた。
「も、もうっ?で、どうだった?」
驚いた。
こんなに早くとは。

さっきの岡井の様子だと、上手く行ったはずだが、まさか都合が悪くなって断りか?
愛子の表情で、一瞬厭な予感が脳裏を過ぎる。
「へへへ。バッチリ。3人で来るって。明後日の12時よ」
もったい付けたかったのか、少し間を置いてから、愛子がこれ以上ない程満面の笑貌を視せた。
「よしっ、ありがとう」
愛子を抱き締める。
「愛子っ、無事で良かったっ。本当に怖かったのよ。愛子がトイレのドアを開けた時、あいつが跳び込んだら、走って行って噛み付いてやろうと想ってたわ」
美奈子が未だ泣き声のままで愛子の唇にキスの雨を浴びせた。
「美奈子は、飛び出して行って、噛み付きそうに身構えてたんだぞ」
「ああ、美奈子さんっ、愛してるっ」
愛子が美奈子の唇を貪り吸った。

翌朝、愛子は大学に行かなかった。
コーヒーを飲みながら、静かな朝の穏やかな沈黙を楽しむ。
愛子が少し動くだけで、カーテンを透かして挿し込む陽光を浴びた美しい乳房が眩しく揺れる。
「今日は休みか?」
「うん、今日は面白い授業がないから」
「大学で何を勉強してるんだ?」
「うーん。情報社会学って訳の判んない事。退屈な内容よ。でも私ね、経営の勉強もしてるんだ」
「経営っ?お前が?」
驚いて愛子を視詰める。
「あーっ。その眼は、私をばかにしてるな?」
愛子が微笑みながらおれを睨んで膨れっ面をする。
「いや、そんなんじゃないけど。だって、T短大って、お金持ちのお嬢様がただ大学卒っていう肩書きを取りに行くような大学なんだろう?経営学科なんてあるのか?」

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「ないわよ。でも、経営経済学の教授がいて、つまんない授業の時にサボって、その教授の処に行って勉強してるの」
愛子が澄まし顔でコーヒーを口にする。
「そんなの勉強して、将来は何をするんだ?」
「うーんとね、今は考え中だから内緒。このイヴェントを片付けて、先が観えて来たら教えるわ」
この賢い娘は、何を考えているのか、いや、何かを考えているのだろうが、時々何かを言い掛けて言葉を濁す。しかし、何処か、将来を確かな眼で視据えているようには感じられた。
「おじ様は、ずっと経理をやってたんでしょう?」
「ああ。一応税理士の資格も持ってる。最近はあんまり金にならない資格だけどな」
「美奈子さんは、秘書準1級の資格を持ってて。それに英語とスペイン語がペラペラ」
「本当か?美奈子が?」
おれは驚いて、煙草に咽せた。

初めて逢った時、シアトルに1年間留学していたと言っていた事を想い出した。
その時にルームシェアしていた外国女性との、レズセックスと肛門の快感を覚えたとも。
秘書の資格を持っているなら、美奈子の立ち振る舞いや所作の美しさが納得出来る。
しかし、愛子も育ちの良さは美奈子に負けてはいなかった。
「知らないの?おじ様ったら、美奈子さんを愛してるって言うくせに、セックスする事しか考えてないのね?」
「す、すまん」
言われるまでもなく、おれは本当に、愛していると言いながら、美奈子の事も愛子の事も知らない。
「美奈子さんが、この前洋服を買いに行った時、話してくれたわ。カッコ良いわよね?惚れ直しちゃったわ。だからね、ちょっと考えてる事があるんだ。でもやっぱり、今は内緒」
愛子が悪戯っ子のように笑った。
美奈子がやって来た。
「ねえ、すごいわっ。もうパーフェクトよっ」

美奈子が満面の笑みを浮かべ、急いで全裸になる。
「岡井が何か、お前に話したのか?」
コーヒーを淹れてやる。
「そうなの。昨夜ね、あいつが、明後日の日曜日に車を使って良いか?って訊くから、良いけど何処に行くの?って訊き返したら、芦ノ湖って言うのよ。ふと閃いて、芦ノ湖なら私も一緒に行きたいってわざと言ってやったら、あいつ、慌てて、校長と学年主任と3人で、教育関係者の会合に行くんだから駄目だって言ったの。急いでトイレに入って噴き出しちゃった」
「わはははっ。すごいっ。強烈な性教育関係者の会合ね」
愛子が豪快に笑い、美奈子に抱き付いて、眼に涙を溜めて二人で笑い転げる。
「で、芦ノ湖に行けないなら、友達に以前から誘われてた関西旅行に、今日の夕方から行く事にするって、言っておいたわ」
「ねえねえ、おじ様ったらね、美奈子さんの事何にも知らないのよ。そのくせ、愛してる、愛してるって言って美奈子さんとセックスしてるの。きっと美奈子さんの身体とセックスだけが目当てなんだわ」

愛子が美奈子の耳元で囁いて、また意地悪ガキのようにおれを睨み付けた。
「あら、別に、良いわよ。私も彼の事、ほとんど知らないもの」
美奈子がおれを庇おうとしたのか、それとも本意なのか、愛子を視て平然と言った。
「何なの?二人って?」
愛子がきょとんとした。
「私はね、たった今、彼と貴方を愛してて、毎日抱かれてセックスして、満たされて。それだけで良いの。自分の過去の事なんて、今はもう想い出したくもないし、彼に知って欲しいとも想わないわ。彼の事も同じよ。愛子だってそうでしょう?私達に知って欲しい過去と、知られたくない過去があるでしょう?」
「そうね。そうよ。隠す訳じゃないけど、必然性が無ければ、知らせる必要もないのね」
愛子がまた、何か想い浮かべて宙を視詰めた。

(続く)

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