鹿児島浪漫紀行-第11話 3100文字 城山アダムス

鹿児島浪漫紀行-第11話

ひろしは、最愛の妻と離婚した心の傷を癒すため、鹿児島の旅に出る。旅先で出会った3人の女性と逢瀬を重ねたひろしは、女性たちの尽きない淫欲の餌食となっていく。50歳を過ぎたひろしは、体力の限界を感じながらも、懸命に女性たちに自分の体を捧げるのだが・・・

作家名:城山アダムス
文字数:約3100文字(第11話)
管理番号:k123

「逝きそう、やめて。」
割れ目に指を挿入した。割れ目の入り口が、挿入した指をぎゅっと締め付けてきた。
その直後だった。割れ目がピクピクとリズミカルに動き出した。遥香は顔をゆがめ
「もうだめ・・・逝っちゃう・・・」
苦しそうに声を絞り出した。割れ目が大きくうねりながら、激しく収縮を始めた。

「イグ イグ・・・」
遥香はその場にしゃがみこんでしまった。遥香を抱き上げてベッドへ運んだ。
ベッドの上の遥香の身体をじっと見つめた。そっと目を閉じて仰向けに寝ている。先程の余韻が残っているのか、荒い呼吸をしながら乳房が上下に動いている。すらりと伸びた足の付け根には、黒々とした陰毛が逆立っている。

遥香の足首をつかみ、足を左右に広げた。勢いよく逆立った陰毛の奥にアーモンドピンクの割れ目が縦に裂け、その内側は赤く充血している。
割れ目にそっと口を近づけた。舌先で割れ目に軽く触れながら、クリトリスに向けて舌を這わした。舌先がクリトリスに触れる。遥香の身体が小さく跳ねた。

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舌先で、クリトリスの側面、裏側、そして先端を丁寧に舐めた。遥香も舌の動きに合わせて腰を動かし始める。いつの間にか遥香の性器全体が、愛液で溢れていた。ピチャピチャと粘着質な湿った音が部屋に響く。遥香の腰の動きが激しくなる。
「ひろしさん。お願い。」

「お願いって何?」
「オチンチン欲しい。」
硬く勃起したペニスを遥香の膣口に当てた。
「入れて。はやく。」
僕は膣口にペニスを挿入した。柔らかく温かな性器がペニスを包み込む。

「ひろしさんのオチンチン、太い、硬い、お願い、動いて!」
僕は腰を前後に動かし、遥香の下半身への攻撃を始めた。遥香も僕の動きに合わせて、下半身を強く押し付けてくる。
「あああ・・・ん、痺れる・・・あそこが変になりそう・・・もっと激しく突いて!」
遥香の子宮を激しく突いた。膣がペニスをぎゅっと締め付けてきた。遥香は顔をゆがめ
「イキそう イク イッチャウ・・・」

のどの奥から苦しげな声を絞り出すと、性器が激しく痙攣を始めた。
ペニスも大きくうねり出した。強烈な射精衝動に襲われた。その直後、遥香の中にビクビクと脈打ちながら大量の精液を撒き散らした。
ペニスと膣の痙攣は20秒ほどリズミカルに続き、やがて動きが止まった。射精した後、完全に性衝動が消えていた。もう精液が一滴も残っていないのだろう。

僕と遥香は、しばらく挿入したまま上下に重なっていた。二人の荒い呼吸が落ち着いた頃、スルッとペニスを抜いた。割れ目から白い精液がトロリトロリと流れ出してきた。
「ひろしさん。最高に良かったわ。」

「遥香さん。とっても気持ちよかったです。」
「私、このオチンチンが大好き。オチンチンが、私の中に入ってくると性器全体が痺れて、快感が体全体に広がって・・・私、どうしようもなくなるんです。」
「どうしようもなくなる?」

「オチンチンを離したくなくて、あそこがギュっと締まっちゃうの。体中が熱くなって、ぞくぞくして、このまま溶けてオチンチンと一つになりたい・・・そんな気持ちで心がいっぱいになるの・・・」

遥香は僕に抱きついてきた。遥香をギュッと抱きしめた。唇が重なり、激しく貪り合った。遥香の手がペニスに伸びてきた。ペニスは少し痛みを感じた。遥香は上体を起こし、ペニスを口にくわえた。そして、ペニスを貪るように舐めた。

遥香の激しい舌使いに、ペニスの先端に電流が流れるような痺れを感じた。快感よりも痛みが強かった。性的な快感は全く感じなかった。遥香は貪るようにペニスをしゃぶる。性感はないのにペニスは少し硬くなっていた。
「このオチンチン。また入れたくなっちゃった。」

遥香は僕の下半身に馬乗りになった。遥香は片方の手で陰毛をかき分け、もう一つの手でペニスを陰毛の奥の割れ目に導いていく。
ペニスは、温かく潤った割れ目に触れた。その瞬間、ペニスは硬く勃起した。性欲も射精衝動も感じないが、女性器に触れるとペニスは条件反射のように勃起してくる。遥香は腰を上げ、ペニスに割れ目をあてがうと、腰を下ろした。ペニスは、割れ目に徐々に吸い込まれていく。遥香は、腰を前後に激しく揺らした。

「ああん。」
遥香は髪を振り乱しながら、腰を激しく前後に振る。遥香の顔は歪み、目は吊り上がり、まるで鬼のような形相だ。膣壁がペニスに絡みつき、きつく締め付けてきた。そして小刻みな痙攣を始めた。
「あっ。」

遥香は、一瞬身体を大きくのけ反らせた。そしてその直後崩れるように、僕に覆いかぶさってきた。遥香の性器は激しく弾けている。リズミカルな収縮を繰り返している。
「ハアハアハア・・」
遥香は、僕の胸の上で荒い呼吸をしている。

「私、またイッちゃった。」
僕は遥香をギュッと抱き締めた。
僕のペニスは遥香の性器に触れると反応して勃起はするものの、射精衝動は全く感じない。射精できるほどの精液は残っていないのだ。
遥香の膣はオーガズムに達しているが、ペニスは遥香の中に挿入されたまま射精していないので、硬さを保っている。遥香は僕が射精していないことに気がついた。

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「えええ。逝ってないの?」
遥香は不満そうな顔をしている。
「今度は一緒に逝って下さい。」
遥香は、再び腰を動かし始めた。僕も下から遥香の子宮を突き上げた。遥香の身体がのけ反った。激しく遥香の子宮を突き上げた。

「ああ・・・イクイク・・イッちゃうー・・・」
遥香は、僕の胸に崩れ落ちてきた。果ててしまったようだ。
遥香を抱き締めた。ペニスはまだ硬さを保っている。遥香は、硬く勃起したペニスを握りしめてきた。
「すごい!ひろしさん強い!」

僕は、逝きたくても射精の限界を超えているのだ。
「私・・・もう限界・・・これ以上だめ。」
遥香は連続して果てたためか、ぐったりしている。遥香はそのまま眠ってしまった。僕も強烈な虚脱感と疲労感を感じた。一気に深い眠りに落ちてしまった。

「ひろしさん。ひろしさん。」
遥香の声で目が覚めた。部屋には朝の光が差し込んでいる。
「もう、10時ですよ。」
遥香も今、目覚めたばかりらしい。全裸のまま僕の顔をのぞき込んでいる。
僕はびっくりして飛び起きようとした。しかし体が動かない。遥香とのセックスで体力と精力を使い果たしてしまったようだ。体が鉛のように重い。

10時はチェックアウトの時間だ。遥香は起き上がると、急いで服を身に着けた。
「私、11時から仕事なんです。これから家に帰って、着替えてこないと。」
「それは大変ですね。遥香さん、忙しいのですね。」
「もっとひろしさんと一緒にいたかったです。」

遥香は名残惜しそうな表情だった。
「またお会いしましょうね。」
僕は、またこのホテルに泊まりたいと思った。
「今度はひろしさんを逝かせてみせますね。時間がないのでもう帰ります。では、またお会いしましょう。」

遥香は慌ただしく部屋を出て行った。
遥香が出て行った後、ベッドを見ると遥香との情事の痕跡が生々しく残っていた。乱れたシーツ。枕元に散らばった髪の毛。そしてベッドの中央付近のシーツの染みと、抜け落ちた陰毛・・・
「いい女だった。」

僕は遥香の身体をもっと堪能したかった。指宿での渚、昨夜の楓と立て続けにセックスした後だったので、遥香のようないい女をじっくり味わえなかったことがとても心残りだった。
「チェックアウトの時間を過ぎている。急がないと。」

僕はやっとの思いで起き上がり、荷物をまとめるとエレベーターでフロントに向かった。
チェックアウトを済ませると、タクシーで空港に向かった。
空港に着いたのは午前11時を少し過ぎた頃だった。楓のメモに書かれていたように搭乗手続きのカウンターで係の女性に告げた。

(続く)

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