鹿児島浪漫紀行-第10話 3000文字 城山アダムス

鹿児島浪漫紀行-第10話

ひろしは、最愛の妻と離婚した心の傷を癒すため、鹿児島の旅に出る。旅先で出会った3人の女性と逢瀬を重ねたひろしは、女性たちの尽きない淫欲の餌食となっていく。50歳を過ぎたひろしは、体力の限界を感じながらも、懸命に女性たちに自分の体を捧げるのだが・・・

作家名:城山アダムス
文字数:約3000文字(第10話)
管理番号:k123

「だって、お互いの裸見るの初めてじゃないし・・・それに・・・」
「それに・・・?」
「私たち・・・一線を越えた仲ですよね。」
遥香は上目遣いに僕を見た。その表情は艶っぽく妖艶だった。
「あれからまだ半日しかたっていませんよね。」

遥香はお湯の中で僕の手を握ってきた。
「私の身体、ひろしさんと交わってからまだ疼きが止まらないんです。」
遥香は僕の肩にもたれてきた。完全に僕を誘っている。僕の下半身は遥香の誘いに反応している。楓に射精してから5時間ほど経っているので、遥香に刺激されて性欲が少しだけ回復してきているようだ。

僕は遥香を抱きしめようと思ったが、昨日の夕方、お金を払って遥香を抱いたことが気になった。
「今度はいくらですか?」
遥香は少し不機嫌な表情になった。
「仕事ではないので、今度はお金はいりません。ひろしさんのこれが欲しいんです。」
と言うなり僕のペニスを握り締めてきた。

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「ひろしさんのこれは、太くて、硬くて、あそこに入れると痺れるような快感が体中に広がるんです。」
遥香も渚や楓と同じことを言う。僕のペニスは、女性にとってそんなにいいものなのだろうか?
「ねえ、抱いてください。」

いきなり遥香が抱きついてきた。僕も渾身の力を込めて遥香を抱き締めた。すると、遥香は僕の唇に吸い付いてきた。僕も遥香の唇を強く吸った。遥香はキスをしたまま僕のペニスを強く握って離さない。
「ひろしさん、立ってください。」

僕は立ち上がった。遥香の目の前で僕のペニスは硬く勃起していた。
「あなたのこれが欲しかったの。」
遥香は獲物を狙う野獣のような目つきで僕のペニスを見つめている。
「オチンチン、食べてあげる。」
遥香は口を開きペニスに顔を近づけた。ペニスをじっと見つめながら指で根元を握りしめ、ペニスをくわえた。

「うっつ。」
僕は思わず声を出した。遥香の唇がペニスを包む。口をすぼめて硬くなったペニスに吸い付き、ムシャムシャしゃぶり始めた。やっと餌にありついた飢えた野獣のように、がむしゃらにペニスを貪り、唾液をだらだら垂らしながらしゃぶっている。遥香の舌使いに、僕のペニスはとろけそうになった。

遥香の絶妙な舌遣いに、僕のペニスは完全に蘇ったようだ。僕のペニスは限界に達し、強い射精衝動を覚えた。
「だめだ、イキそうだ。やめてください。」
遥香は唇と舌の動きを止め、ゆっくりペニスから口を離した。ペニスは遥香の唾液と僕の我慢汁でビッショリ濡れ、赤黒く腫れ上がり、ビクンビクン痙攣している。あと僅かな刺激で射精しそうだった。

遥香は、舌先で痙攣しているペニスの先端をペロッとなめた。
「ぐっつ。」
僕は先端も弱い。遥香は悪戯するように、舌先でペニスの先端を舐める。
「どう? 気持ちいいですか?」
「とっても気持ちいいです。もう逝きそうです。」

「だめです、まだ逝っちゃだめ。」
遥香はすっと立ち上がった。そして、僕に背中を向け、両手を露天風呂の縁に付いて、丸くふくよかな白いお尻を突き出してきた。
「入れてください。」
僕は硬く勃起したペニスを、遥香の膣口に挿入した。

「あああ、入ってる。あなたのオチンチンが入ってる。」
遥香は身体をのけ反らせた。ペニスはゆっくりと進み、一番奥まで到達した。ペニスで膣の奥を強く押す。そして緩やかに引く。そして再びゆっくり奥に進む。
遥香も自ら腰を動かし始めた。僕のペニスの動きと、遥香の腰の動きが見事に呼応している。

「ああん、痺れる。オチンチンに突かれて、あそこが痺れるの。」
僕と遥香の呼吸はぴったり合い、ペニスは遥香の快感のポイントを的確に突いている。次第に腰の動きが加速する。
・・・ハアハアハア・・・
遥香の呼吸が荒くなる。声を出さないように必死で口を押えている。

遥香の膣がペニスを締め付けてきた。オーガズムが近づいてきたのだろう。子宮も膣の中程まで下りてきた。ペニスを激しく動かしながら、膣の一番奥を激しく突く。ピストンのリズムを加速する。膣がビクンビクンとうねり、子宮が激しく上下し始めた。
その時だ。

「おい、誰か入ってるぞ。」
男性の声がした。ふと脱衣場を見ると男性が3人こちらに向かって歩いて来る。僕は慌てて遥香からペニスを抜き取ると、お湯の中にしゃがみこんだ。
遥香は何が起きているのか状況が分からないようだ。

「だめ、抜かないで!」
「遥香さん、人がいる。」
僕は遥香の肩を掴んで身体をお湯に沈めた。遥香もようやく状況が理解できたようだ。お湯の中に身を潜めた。
「おい、アベックがいるぞ。」

男性3人組はニヤニヤしながら物珍しそうに僕と遥香を見ていた。
「遥香さん、出よう。」
僕はタオルを遥香の胸に当てた。遥香は自分のタオルで陰部を隠すと、僕の身体に隠れるようにお湯から上がった。
「おお、姉ちゃん、いい体してるね。」

男性客のからかう声を無視して、僕と遥香は小走りで脱衣場へ向かった。
「ひろしさん。」
脱衣場の前で遥香が僕を呼び止めた。
「もう、これで終わりですか?」

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遥香は訴えるような目で僕を見つめている。遥香も僕もエクスタシーに達する直前で終わっている。僕の下半身には男としての本能が蘇っていた。
「僕の部屋に来てください。」
遥香は満面の笑みを浮かべた。
「この後すぐ行きます。待っててくださいね。」

遥香は脱衣場の中に消えて行った。僕は急いで服を着て5階の自分の部屋に帰った。露天風呂での遥香との情事の続きを早く始めたかった。
部屋に入るとベッドのシーツの乱れに気づいた。楓との情事の名残が生々しく残っていた。急いで枕もとの髪の毛と、シーツに散乱している陰毛を手でかき集め、ティッシュに包んでごみ箱に捨てた。その直後
「ピンポーン」

部屋のチャイムが鳴った。
「遥香だ。」
胸の高鳴りを抑えつつドアを開けた。仕事着姿の遥香が立っていた。
「どうぞ、中へ。」
遥香は部屋に入ってきた。

ドアを閉め、そっと遥香の体を抱き寄せた。唇を合わせ、ギュッと抱きしめた。遥香は下半身を押し付けてきた。上着のボタンをはずし、ブラジャーの中に手を入れる。指先が弾力のある乳房に触れた。指先で乳首に触る。遥香の上半身がピクンと動いた。

手を遥香のズボンの中に伸ばし、パンティーの中を触る。指先にさわさわした陰毛の感触が伝わる。陰毛の奥の割れ目を触る。そこは熱く、すでに湿っていた。
「脱ぎましょう。」
僕が腕の力を緩めると、遥香は僕の体から離れ、仕事着を脱いだ。

僕は遥香の姿に見とれた・・・すらりと伸びたきれいな足。ブラジャーを外すと乳房が弾け、乳首がツンと立っている。
遥香は後ろ向きに恥ずかしそうにパンティーをおろす。腰のくびれ、きれいなヒップライン。遥香の一糸まとわぬ肢体に、たちまちペニスは硬く勃起した。

「ひろしさんも脱いでください。」
僕も急いで服を脱いで全裸になった。遥香は手をペニスに伸ばした。
「わあ、すごく元気。こんなに太く硬くなって。」
遥香のペニスを握る手に力が入る。遥香をぎゅっと抱きしめ、激しく唇を吸った。遥香の濡れた陰毛の奥の割れ目に手を延ばす。割れ目は熱い愛液が溢れていた。

遥香のペニスを握る手にも力が入る。激しく指を動かした。ペニスから体全体に電流のような快感が走った。
僕は指先で割れ目の愛液をすくい、その指でクリトリスを刺激した。大きく硬くなったクリトリスのコリコリした感触が指先に伝わってくる。遥香の息が荒くなる。割れ目から熱い液がとろとろ流れ出してくる。

(続く)

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