私の「ヰタセクスアリス」-第5話 2760文字 バロン椿

私の「ヰタセクスアリス」-第5話

私ももうすぐ55歳。そろそろサラリーマン生活も終わりが見えてきました。でも、あっちの方はまだまだ引退するつもりはありません。
明治の文豪、森鴎外は自身の性的な体験を「ヰタセクスアリス」という小説に書き上げていますが、私も森鴎外先生を真似て、自分の性的な体験をまとめてみました。
つまらぬ話ですが、是非お読み頂ければ幸いです。

作家名:バロン椿
文字数:約2760文字(第5話)
管理番号:k096

私がバロネを抱き締め、「バ、バロネ、あ、あ、うぅぅ……」とゆっくりと腰を動かし、バロネが「Ken, Ahh,Ahh,aaa…aaa,Ummmm…..」と私の名前を呼びながら喘いでいましたが、「Oh……yeah…..yes,yes,yes!!!!」とバロネの喘ぎがだんだん大きくなると共に、
「Ha,Oh,oh,ummm, harder..faster,deeper..Oh!, Ohhh.. hhhhhh!」
と下から持ち上げるように腰を動かし、パン、パンと腰と腰がぶつかりました。

もう、私は目一杯でした。
「い、いきそう、バロネ、バロネ、逝く、逝く、逝きそうだ……」と顔を見ると、「KEN,come together!」と言い、それから凄い力で、
「Aaaahhh!!!….I’m cooooooooming..」と私にしがみついてきました。

最後は、
「あ、あああ……もう、もうダメだよ、バロネ……」
「Ah! Oh…a..an!」
と同時に昇り詰めました。

ストッキング01

寂しかったそうです

私たちはシャワーで体の汚れを洗い流すと、裸のままベッドに横たわりましたが、やっぱり、言ってみたくなって、「I Love Barone.」と叫びました。すると、「Oh! it’s wonderful! I am happy,too.」と彼女も喜び、唇にキスしてくれましたが、何か寂しそうな感じがしました。
どうしてかな?と私がすっきりしない顔をしたので、彼女にも分かったのでしょう。

「ワタシ、ニホンジントトモダチにナリタイ。But No one invites to play. Because I’m an American, no one wants to be closely.
Everybody asks me “Where do you come from?”
That’s a Japanese bad habit.」
と真面目な顔で、その理由らしきものを教えてくれました。

「トモダチニナルノニ、ドコノクニノヒトカヲキニスル、ニホンジンノワルイクセ。ソンナコト、キニサレルト、ワタシトトモダチニナリタイノデハナク、アメリカジント、トモダチニナリタイトイワレテイルヨウデ、ワタシ、カナシイ」
確かに誰もが「英語が話せれば外国人と友達になれる」と思っています。

私は思わず「バロネ、ごめんなさい」と謝りましたが、
「No! Why do you apologize about it ?
ケンハチガウ。タイセツナトモダチ……KEN is my sweetheart.」
とグッとくることを言うんですよ。

「Thank you.……I want to know Barone more.」
「What do you want to know about me ?」
「Oh,yes!Everything.」
「Everything ?」

「For example our hobby.」
「And?」
「へへへ、Your body, breasts, pussy, etc.」
「ケン、エッチ!ハハハ」

バロネは大笑いしながら私に抱きついてきました。それで、私が「One more round OK?」と言うと、彼女も「Of course OK. I want more and more!」とキスしてきました。

まあ、バカと言うか若いというか、直ぐに私のチンチンがムクムクと硬くなり、冗談のつもりで、それを指差し、「Hey, He promises!」と言ったら、これまた大笑い。そのお返しでしょうか、
「Hahaha,I want you to make love to me every day.Hugh..nn..」
とバロネはチンチンを口に咥えてきました。

勿論、「休憩」から「宿泊」に切り替え、私たちは一睡もせずにセックスしまくりでした。若いって、本当にいいですね。
でも、こんなに仲よくなったのに、バロネは翌年3月、会話学校との講師契約が終わり、アメリカに帰ってしまいました。仕方ないですね。

第三章 サラリーマンも楽しい

就職先は銀行

こんなこともありながら、私が就職したのは、名前を出せば、「えっ、まさか……」と皆さんがオドロク、有名銀行です。まあ、「東西銀行」とでもしておきましょう。理系でありながら、どうして銀行に?それはあれですよ。バロネと付き合っていましたから、いつかはアメリカ勤務になんて……それ以上はよく覚えていません。

とにかく銀行員になりました。
私の入った支店は企業とのお取引もあれば、個人のお客様との取引もある支店で、最初の1年は店内、2年目は個人、3年目は企業担当でした。
しかし、仕事は厳しかったですね。半端じゃありません。

「何、目標の半分もいってない?バカ野郎!」と怒鳴られるだけならいいですが、スリッパが飛んでくることも。時には、「午後7時だ。まだ夜は長いぞ。これから行ってこい。預金取れるまで帰ってこなくていい!」と夜間セールスに行かされたこともありました。
「今日は早めに帰るか」なんてこともありましたが、真っ直ぐ帰ることはありません。

居酒屋で、「なんで預金が取れないんだ?」とお説教が始まると、これが長くて、午後11時頃まで。お酒を飲んでも酔えません。
「いいか、知恵のある者は知恵を出せ。知恵のない奴は汗を流せ。これしかない」
最後はこんなお言葉を頂いて、お開きになりました。

ランジェリーブランドのモンシェリ一覧01

でも、段々とお客様に信頼され、取引が順調に進むと楽しくなってきます。
「お~い、椿、あれはどうなっている?」
「はい、XX日に○○○万円の定期預金を頂くことになっています」
「おお、そうか。よしよし」

何の会話か分からないと思いますが、課長から「あれ」と聞かれ、「何でしたか?」なんて聞き返していたら、「バカ野郎!」です。自分の取引関係は全て頭に入れ、課長が何を聞きたいのか、即座に判断して、「はい、こうです」と答えられなくてはいけません。

またとない雪隠詰体験

でも、頑張ると何とかなるものです。
「椿、いいじゃないか、そうだよ」なんて褒められたり、そんなことが積み重なり、3年目の終わりに本部に転勤しました。そして、入社5年目、28歳の時に結婚し、まあ、順調なサラリーマン人生を歩んでいました。

ところがです。幸運と言うか、またもや、あり得ないことに巡りあったのです。
入社7年目も4月、健康診断の時でした。
当時、私が所属していた部署は会社の診療所と同じフロアにありました。

「明日の午前10時から11時まで、女子の健康診断のため、このトイレは女子トイレとします」
検尿のため、そんな貼り紙がありましたが、翌日、私はそんなことなどすっかり忘れてトイレの個室に入っていました。
「あら、あなたも?」
「ええ、そうよ」

外が急に騒がしくなり、3つある個室のうち、私の入っているものを除いた2つに、ドアがバンと開き、スカートをたくし上げ、下着を下ろす衣擦れの音に続き、「シャー」とか「ジョボジョボ」という音が聞こえてきました。それが間断なく続きます。
腕時計を見ると午前10時を過ぎていました。検尿が始まっていたのです。

まずいなあ……
そう思っても、個室を出るに出れません。
結果的に私はそこに閉じ込められた格好になりましたが、へへへ、ラッキーでした。

音も立てずに便器に座り、目を閉じて耳をすます。そうすると、聞こえてきます、色々な音が。衣擦れとシャーとかジョボジョボという音、隣の様子が頭に浮かびます。そして、漂ってくるコロンの香り。
壁の下の僅かな隙間から覗きたくなりましたが、物音を立てられませんから、じっと我慢です。

ところが、いるんです。私に気が付く人が。
「ねえ、この人、おかしくない?ずっと入りっぱなしよ」
「そうねえ、そう言われれば変ね」

私はドキッとしましたが、何か言うことも出来ません。ドアをドンドンと叩かれたことにドンドンと叩いて返事をしただけでしたが、彼女たちは検尿が目的です。個室が空けば、そちらに入りますから、開かないドアには「しょうがないわね」と言って諦めてくれました。
超ラッキーでした。
そんなことで、冷や汗もかきましたが、午前12時までの2時間、私はすっかり堪能させてもらいました。

(続く)

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