アナルフリーダム-第10話
夫の不倫を知った私は茫然自失のまま万引きしてしまうが、ある男性に救われる。
人生に絶望した私は、沖縄の彼の住まいに招待され美しい女性と出会い、生まれ変わる。
作家名:優香
文字数:約3120文字(第10話)
管理番号:k133
「美味しい料理、お願いね。亜由美さん、私に、か、浣腸して」
楓が躊躇している私に抱き付いた。
どうやって?
そうか。
さっき私がされたようにすれば良いのだ。
既に熱い喘ぎを洩らし始めた楓の唇を貪りながら、震える手で楓の尻肉を割り、女陰に溢れている愛液を何度も塗し、滑る指先で肛孔を愛撫する。
自分以外の女性器にも肛門にも生まれて初めて触れた。
「ああ、あ、亜由美さんの、ゆ、指、か、感じるわ。お、おま〇こっ、お、お尻もっ」
嬉しい!
さっきまで、楓が私を愛撫しながら、興奮して愛液を滴らせているのを感じた。
今は、私の愛撫で楓が快感を貪っている。
私は、眉を顰め、官能に眼を潤ませて私を視詰め、熱く喘ぐ楓の妖艶な美貌の虜になっていた。
楓の肛孔が一気に柔らかく蕩けて私の二本の指を咥え込み、妖しく蠢く。
肛孔のすぐ内部に、指を圧し出すような軽い締め付けがあり、それを潜り抜けると、今度は逆に指を奥まで引き摺り込むように咥え込む。
今までの経緯で、楓が彼とアナルセックスを愉しみ、勿論その前提で彼に浣腸排泄という恥態を晒しているはずなのは解った。
根元まで潜らせた指先に、楓の排泄物の塊が触れた。
「い、いやっ、は、恥ずかしいっ。お、お湯っ、い、挿れて」
楓が叫んで私にしがみ付いた。
私の指に排泄物が触れたのを、楓も感じたのだろう。
指を抜くと、指先に、わずかな着色があった。
やはり、先刻、楓が私の肛門から指を抜いた時も、同様だったのか。
噴き出すような恥じらいをごまかすように、指先でもう一度楓の肛孔を探り当て、ホースの先端を肛孔に潜らせ、ゆっくり圧し込んで行く。
「ああ、ホ、ホースッ、か、感じるわ。も、もっと、お、奥までよ」
一瞬突き当たる手応えがあり、力を抜くと、楓が尻肉を突き出しながら熱く喘ぐ。
指や勃起を肛門に挿入しても快感を得るのだろうから、ホースを挿入しても快感を覚えるのは当然だろう。
軽く力を籠め直すと再びホースが潜り込む。
一体どれ程挿るのだろう。
恐らく30センチ以上は挿っただろう。
「い、良いわ。お、お湯を出して」
楓を抱いたまま手を伸ばしてカランを捻る。
「ああっ、すごいっ、い、一杯っ」
楓が一層強く私に抱き付いた。
「ああっ、ねえ、お、おま○こっ、指でしてっ」
愛液塗れの楓の女陰の襞を割り、膣孔に指を二本挿入する。
生まれて初めて指を挿入した自分自身以外の膣孔。
生まれて初めて指先で感じる私以外の膣粘膜。
私より華奢だからだろうか、楓の女性器は私のより少し小振りで膣孔も狭く感じた。
私の指をきつく締め付けて妖しく蠢き、私の掌にまで熱い愛液を滴らせていた。
「良いのっ、あ、亜由美さんっ。わ、私のっ、お、おま○こっ、めちゃくちゃにしてっ」
この私が、アイドルか女優でも滅多に視られない程、上品で清楚な美少女に浣腸を施し、女陰に指を挿入してしゃくり立てている。
かつて経験した事のない異常な行為に、生まれて初めて激しい暴力衝動が起こった。
先刻、楓にされた記憶を辿りながら、楓のクリトリスの裏側の膣粘膜の膨らみを探り当て、擦り立てる。
「い、いやっ、そ、そこはっ。ああ、か、楓っ、そ、それされるとっ、だ、だめになるのっ、く、狂っちゃうのっ」
このまま愛撫し続けたら、楓が、先刻の私のように、夥しい愛液を噴き出し、美しい裸身を激しく痙攣させて狂ったように悶え、エクスタシーの極限を味わってくれるのか。
楓にもそうなって欲しい。
私の愛撫で、楓を狂わせたい。
楓が私を何度もエクスタシーの絶頂に追い込んだように、私は楓の肛孔で咥え込んだホースを支えたまま、楓の膣粘膜を激しくしゃくり上げた。
楓の裸身が一気に痙攣を起こし、膝が崩れ落ちそうになる。
私は、楓をきつく抱き締め、尚も愛撫を続けた。
楓の膣粘膜が収縮弛緩を繰り返し、指をしゃくる度に空気が抜けるような奇妙な音が鳴り、粘り気のある愛液の濁音が、一気に水音に変わった。
楓が私に両腕できつくしがみ付いた。
「い、いやーっ、イ、イクイクイクーッ」
楓がしなやかな裸身を激しく痙攣させ、あっという間にエクスタシーの絶頂を極めた。
尿孔から夥しい愛液が噴き出して私の掌に飛沫く。
「い、いやーっ、で、出るーっ。み、視ないでーっ」
楓が叫んだ瞬間、ホースを支えるために肛孔に充てがっていた私の指を弾き飛ばすような勢いで排泄液が噴き出した。
私は尚も楓の膣粘膜をしゃくり上げ続けた。
楓の肛孔から噴き出す排泄液に混じって排泄物が弾け出る。
「ああっ、お、おしっこもっ、で、出ちゃう。イ、イクッ、イクイクイクーッ」
エクスタシーの絶頂を極める時に噴出する夥しい愛液とは違う勢いの尿液が、また私の掌で飛沫く。
「いやーっ、み、視ないでーっ、で、出ちゃうっ。イ、イクイクイクーッ」
私の指を咥えて蠢く楓の膣孔が洞を拡げた。
私は一層激しく指をしゃくり立てた。
「す、すごいっ。い、良いーっ。またっ、イ、イクイクイクーッ」
楓が膝を折ってその場に崩れ落ちた。
私の指が膣粘膜から抜け出た。
私はしゃがみ込んで、尚も楓の脚を抱えて拡げ、再び膣粘膜をしゃくり上げ続けた。
ホースを咥え込んだ肛孔からは延々と固形物を含んだ排泄液が噴き出している。
「だ、だめーっ、し、死んじゃうっ。も、もうっ、や、止めてっ」
楓が自分で肛門のホースを抜き出した。
生まれて初めて他人に浣腸を施した。
生まれて初めて他人の排泄を目の当たりにした。
生まれて初めて他人の女性にエクスタシーを貪らせた。
私は、生まれて初めて覚えた加虐的な暴力衝動に支配されたままであった。
私は洞を開いたまま透明に変わった排泄液を噴き出し続ける楓の肛孔からホースを抜き取り、二本の指を根元まで挿入して、今度は肛門粘膜をしゃくり上げた。
「す、すごいっ。お尻の中っ、良いーっ。イ、イクわっ、イ、イクイクイクーッ」
楓が大きく宙に浮かせた尻肉を激しく振り立て、肛門粘膜でもエクスタシーの絶頂を極めた。
私は時折排泄液を噴き出しながら私の指を咥え込んだ肛孔を視詰めながら、尚も肛門粘膜を激しくしゃくり上げ続けた。
「あ、亜由美さんっ。お、お尻っ、もっとっ、め、めちゃくちゃにしてっ。お、お尻っ、こ、壊してっ。す、すごいっ。イ、イクーッ、イクイクイクーッ」
楓が裸身を激しく痙攣させ、呼吸が止まるかのように喘いで、エクスタシーの叫びを何度も上げ、挙句には失神状態になったように、床に崩れ落ちた。
私が、お尻が壊れても良い、壊れる程めちゃくちゃにして欲しいと感じたように、楓もそれを言葉にして求めた。
楓も、私が感じた様に、肛門でエクスタシーを極める際には、肛門を壊されても良いという程、強烈な被虐衝動に駆られるのだ。
楓の肛門は勿論、私の肛門もこれ程までに強烈な快感をもたらせる事を初めて知った。
ここに来て未だ3時間程しか経っていない。
それなのに、私は、自分自身の過去のセックス体験が風化してしまっているのを、私の指を咥えて収縮弛緩を繰り返している楓の肛孔を視詰めながら感じていた。
心が大きく拡がり、眩い光を浴びている気がした。
異常な暴力衝動から覚めた私は、先刻楓にして貰ったように、床に倒れてぐったりとしている楓の排泄物をシャワーで流し、楓の美しい裸身と床を清める。
意識を取り戻した楓と抱き合って温い湯船に浸かり、キスを貪り合う。
ほとんど初対面なのに、一気に身も心も委ねて愛撫し合い、恥態を晒し合ったからか、ただ視詰め合い、キスを貪り合い、抱き合っている沈黙が優しい。
「亜由美さん、好きよ。愛してるわ」
「ああ、私も、楓さん、愛してる」
楓の恥じらいと官能に染まる美貌を眼の前にして、自然に“愛してる”という言葉が脳裏に浮かび、無意識に、躊躇もせずに“愛してる”と言う言葉が口を衝いて出た。
(続く)
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