近江商人の教え 「三方良し」

こんにちは、店長ナカムラです。

「三方良し」(さんぼうよし・さんぽうよし)っていう言葉を知っていますか?

これは中世から近代にかけて活動した近江国・滋賀県出身のいわゆる近江商人と言われる商売人がビジネスをする上で大事にしていた心構えで、「売り手良し」「買い手良し」「世間良し」の三つの「良し」を指しています。

売り手の都合だけで商いをするのではなく、買い手が心の底から満足し、さらに商いを通じて地域社会の発展や福利の増進に貢献しなければならないという意味になります。

何かの本でぐうぜん知った言葉ですが、なるほどなぁと思いました。

ビジネスの世界でも「Win-Winの関係」という言葉はよく耳にしますが、「三方良し」の思想では自分と相手だけでなくさらに社会への貢献という見方も入っているところが深いなぁと思うわけです。

お客様に喜んでもらうのはもちろんですが、それだけではなく社会のためになっているのかという視点が商売をする上で大事な心構えなんですね。

とまあ、口で言うのはカンタンなんですが、ついつい自分中心の考えにかたよってしまいがちなんですよね(汗

これはいい方法だとそのときは思っても、あとから冷静に考えてみるとお客様のためになっていなかったり。。。

なので、お客様からいただく声もすごく貴重だったりします。

うちはネットショップなので対面で話しを聞けるわけではないのですが、たまにお客様からメールで感想を伝えてくれるのですごくありがたいです。

当たり前のことなのに指摘されるまで問題点に気がつかなかったり、配慮が足りていなかったりで反省することもたびたびあります(苦笑

これからも何かあればメールで気軽に教えてもらえると幸いです!

三方よしの精神を大事にしながら明日も仕事をがんばります。

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